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Pump up the Volume

カッコ悪いってことは、なんてカッコ良いんだろう。

開催早いぞ、三浦遠泳大会。

2016-07-16 08:47:49 | 遠泳
7月10日(日)は第33回三浦遠泳大会でした。

昨年は台風の影響で大会が中止となってしまったため、2年ぶりの開催です。僕は去年はこの大会にしかエントリーしていなかったものだから、レース参加自体が2年ぶり。うーん、ワクワクします。

ただ、とても気になる変更がありました。開催時期の大幅な見直し。例年8月のほぼ下旬(19日~26日の間)に開催されていたこの大会が、何と今年は7月10日に開催されるのです。三浦海岸の海開きは7月6日(水)でしたから、海開き後の最初の日曜日ってこと。

これは色々と影響があります。

うちのチームは元々地元の公共プールで泳いでいたメンバーで、三浦遠泳大会に参加しようってことで集まったのがきっかけです。どうせ大会に出るならってことで、大会前から海に足を運んで練習するようになり、地元のメンバー以外もその練習会に集まってきてくれて今のような形になりました。

チーム名も代表者も決めてはいるけれど、正式な名簿も、会の決まりごとなどもほとんどないチームです。

8月下旬の三浦遠泳大会を目指して、7月上旬から毎週末三浦海岸に集まって練習する。それがもう何年も続けてきた海練で、三浦大会参加は夏の海練の大きな目標であり、僕の夏の過ごし方の大きな軸だったわけです。

今年は大会時期が大きく早まったことで海水温が低いことや海での練習不足になることも予想され、仲間でもエントリーしなかったメンバーが何人も出ました。大会全体で見ても、今年の参加者は430名と定員900名の半分にも満たない。まあいつも定員には達していませんが、それでも概ね半減といった感じです。寂しいね。

ただ、当日は大変良い天気に恵まれました。

前日は雨も降り波も高く茅ヶ崎では5kmのレースが500mに短縮されての開催となったとか。先週の葉山も3kmが700mに短縮って聞いててドキドキしたのですが、雨はやみ、日差しもしっかりと出て海水温も先週より上昇。主催者発表では海水温23度と悪くないコンディションです。

アップで泳いでみたときも、気持ちよく泳げました。海水温は上の方だけ少しぬるい部分があったり、逆に下の方は大変冷たかったり。それが混ざりあっているところもたくさんあって、変な感じはするかもしれないけど、おおむね泳ぎやすい。波もおさまっています。

エントリーはしなかったものの応援に来てくれたメンバーも何人もいて、この海況であれば十分泳げたはずで、やっぱりエントリーすれば良かったと少し悔しがっていました(笑)。まあでも雨どころか曇りでもかなり寒かったはずなので、今回は特別ツイていた方です。仕方なかったかもよん。

そんな中、大会は無事開幕しました。

僕の出る40代の部は2ndウェーブのスタートで10時10分からです。30代までが10時ちょうどにスタートし、次いで自分の番。やっぱりエントリー少ないなぁ。この枠は40代男性のみなのだけど、一昨年のエントリーが219人だったのが今年は106人です。何だかずいぶん空いている。

スタートのピストルが鳴らず1分遅れの再スタートになるハプニングはあったものの、無事、海へと一斉に泳ぎ出しました。

スタート前2列目にいたのですが、今回は空いていたためか僕はほとんどスタートバトルはありませんでした。前にスペースがあったので、最初が肝心とばかりに腕をぶん回して先行。今回は150mくらいまではトップだったんじゃない?

でもそこで限界です。無茶なペースで当然息切れしてきて、後ろからグングン抜かれていきます。まあこれは想定どおり。4km泳ぎ切るためには自分のペースを守ることが大切です。最初に自分からペース崩してどーする(笑)。

で、その後は4km、ほぼほぼ自分のペースで泳ぎました。

ここ何年かゴーグルトラブルが多かったのだけどこの日は快調。前日Amazonで見かけてお急ぎ便で購入して届いたSWANSのオープンウォーター用のゴーグルが、見た目よりも良くフィットしてくれたようです。

いつもの2ビートですがキックも前半から打てていて、途中少し攣っちゃいそうな感触があったのですが、だましだましで泳ぎ続けられました。

泳ぎがほっておくて右に流れやすいもので、コース取りは常に外側。おかげで折り返しブイ付近以外ではほとんど他の泳者も見かけません。ずっとマイペースで3.5㎞の最終折り返しブイまで到着。何だかあっという間だったなぁ。追いつき・追い越しもあまりなく、ちと物足りない。

