“色の話いろいろ”

色には意味があり、使い方次第で印象が良くなります。
「イマイチ」が「素敵」に変わります。

お出かけ秋色コーディネート

2007-10-03 | 色の話
今年の秋はなかなか来なくて、9月に入っても30度以上の日が続きましたね。
ようやく涼しくなって、秋を感じるようになりました。

秋色と言えば、紅葉。優雅な平安貴族は「紅紅葉(クレナイモミジ)」「捩り紅葉(モジリモミジ)」と呼び名を付けて、かさねの色目を楽しんでいたんですよ。

近頃では流行色はあまり気にされなくなり、季節を問わず全国的に黒のコーディネートが多いですが、秋の色は四季の中でも特におしゃれです。
ワインレッドや濃い紫(葡萄色(ブドウイロ))を試してみてください。人気の黒と合わせてもgood。
(パソコンにより違う色に見えることがあります)

追記
葡萄色(ブトウイロ)は現在の色名で、かさねの色目を楽しんだ平安貴族の時代に葡萄色(エビイロ)という色名があります。どのような色であったという確定はできませんが、禁色の紫に対して聴しの色とされていたので、くすんだ紫色だったようです。

日本の伝統色に興味のある人はアメニティカラープロジェクトのHPをご覧ください。
⇒ http://www.ac-pro.com


最新の画像もっと見る