日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

ラマダーン17日目。寝過ごした…

2005年10月21日 22時37分04秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)17日 ヤウム・ル・ジュムア(金曜日)


 ああ、「青汁+豆乳」がうまい! 何かのプレゼントでもらったDHCの商品だが、意外に相性の良い組み合わせ。甘みがあるし。原材料の方も、今日は大丈夫だ。昨日みたいなことはない。


 サフールを食べた後、二度寝したら寝過ごした。


 8時半に起きる予定が11時半!!


 アラームも鳴っていたはずなのに…。最近疲れがだいぶ溜まっているのは感じているけど、寝過ごしすぎ。いくら休みとはいえ。それにモスクに行けなかった。


 相変わらず肩と目は痛い。


 起きてからは、礼拝の時間以外はだいたいクルアーン音読をしつつ、休憩時間にパソコン


 本当は一日中ずっとクルアーンの音読をするのが良いのだろうけど、まだまだアラビア語の音読に慣れていないので神経が持たない。


 相変わらず、1節ずつ音読しては日本語で意味を確認というやり方なので、時間がかかる。
 正直言うと、ちょっと辛く感じるけど、ところどころアラビア語のままで意味がわかるのがうれしい。
 

 まだ第5ジュズウにはいったばかり。第9ヒズブの4分の3(第4章:婦人章、第36節)までいったところで、このブログを書いている。


 暗記している部分は早く読めるが、そうでない部分はとにかく時間がかかる。アラビア語学習とクルアーン暗記の重要性を痛感している。


 さて、今夜はもう少し頑張って読もう。

ラマダーン16日目。こんなの飲んじまいました。

2005年10月20日 21時12分03秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)16日 ヤウム・ル・ハミースィ(木曜日)


 ああ、アイスミルクティーがうまい! そしてナツメヤシの実を三つ食べ、チョコレートというゴールデンコースへ。


 普段なら、ちょっとしたおやつくらいにしか感じないけど、イフタール(斎戒後の食事)としてはまさにゴールデン! 


 それはそうと、サフール(斎戒前の食事)で、「味噌スープ」なるものを飲んだ(上の写真)。


 パックの横の能書きを見てみると「合わせ味噌に乳製品を加え、ご飯との相性にこだわったスープです」と書いてある。
 原材料から判断すると、「玉ねぎ+ジャガイモ+かぼちゃ」のポタージュに合わせ味噌を入れたもの」らしい。
 しかも、よくみたら「ポークエキス」と書いてある。忍び寄る豚の影だ。知らずに飲んじまった…。


 味は微妙だった。とても濃くて、煮詰まった味噌汁にも似ているような。うまいんだかどうだか判断に苦しむ。私は普通の味噌汁の方がいいです。

 
 名古屋のメーカー「めいらく」が作っているようだが、やはり名古屋では味噌カツ同様、味噌スープもメジャーなのだろうか? どうなのよ、名古屋のアマーニ?

ラマダーン15日目。ああ、肩が痛い。

2005年10月19日 22時27分12秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)15日 ヤウム・ル・アルビアーィ(水曜日)
 ああ、○○○○○がうまい! すっきりした甘みが喉に効くぅ~! やっぱり○○○○○はいいな。○○と○○○の組み合わせが絶妙だ。


 などと伏字にしていると、はでぃじゃさんが「何飲んだのよぉっ!?」とプチストレスが溜まるかもしれないので正解を。
 答えは「ゆずれもん」。なっちゃんのシリーズのひとつ。初めて飲んだけど結構いける。


 ラマダーンも15日目で折り返し地点。体重は5キロ減った。
 それにしても、朝から肩凝りが悪化して首と肩に激痛。痛いねえ。一日中、パソコンに向かっているか、何か読んでいるか書いているかなので、目も過労気味。


 クルアーンの音読(「朗誦」というには罪悪感を感じるレベルなので、今後は「音読」と表記)をしていても、涙が出てきて目がかすむ。


 という言い訳をしつつ、クルアーンの音読は進んでいない。日本語訳の方はひととおり読み終わったというのに、肝心のアラビア語はジュズウの4にたどりついたくらい。
 結構気合い入れたれたつもりだったんだけどなあ。