と、このあたりからチラホラ黄色キャップを発見。10分前スタートの後方グループかしらん。ゴール目印の緑のタワラブイはまだ見えず、浜辺のゴールゲートも遠い。でもせっかくなのでギアをトップに入れちゃいます。

ガンガンいこうぜ~と少しピッチを上げた時、後ろから物凄いスピードでピンクキャップの男性に抜かれました。10分後スタートの組だけど、その差を縮めて抜かれたってことです。ピンクって50代以上男性だぜ。これが速いのなんの。

食らいついていこうと頑張りましたが、あっという間に引き離され見えなくなってしまいました。いや凄かったね。あとで聞いたら何と70歳オーバーだって。でも泳ぎは全然歳を感じさせないパワフルさで、ヘッドアップクロールではしっかり上半身も水面から出ていました。驚きました。いつまでもあんな風に海で泳げたらいいね。

気を取り直してマイペースでゴールまで。緑のタワラブイがなかなか見つかりません。というか、近付いてようやく分かったけどブイが1個しかない。もう1個は砂浜に置かれたままです。海上でブイとブイの間を通るはずだったじゃん。

何でかなぁと思いつつタワラブイをターン。後ろからの波に乗ることを意識しつつ砂浜まで水車ストローク。でもあまり乗れなかったな。少し押してもらった程度。指先が砂底に触れて立つ。周りの選手は前に一人、後ろにも一人。

当然走ります。あー、足にきてる。ふらふら。でもそれは皆一緒です。どうにか前の選手に追い越してゴール。体力出し尽くした感じの達成感。気持ちいい~。

2年ぶりの遠泳大会も、楽しく泳ぎ切ることが出来ました。

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第33回三浦遠泳大会
タイム:1時間12分42秒
順位:40代男子106人中31位

大会前に体調不良でサボっちゃった一昨年よりタイムは20秒ほど短縮。順位は年代別41位から、少し上がりました。でも参加人数比では、上位2割から3割にダウンって感じかな。

練習不足は当然。次はもっと練習を積んでから参加したいなぁ。開催時期を元に戻してくれないかしらん。前段書いたとおり、8月後半の目標が無くなっちゃって、僕らの海練存続に関わる問題だもの。もっとも、湘南10㎞やハワイ、御宿など別の大会参加を決めたメンバーはいるので、来週以降も続ける予定です、少なくとも今夏の海練は。


GPSログ(1周目青、2周目緑)
0.5折返し 09分40秒
1.5折返し 17分02秒
2.5折返し 19分08秒
3.5折返し 17分19秒
4.0ゴール 09分34秒

ちょっとワイキキまで。

2014-11-01 09:41:24 | 遠泳
大分時間が経ってしまいましたが、2か月前、ワイキキラフウォータースイム2014に参加してきました。

昨年、初めて家族旅行でハワイに行ったのですが、元々そのきっかけになったのが去年のこの大会に誘われたことです。結局昨年は大会には出場せず。でもちゃっかり家族旅行での初ハワイとなったのでした。

で、今年こそは時期を調整してのワイキキラフウォータースイム。準備万端と言いたいところですが、8月はプール熱&咽頭炎で、僕自身も家庭内もメタメタ。去年と違い、向こうでのプランもほとんど詰められず、行き当たりバッタリのハワイ旅行となりました。

それでも充分楽しんできましたので、その大会の備忘録がてら。

大会前日のこと。

エントリーに利用させてもらったスポナビハワイ主催のコース攻略講習会に参加。スタート地点のサンスーシービーチに集合し、浜からコースの説明を聞いて実際に沖合数百メートルまで泳いで確認しました。

昨年の家族旅行でも早朝スイムで何度も海は泳いだので、うねりの大きい波は経験済み。でも数百メートル沖合まで泳ぐのは初めてで、海泳いでる感が良かったです。最初のターンブイ辺りまで行きましたが、ゴール方向を立ち泳ぎで見るととても分かりやすいコース。

ツインタワー目指せばいいってことで、これは迷いようもなさそう。

浜に戻ってからはゴール付近のコース取りのアドバイスも頂きました。ターンブイ以降、ヒルトンハワイアンビレッジのビーチを目指すのですが、真っ直ぐ向かうと離岸流があって中々進みづらいとのこと。

