ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)25日 ヤウム・サブティ(土曜日) |
ああ、「大豆ノススメ」がうまい! なにしろイソフラボンが大豆150粒分である。
日本人の通常の食事では、必要量の半分しか摂れないらしいぞ、イソフラボン。
それは大変だ! でも、不足するとどうなるんだかよくわからない。
よく「日本人には○○が足りない」とか言うけれど、全部真に受けていたら、足りないものだらけで、「ボチボチ死んでしまうのではないか?」と不安になってしまう。
「足りない」と言われても、今まで別に不都合無くやってきたしなあ。
以前、健康マニアの同僚がいた。食べ物の添加物をこまめにチェックし、血圧・体温・睡眠時間などを毎日記録し、足りない栄養が無いようにサプリメントを大量に飲んでいた。
そして、彼は健康ノイローゼになり、体調を崩して入院してしまった。変わった人だ。
そんなことするよりは、アルコールや豚だけに気をつけるほうが気が楽だ。断食中でたぶん栄養はいつもより少ないけど、体調は悪くないし。
あまり「最新の栄養理論や健康理論」によって健康に気を遣いすぎるのも考えものだと思う。
本日のクルアーン音読は第18章:洞窟章の第110節(最後)まで。第16ジュズウに入った。半分は読んだことになる。
残り4日(最終日は読めるかどうかわからないので)で、あと半分は到底読めないだろうなあ…。
さあ、今夜もこれから、明日の仕事の資料作りだ!
鉄分が足りないと検診の度に医者に怒られ、鉄剤を飲み、荒れた胃を胃薬で宥めた日々。
なんとか鉄分を摂取しようと色々工夫してウナギやアサリ、高野豆腐、ホウレンソウ、プルーン、ピーナッツバターをせっせと食べていましたっけ。
サプリメントも結構ですが食品から摂取した方がより望ましいらしいですね。
イスラム圏では食品のタブーがある分、色々と工夫を凝らしていますよね。
ビーフのソーセージとか、ノンアルコールワインとか。
ちなみにユダヤ教だと食品に対する戒律がイスラム教のそれよりももっと厳しいそうですね。
タコやイカ等骨の無い魚は駄目、親と子を同時に食べてはいけないので親子丼や鮭イクラ丼も駄目。
野菜に虫がついていて、迂闊に食べて戒律を冒してはいけないというのでニューヨークのユダヤ教徒のレストランでは虫眼鏡でいちいちチェックしているとか・・・。
長く書き連ねてしまいましたが食に関する話題って面白いです。
イスハークさんの飲み物に着目した発想はさすが!目のつけどころが違いますねーと思いましたデス。
今回のラマダーンでは、改めて「ふだんぜいたくな食生活をおくっているなあ」ということを実感しました。
コンビニも自動販売機も至るところにあふれていて、小銭さえあれば飲食に困ることないんですよねぇ、日本って。
腹が減ればすぐ食べ物が手に入る…。でも、腹が減っても食べ物が手に入らず苦しんでいる人がいる…。
そして、10月はイスラム圏でいろいろな事件があったし、あまりお祭り気分にはなれませんでした。
「自分が食べるのを我慢した分が、回りまわって、誰かのところに行かないかなあ」
なんて考えたり。
ブログではアホなことたくさん書いていますけどね