 ぼちぼち、エジプト大使館のアラビア語教室が懐かしく感じ始めた。なかなか笑えることが多い教室だし。


 ブログの方も「中東ヘロヘロ紀行」の続きを早く書かないと、記憶が薄れてしまう。
 関係ないけど、最近髪の毛も薄れてきている。
 さらに言えば、意識も薄れつつある。ああ眠い…寝ちゃダメだ…ふぁぁぁぁ…

ラマダーン14日目。クルアーンの朗誦が進まず困った。

2005年10月18日 22時34分04秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)14日 ヤウム・スラーサーィ(火曜日)
 ああ、アイスココアがうまい! 実は大のチョコレート好き(ビター派)なので、ココアの甘さが体中に染み渡る。
  
 スマイヤさんのブログ見ていたら、「チョコレート食べた」というコメントのやりとりがあり、とても食べたくなったので、チョコレートも食べた。今日はカカオ漬けである。

 
 さて、ラマダーンの目標のひとつである、「クルアーンひととり朗誦」だが、全然進んでいない。
 実は…恥ずかしながら、第2章:雌牛章が終わるか終わらないかくらいのところ。第3ジュズウにちょっと入ったくらい。
 今晩はこれからも読むつもりなので、もう少し行くかもしれないけど。


 声を出すと思ったより時間がかかる。
 考えてみると、デジタル・クルアーン・ブックやトルコ製のクルアーンテープもすべて聞くと40時間近くかかるもんなあ。

 ましてや日本語の意味を確認しながら、たどたどしいアラビア語で読んでいると時間がかかるのなんの。
 きっとトータルでは100時間以上かかると思う。


 他の目標の「第2章:第50節まで暗記」も第40節前後で苦戦しているし、ちょっとハードルを高くしすぎたかもしれない。

 
 自分の力を顧みず、無謀に手を広げすぎるという性格はムスリムになっても変わっていないようだ。

ラマダーン13日目。15年ぶりに再会した友人たちと。

2005年10月17日 23時34分48秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)13日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日)
 ああ、ウーロン茶がうまい! ちょっと前のギャル言葉で「ウーロン茶」ってあったな。
 「ウザくて(うっとうしくて)、ロン毛(長髪)で、茶髪の男のこと」だとか。
 もう死語になっているのだろうか? 


 コギャルが「マジ。ウッザイ!!」などと言っているのを聞くと、かつてはぶん殴りたくなっていた私も(実際には殴っていません。念のため)、ムスリムになって寛大になった。ならなくてもいいような気もするが。


 さて、ひょんなことから15年ぶりに、二人の友人と飲み会をすることになった。と言っても、私は酒が飲めないので「飲み会」という‎言い方が適切かどうかはわからない。


 二人の友人とは別にもう一人来られていた。四人で飲んだが、酒を飲みながら仕事の話をする三人を見て、「おお、これがジャパニーズスタイルか!」などと思ってしまった。


 考えてみると、かつては自分も同じことをやっていたわけだが、ここ数年、飲みに行くこともなくなっていたため、非常に新鮮に見えた。
 なんというか、第一アイデンティティが「日本人」から「ムスリム」になったような感じだ。
 

 飲み会自体は楽しく、異業種の話を聞いて刺激にもなったので、とても意義あるものだった。
 ただ、「昔はあんなに飲んでいたのに、よく飲まずにいられるね。宗教の力ってすごいね」という感心のされ方には参ったが。そんなに飲んでいたかな、昔?

ラマダーン12日目。クルアーン暗記。

2005年10月16日 21時03分38秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)12日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)
 ああ、トマトジュースがうまい! 食塩も無添加のまさにトマト100%ジュース。子供の頃は嫌いだったのになあ。


 今日もお仕事。10月半ばというのに暑かった。飲み物飲めないのは少々キツかったなあ。


 帰宅後、クルアーンの暗記状況を確認。といっても第2章だけだけど。
 一応第40節まで覚えたけど、ところどころあやふやなところがある。第50節まで暗記という目標をラマダーン期間に「完全に」達成するのは難しそう。