ビーチから出る観光船用に標識が、東側オレンジ2本、西側グリーン2本あるそうで、そのどちらか外側を通った方がいいそうです。コース取り的には西側の方が大回りになり長くなるのですが、波に乗ってぐっと進めるためオススメはグリーン外側と。

よし、そのコース取りいただきます。

講習会後は家族と合流しプール遊び。大会に備え栄養取らなくちゃっと、遅めの昼食で肉食べました。

大会当日。

早めに起きてザ・バス利用でスタート地点まで。前日以上に寒い車内で更に驚きですが上着準備でノープロブレム。でも、お仲間らしい大会参加らしいロコは水着にTシャツ短パン着ただけっぽい軽装(笑)。手にはスーパーのビニール袋だけです。

クヒオビーチ辺りで車内からも海の様子が見えるようになります。沖に黄色いブイが並んでいるのを視認。あそこずっと泳げるのね。楽しみ~。

スタートの受付風景は三浦遠泳大会等とあまり変わりませんでした。でもボディ・ナンバリングは随分念入りだったなぁ。両上腕と両足にマジックで番号記入。さらに両ふくらはぎにはスタート順のウェーブグループ。僕は「B」書かれました。キャップはピンク。

Aウェーブの緑キャップスタートが近づき、放送も盛り上がります。1ウェーブあたり150~200人ほどがスタートで、Eウェーブまで。

昨年参加した仲間からトイレが遠くて苦労すると聞いていました。でも、ビーチのすぐ隣りの閉鎖された海水プールの建物にトイレがあります。大丈夫そう。が、行ってみてビックリ。東側男性トイレは閉鎖中。西側まで歩くも、こちらも個室が全て故障状態。マジか~。確かに男性は苦労していました。

気を取り直してスタート。Aウェーブを見送った5分後にはもうスタートですから結構早いです。

号砲でピンクキャップも一斉にスタート。スタート時右端の方に位置取っていたのですが、いつものように飛び出すとあっという間に集団に埋もれる。もっとも、波が高いこともあり、最初の目標のブイまでも結構遠いのでバラけるのは早いです。

それでも、やはり接触はあります。ブイまではそこそこ順調に進めていたのですが、ブイ沿いのターンで人が集中する際、ゴーグルに一撃くらって左目に浸水。やられた。さらにじわじわと右目にも水が入ってきます。

ここからずっとワイキキビーチ沿いにゴール近くまでは一直線。コースは単純で分かりやすいけど、視界無しではさすがにお話しになりません。

立ち泳ぎでゴーグル直して、気を取り直して再スタート。ところがすぐにまた左目に水が入ってきます。いやーん。直してはまた浸水を繰り返すこと3回。諦めて片目で行くことに決めました。後で見たらゴーグルのレンズがパッキンから剥がれてたのです。まいりました。

ワイキキビーチに並行して、とは言っても結構沖合を泳ぐのでイマイチ距離感はつかめません。三浦だと海岸の建物見てれば自分の位置はすぐ分かるのだけどな。ワイキキビーチの建物がそもそも見慣れていないもの(笑)。

結局ゴール方向の遠いツインタワーを目印にひたすら泳ぐ。

そう言えば中盤ウミガメにはしっかりと会えました。前方、左の海の底からゆっくり泳いでくるのを発見。ちょうどスピードと方向的に、自分の目の前を通過しそう! 少し頑張ってストロークの際に手を伸ばしたら通過する背中の甲羅にしっかりタッチできましたよ。これは感激。

気を良くして次のブイを目指す。いくつ通過したのかも分からなくなってきて。ビーチを向いてもやっぱり見慣れないホテル群。

うーん。もう半分くらい来たのかな。そう言えば目印になるピンクのホテルが見つからないなぁ、な~んて考えていたら、次のブイが見つかりません。周囲の少ない泳者が次々と進路をビーチ方向に変更していく。

え?

