自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区2次予選 Window6

2019-03-04 00:05:00 | スポーツ観戦記

2006年以来のW杯出場決定! 自力では21年ぶり!4連敗から8連勝で世界切符獲得!

選手や関係者の皆様にはホント申し訳ないが…Window2で4連敗を喫したときはダメだと思った…。特に2018年2月22日(木)の台湾戦。司令塔・富樫勇樹(千葉)と馬場雄大(A東京)という厳しい状況だったがグループBを勝ち抜けるためには絶対に落とせない試合を落としてしまった。同組の格上オーストラリア、フィリピンを考えると…ほぼ絶望と思えた。

しかしこの4連敗から破竹の8連勝!ありがとう日本代表!すごいよ日本代表!ただただ感動して感謝が尽きない!




2月21日(木)イラン代表●89-97○日本代表 @アザディ体育館

日本の先発は富樫勇樹(千葉ジェッツ)、比江島慎(栃木ブレックス)、田中大貴、竹内譲次(ともにアルバルク東京)、ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)の5人。八村塁(ゴンザガ大学)と渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)の2人を欠く中、アウェーでの一戦に挑んだ。

ファジーカスが先取点を挙げた日本は、開始約1分30秒間に2個のオフェンスリバウンドを奪われる展開。それでも比江島と富樫が連続で3ポイントを沈め、第1クォーター開始2分54秒の時点で12-7とリードした。竹内譲のフリースロー2本が決まったあと、3ポイント、バスケットカウントを許して4点差。高さで劣る中、田中の速攻、比江島のタフショットなどでリードを保つ。馬場雄大(A東京)や篠山竜青(川崎)といったベンチメンバーもコートに立つと、比江島が残り1分36秒にこの日12得点目となる3ポイント。モハマド・ジャムシディのアタックに苦しむが、残り1分間で辻直人(川崎)の3ポイント、篠山のバスケットカウントがあり、35-28と7点差まで広げた。

第2クォーターは田中のジャンプショットでスタートすると、太田敦也(三遠ネオフェニックス)がインサイドで得点。ファウルがかさむ相手に対し、開始3分57秒にファジーカスがジャンプショットを決めると、残り4分29秒に田中の3ポイント、同4分8秒に馬場のダンクが続き、46-35と一気に突き放した。

同3分23秒にはファジーカスがメイサム・ミルゾイの3つ目となるファウルを誘発してバスケットカウント。終盤も2ケタリードを保ち、55-45で試合を折り返した。

第3クォーターはファジーカスを中心に攻めこむが、やはり相手にゴール下を支配され、オフェンスリバウンドから失点を重ねる。決められては決め返す時間が続いたが、残り3分59秒に竹内譲のレイアップで71-59。流れを取り戻し、78-67と11点差にまで広げた。

ミルゾイに先制点を許した最終クォーターは、竹内譲が序盤からレイアップや3ポイント、ブロックの大活躍。開始3分44秒にはファジーカスのレイアップが決まり、この日最大の17点差をつけた。竹内譲の3ポイントが決まった直後から2連続得点を与え89-77。さらに猛攻を受け、試合終了残り1分44秒の時点で91-85と詰め寄られる。しかし、同1分17秒にファジーカスがバスケットカウント、同42秒に比江島がジャンプショット。最後までリードを許さなかった日本が逃げきり、最終スコア97-89で勝利を収めた。


ワールドカップ出場まであと一歩となる貴重な勝利となった!

■試合結果
日本 97-89 イラン
JPN|35|20|23|19|=97
IRI|28|17|22|22|=89




2月24日(日)カタール代表●48-96○日本代表 @アルガラファスポーツクラブ多目的ホール

日本は自国で開催された2006年以来3大会ぶりのワールドカップ(旧世界選手権)出場に向け、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、比江島慎(栃木ブレックス)、田中大貴、竹内譲次(ともにアルバルク東京)、ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)の5人がスターティングファイブに名を連ねた。

試合序盤はやや重い展開となったが、ファジーカスが開始1分53秒にチーム初得点を挙げると、同3分18秒にレイアップ、同4分2秒にバスケットカウント。同4分26秒に竹内譲がブロックを決めると、その後の速攻で田中がドライブからレイアップを沈めて4点をリードした。直後には田中とのコンビで竹内譲がワンハンドダンク。

終盤は相手のディフェンスに苦しんだものの、辻直人(川崎)のアシストで竹内譲が3ポイントを沈めた。

15-8で始まった第2クォーターは、馬場雄大(A東京)のジャンプショット、辻と富樫の3ポイントで8点を連取。その後も辻と富樫がそれぞれ2本の長距離砲を決めるなど、残り4分20秒の時点で35-17と点差を広げた。

中盤以降も比江島を中心に攻めこみ、42-35でハーフタイムに突入した。

第3クォーターは開始25秒に張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、同1分4秒に比江島が3ポイント。張本が好ディフェンスを見せたり、田中が相手のアンスポーツマンライクファウルを誘発したりし、残り4分41秒の時点で点差を27点まで拡大した。終盤もトランジションを仕掛けると、同3分に篠山竜青(川崎)がブザービーター3ポイント。太田敦也(三遠ネオフェニックス)の負傷交代という不測の事態も起こったが、竹内公輔(栃木)がつなぎ、64-34と大きくリードした。

第4クォーターは竹内公が先取点を記録し、開始1分36秒に馬場がレイアップ。篠山がルーズボールで気迫を見せると、同2分14秒に竹内公が自身4得点目となるレイアップを決めた。さらに辻が同3分7秒にこの日4本目の3ポイントを決め、同3分49秒にファジーカスの得点をお膳立て。40点差がついた残り4分17秒にはベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)が予選初出場を果たし、以降も危なげない試合運びを見せ、最終スコア96-48で勝利を収めた。

なお、予選を勝ち抜いた上での自力出場は21年ぶりとなる。

■試合結果
日本 96-48 カタール
JPN|15|27|22|32|=96
QAT|8|17|9|14|=48


オレが仕事で関わった2006年以来のワールドカップ(当時は世界選手権)出場…。感慨深いものがある。2006年は開催国枠での出場。なので現場で見てても申し訳ないが当時の日本代表が世界選手権に出場できるような実力は備わっていなかったように思えた。しかし、今回は違う!正真正銘実力で勝ち取ったワールドカップだ!

2006年は日本代表の惨敗、そして大会運営自体の失敗(これは広報という形で関わったオレにも多少なりとも責任はある)もありネガティブなイメージが強いが…今年のワールドカップはどこまでB.LEAGUE発足により日本代表の実力がどこまで世界に近づいたのかを可視化でき楽しみしかない。

ありがとう、そしてガンバレ、日本代表!!!


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