 そうやって第50節まで覚えた頃になると、第98章以降の短い章を忘れてたりするんだよなあ。
 覚えて忘れての繰り返しだね。

ラマダーン11日目。気になるニュース。

2005年10月15日 22時45分39秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)11日 ヤウム・サブティ(土曜日)
 ああ、麦茶がうまい! 今日はすっきりとした飲み物が喉に沁みる。


 日本ムスリム協会の『日亜対訳 注解 聖クルアーン』で意味を確認品がら朗読するのに疲れ、久しぶりに井筒版の『コーラン』(岩波書店)に目を通す。
 やはり、大意を掴むという点では、井筒版の方が読みやすいんだよなあ。

 
 それはそうと、おとといから気になっているニュースがある。とてもいやーな気分の腹立たしいニュース。


 パレスチナ自治政府の主流派ファタハの活動家らが、14歳の少年に自爆テロを強要したというニュース。
 少年が「自分はまだ子供だから」と断ったのに、「応じなければ、殺して『イスラエル軍の協力者だった』と言いふらす」と脅されたという。


 こういうバカ共には本当に腹が立つ。人の命や子供の未来を何だと思っているのか? こんなヤツらをイスラム教徒と思いたくもない。自治政府もこういうヤツらをしっかりと取り締まって欲しい。


 少年はイスラエルに拘束されて助かったらしい。
 自爆を強要したヤツらには、イスラエルを批判する資格は無いだろう。


詳細→14歳に自爆テロ強要? パレスチナ少年が供述


وَ اعْتَصِمُواْ بِحَبِلِ اللهِ جَمِيعًا وَ لاَ تَفَرَّقُوا
وَ اذْكُرُواْ نِعْمَتَ اللهِ عَلَيْكُمْ إِذْ كُنتُمْ أَعْدَآءً
فَأَلَّفَ بَيْنَ قُلُو بِكُمْ فَأَصْبَحْتُم بِنِعْمَتِهِ إِخْوَنًا
وَ كُنتُمْ عَلَىَ شَفَا حُفْرَةٍ مِّنَ النَّارِ فَأَنقَذَ كُم مِّنْهَا
كَذَ لِكَ يُبَيِّنُ اللهُ لَكُمْ ءَايَــَــتِهِ لَعَلَّكُمْ تَهْتَدُونَ

ワ・アタシムー・ビハブリ・ッラーヒ・ジャミーアン・ワ・ラー・タファッラクー・

ワ・イズ・クルー・ニアマタ・ッラーヒ・アライクム・イズ・クントゥム・アアダーアン・

ファアッラファ・バイナ・クルービクム・ファアスバフトゥム・ビニアマティヒ・イフワーナン・

ワ・クントゥム・アラー・シャファー・フフラティン・ミナ・ンナーリ・ファアンカザクム・ミンハー・

カザーリカ・ユバイーヌ・ッラーフ・ラクム・アーヤーティヒ・ラアッラクム・タフタドゥーン


あなたがたはアッラーの絆に皆でしっかりとすがり、分裂してはならない。‎
そしてあなたがたに対するアッラーの恩恵を心に銘じなさい。‎
初めあなたがたが(互いに)敵であった時
かれはあなたがなの心を(愛情で)結びつけ、その御恵みによりあなたがたは兄弟となったのである。‎
あなたがたが火獄の穴のほとりにいたのを、かれがそこから救い出されたのである。‎
このようにアッラーは、あなたがたのために印を明示される。きっとあなたがたは正しく導かれるであろう。‎
(聖クルアーン 第3章:イムラーン家章 第103節)
 

ラマダーン10日目。ようやくモスクへ。

2005年10月14日 22時56分02秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)10日 ヤウム・ル・ジュムア(金曜日)
ナツメヤシの実とハラールのカップ麺(インドネシア製)
 ああ、アセロラジュースがうまい! 


