自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

FIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選 Window2 グループB 日本代表戦

2018-03-01 00:05:00 | スポーツ観戦記
2019年に中国で開催されるワールドカップ出場をかけ日本代表はグループBに入り、台湾、オーストラリア、フィリピンと対戦。グループの上位3チームが今年9月から行われる2次予選に進出し、開催国の中国を除く上位7チームがワールドカップへの出場権を得ることができる。3大会ぶりの本戦出場なるか?(前回出場は2006年自国開催のため予選免除、自力出場となれば5大会前の1998年ギリシャ大会以来)

2017年11月24日(金)駒沢体育館にて開催されたホームの対フィリピン戦は71対77と惜敗。続く2017年11月27日(月)敵地アデレードで開催された対オーストラリア戦は58対82と惨敗…となり連敗スタート。

予選が再開されたWindow2では司令塔・富樫勇樹(千葉)と馬場雄大(A東京)をケガで欠く中、2018年2月22日(木) 横浜国際プールにて対台湾戦が開催されたが、残念ながら69対70と惜敗…。これで勝ちなしの3連敗となってしまった。



#3 辻直人(川崎)


2018年2月25日(日)FIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選Window2 グループB フィリピン×日本

そして、3日後の時戦は敵地マニラにてフィリピンと再び対戦。このフィリピン戦はBSフジで放送されたので自宅でじっくり観戦できた。

結果は84対89で先日に引き続き惜敗…。(写真はアルバルク東京所属の#24 田中大貴)

試合は、開始早々に篠山がドライブで切りこみ先制点を奪取。すぐさまアンドレイ・ブラッチに返されたが、開始1分7秒からブラウンの3ポイントとダンク、田中のレイアップなどが決まり先行する。すると、比江島、篠山も続いて開始約5分間で20-7と大きくリードを得る。しかし、その後は流れが一変。残り4分8秒から連続9失点を喫すると、同23秒にオフェンスリバウンドから得点を与え、22-21と一気に点差を詰められ第1クォーターを終えた。

続く第2クォーターは、いきなり3ポイントを決められリードを奪われると、相手の攻撃を止められず点差を10点に広げられる。日本は開始3分16秒に辻のフリースローでようやく初得点を記録するも、そこからガブリエル・ノーウッドに2本の3ポイントを許し、残り4分58秒時点で26-41。それでも、直後に比江島の3ポイントが決まると、比江島とブラウンを起点に攻め立て、同20秒で2点差まで追いあげる。しかし、終了間際に3ポイントを許してしまい41-45で試合を折り返した。

第3クォーターも相手の3ポイントからスタートしたが、篠山が同じく3ポイントで応戦。日本は竹内、田中の得点でついていくも、リバウンドを支配され徐々に離されてしまう。51-64で迎えた残り1分57秒から比江島の3ポイント、宇都直輝(富山グラウジーズ)のフリースローで1ケタ点差に戻したが、ジェイソン・カストロに連続3ポイントを許し、11点ビハインドで第4クォーターへ。

追いつきたい日本は、最終クォーター開始2分50秒に比江島の3ポイントで68-77とする。その後も辻の3ポイント、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)のブロックショットなどで食らいつくも、10点前後の点差を縮まられまいまま試合は終盤へ突入する。しかし、12点ビハインドで迎えた試合終了3分11秒に辻が3本のフリースローを沈めると、同1分23秒からブラウンの3ポイント、田中の速攻が決まり、同1分時点で82-86まで詰め寄る。さらには、ブラウンのスティールから再び田中が決めて2点差。しかし、同12秒にカストロに得点を奪われると、最後はブラッチにフリースローを決められ、最終スコア84-89で試合終了。終盤に怒とうの追いあげを見せた日本だったが、あと一歩及ばす同予選4連敗となった。


非常にいい試合だったが、結果は残念だった。2016年にB.LEAGUEが創立され、今回は否が応でもワールドカップ出場への期待が膨らんだが現状ではオーストラリア、フィリピンの2次予選進出が確定、残り一枠を台湾と争う形になるがホームでの直接対決で配線、後塵を拝している現状を鑑みれば非常に厳しい。しかし、考えてみればサッカー代表も今ではワールドカップ出場の常連となっているが、1993年にJリーグが創立されて、すぐにワールドカップに進出できたわけではない。1997年11月17日の「ジョホールバルの歓喜」にて1998年フランスワールドカップの出場を確定させた。実に4年の歳月を要した。バスケットボール日本代表もB.LEAGUE効果が発揮されるようになるにはもう少し時間が必要なのかもしれない。


さて、思い起こせば…中学生の時に読みふけった漫画「SLAM DUNK」と大学時代遊びでやったスリーオンスリーぐらいしかバスケットボールに接点がなかった自分がバンクーバー在住時に地元・グリズリーズに魅了され頻繁にGMプレイスに足を運んでいたものの、熱中し始めた頃にグリズリーズはメンフィスに移転してしまってからはバスケに興味を失ってしまった…。

しかし、帰国してから就いた職場で再びバスケットボールとの接点ができた。当時、私はPR関連の仕事に付いていた関係で開幕を控えた「2006年バスケットボール世界選手権」と発足したばかりの「bjリーグ」と関わることができたのだ。

「2006年バスケットボール世界選手権」日本代表

自分もPRに関わっていたので多少なりとも責任はあるが「2006年バスケットボール世界選手権」は大会運営は13億円もの大赤字。日本協会はこの赤字を都道府県協会に負担させようと画策したり、発足したばかりのbjリーグに対し、選手との接触をタブーとするなど、徹底した排他的行為を繰返し、JBL自体のイメージダウンが決定的となる。再び接点を持ったバスケットボールだったが、上記の経緯から日本協会参加のJBLより「bjリーグ」派になっていった。

当時は東京在住だったので有明コロシアムをホームアリーナとしていた「東京アパッチ」の試合を頻繁に観戦していた。

が、2009-10シーズンから諸事情からホームアリーナが国立代々木競技場第二体育館に変更となったが使用料の関係で週末ではなく平日のみの試合開催となり足が運べなくなり、翌2010-11シーズンをもって球団は消滅…。また、バスケットボールへの興味が途絶えた…。

※現在は引越し先の千葉県で千葉ジェッツに出会え、またバスケットボールへの愛着がわいてきた。地元愛と言えば聞こえがいいが実態はただのミーハーだけどね(笑)

グリズリーズが去ったあと、バスケットボールへの興味を再び湧き起こしてくれたのが3大会前のワールドカップ(当時は世界選手権)の「2006年バスケットボール世界選手権」だったなぁ~と感傷に浸りながら観戦した今回のFIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選 フィリピン×日本戦だった。


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