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イシカワヒロユキダンススタジオ・blog
プロのレベル。。。


一言で「プロ」と言っても色々あります。

まず教える事を専門にしているプロ(レッスンプロ)
競技会を主体とするプロ(レッスンもします)
みなさん「プロ」=「上手い」と思っていませんか?

必ずしもそうとは限りません。

教師資格さえ取ればプロの先生です。(そんなに難しくありません)
上手く踊れなくてもダンスに詳しければ教えられます。

競技会プロにもクラスがあります。

一般的に、N(ノービス)級、D級、C級、B級、A級、ですね。
私が思う各クラスの踊り方を説明します。


技術的にはこれからのクラス、まだ上手いとは言えないですね。



まだ荒々しい感じがします、身体を目一杯使って欲しいですね。



身体もよく動くのですが、無駄な動きも多いです。「質より量」って感じ。


背中を使い、身体につながりが出てきます。「量より質」ですね。



二人の一体感が強く、一人では出来ない動き、表現、タイミングなどが必要です。

競技種目などは団体やそのコンペによっても多少違ってきます。

D級、C級は可能性を見せるクラス、B級、A級は完成度を見せます。
プロの踊りとしてはB級以上は見ごたえがあるでしょう。

(これらは一般論で個人差もかなりあると思います)
目安として、二人の一体感がある、背中が使えている、などは上手い証拠です。

(背中が「動いている」のと「使っている」のは違うぞー)
「使っている」とはつながりを持って動いているという事。

一体感がある、とは空間が見える事、「オーラ」があると言っていいかも。

もしプロの競技会を見る機会があったら、
これらを注意して見てみると面白いですよ。

一概に「プロ」と言ってもレベルはそれぞれです。

またクラスが全てではないので目安程度に思っていて下さい。
A級の人は踊るのは上手いと言っていいと思いますが、
教えるのが上手いかはまた別問題ですのであしからず















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