 ラマダーンも10日目になってようやくモスクに行くことが出来た。今日は東京ジャーミイ
 行くのに時間はかかるものの、ムスリムとしての自分の原点となるモスクなので、やはりラマダーン最初の集団礼拝は東京ジャーミイで参加したい。
 

 やや遅れてしまって、イマーム・フセインのフトゥバの最中に到着。
 礼拝後は、ジャーミイの外の路上ハラールフードショップ(?)でナツメヤシとカップ麺を買ってきた(上の写真)。


 ナツメヤシは、エジプトの友人が送ってくれた、「種の替わりにアーモンドを入れちゃった乾燥ナツメヤシ」(勝手に命名)があるが、今日は「ぬちゃ」とした食感のナツメヤシを食べたい気分だったのである。
 実際、イフタール(斎戒後の食事)として食べたらうまかった。


 クルアーンの朗誦は、ここに書くのが憚られるくらい遅れている。自分のアラビア語力では、まだまだスムーズに読むのは難しい。
 小学1年生がたどたどしく本を朗読しているような感じかな?
 「クルアーンを一通り朗誦する」という目標が達成できるかどうかはわからないけど、まだ20日ある。行けるところまで行こう。

ラマダーン9日目。やっぱりアラビア語は面白い。

2005年10月13日 23時30分57秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)9日 ヤウム・ル・ハミースィ(木曜日)

 ああ、レモンジュースがうまい! レモン、ラモン…レイザーラモンHG。ジュース飲みながら突然思い浮かんでしまった。もうすぐプロレスデビュー(11月3日)だな。狂言師の和泉元彌も同日にプロレスデビューだし。あまりのノーテンキさに、「日本は平和だなあ」と妙に実感してしまう。

 
 昼間、左の内腿がピクピクと痙攣した。どうやらマグネシウムが不足しているようだ。昔よく減量をしていた頃にも見られた現象だから特に心配は無いだろう。
 相変わらず口内炎ができているが、それ以外は好調。体も軽いし、肌つやもいい。


 アラビア語は順調。語根から辞書を引くのが楽しい。ちょっとした推理が頭の刺激になるし、改めてアラビア語の構造の不思議さを実感できる。ときどき語根がわからずに迷うこともあるけど。
 日本人は、初めて見る単語でも漢字で書いてあればなんとなく意味がつかめる(人が多いと思う)。
 それと同様に、アラブ人にとっては、初めて見る単語でも語根と語の構成から、なんとなく意味がつかめるのだろうか?


 楽しいアラビア語だけど納得いかないこともある。例えば、





اِمْرَأَةٌ  〔イムラア〕(女性)




の複数形が、なぜ




نِسَاءٌ   〔ニサーウ〕 と نِسْوَةٌ   〔ニスワ〕





なのか?

全然、原型をとどめていないじゃないか。それになぜ複数形が二つもあるのか?
それに、定冠詞が付くと、




اَلْمَرْأَةُ  〔アル・マルア〕(女性)




になるというのも謎だ。
でも、この謎な部分を楽しむことこそ、アラビア語学習上達のコツのひとつかもしれない。ちょっとだけそんな風に思った。

ラマダーン8日目。ヘシャム&アマーニからの電話。

2005年10月12日 22時40分59秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)8日 ヤウム・ル・アルビアーィ(水曜日)

 ああ、リンゴジュースがうまい! アップルジュースでなく、日本産リンゴジュースというのがポイント。ちょっと濁っていて、ほんのりドロっとした感じがグッド。


 今日は、昼間野外で1時間ほどの肉体労働があったので、いつもよりキツかった。たいした労働ではないけど、飲まず食わずで午後からというのは厳しい。


 今日もエジプト大使館アラビア語教室は休んだ。自分の設定したラマダーンの目標が遅れて焦り気味。
 買い溜めてあるアラビア語の本たちが「早く読んでおくれ」と催促しているようでもあり、アラビア語の読解力の増強も急務だ。


 夜、ヘシャム&アマーニ夫妻から携帯に電話があった。
 ラマダーンの話などをしたが、相変わらず我が語学力は貧弱である。勉強しているわりにはすぐにアラビア語が出ないし、英語もいい加減。
 電波が悪かったことを考えても、「もう少し何とかならんかね?」という感じだ。英語も勉強し直さないといかんな…。


 新しい生活は苦労も多そうだけど、二人で協力して頑張っている様子が伝わってきて、なんだかとてもうれしかった。
 ようし、明日も頑張るぞ!