あらためてビーチ方向をよく見てみると、ヒルトンハワイアンビレッジのレインボータワーが見えます。ああ、もうターンだったのね。結局ピンクホテルには気付けないままゴール付近まで来てしまいました。

作戦を思い出し、観光船用のグリーンの標識を探します。……よく見えない。ブイと違ってあまり目立たないのです。視力半分だけですし。なんとなく西側を泳いでビーチに向かう。

後ろからあるハズの波が来たら逃さず乗っかるつもりで泳いでいたのですが、波はあるもののなかなか乗れるほどのイキオイがありません。それよりも戻される流れの方がキツいかも。

コース取り違うのかなぁ? と、目の前にグリーンの標識発見。ぶつかるくらい近付いていました(笑)。コースは違っていない。ただ、大きな波を感じられないのです。必死で回転数上げて泳ぎますが戻されて少しずつしか進んでない感触。

波に乗ってスーっと、なんてゴールではなく、腕をぶん回してようやくビーチに到着した感じでした。上陸してからは砂浜を走ってゴールゲート通過。最後のブイからの直線でかなりバテた~。

でも充実したラフウォータースイムでした。

ゴールで家族に合流。ゲータレード飲んでひと息つくと、早速プールに連れてけと騒ぐ娘。パラダイスプールに行く気満々なのですよ。ああ、海よ、さらば(笑)。

以上、ワイキキラフウォータースイム2014でした。

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Waikiki Rough Water Swim
タイム 1:15:16
順位 M40-44 #16/62


スタートダッシュで飛び出すも。

2014-08-25 22:06:32 | 遠泳
昨日は第31回三浦遠泳大会でした。

海は8月3日以来です。3週間ぶり。予定では10日、17日と2回海練をしたはずが、10日は台風のため海練中止。翌日からは恐らく子どもからの感染で咽頭結膜熱(プール熱)にやられちゃって39度近くの発熱。17日までも完治には至らず、海練不参加でした。

プールも行けず、全然泳いでないよ~。

水着に着替えてアップがてら軽く海に入るも、腕が重い重い。肩が回らない感じです。これはキツい4kmになりそうだと思いつつ、大会のスタートを待ちました。

昨年から僕も40代の部になり、スタートは2ndウェーブの10時10分からです。若者たちが10時ちょうどにスタートするのを見送り、今度はいよいよ自分たちの番。調子悪いと言いつつ、最前列に位置取ってしまうのはもはや病気かしらん(笑)。

10分前、5分前、3分前の合図を聞いて、最後に1分前の放送。と、今年もまたいきなりスタートのピストルが鳴りました。カウントダウン無しなのね~? 1分前からピストルまで、何だかかなり短かったぞ。

周囲でも出遅れる人多数。そんな中、我ながら抜群のスタートダッシュが出来ました。写真とかは残ってないのですが、おそらく波打ち際まではトップ。いや、腰深あたりまではトップだったと思う。すご~い。こんなの初めて。

でも、その後は、ダメダメでした。

最初の波に軽く潜るつもりで突っ込んだら、見事にゴーグルがズレる。うーん、失敗。まだ立てる水深で、慌てて立ってゴーグルを直します。後ろからはまだ押されてはいない。

しかし、慌てて直した際ゴーグルの縁が捲れてしまっていて、その後チョロチョロと水が入ってきます。いや~ん。しみる~。もう一度直していると、ついに後ろの集団に追いつかれました。

最初の緑のタワラブイ付近。スタートバトルの真っ最中。直すどころか思い切り肘鉄くらってまた完全にゴーグルがズレた。きびし~。

結局0.5km地点の折り返しピンクブイまで、何度もゴーグルを直しては浸水という状態。レンズ自体が枠からズレてしまったのではと不安になる。この時点ではゴーグル交換のために一度上陸して海の家まで戻るべきかとまで考えました。

でもピンクブイを過ぎて周囲が空いたところで、立ち泳ぎで落ち着いてゴーグルを直すと、今度は捲れている部分もちゃんと戻りようやくまともな装着状態になりました。ホッとひと安心。これでまた泳ぎ続けられます。

その時点で周囲に何人かスイマーがいましたが、白地に赤い幾何学模様のスパッツの男性がペース的にちょうどいい感じ。ターゲットオン。ゴーグルトラブルで上がった心拍数を、彼にドラフティングしつつ整えます。着かず離れず1.5㎞の折り返しまではずっと団子状態。

1.5kmの折り返しからは、軽い逆波状態になりました。朝は無かったうねりがちょっと出てきた。泳ぎのペースを変えます。段々白スパッツの彼とルートがズレる。彼はずっとブイ沿いを泳いでいたのですが、そうすると前から逆方向にはみ出してくるスイマーがいたりして危ないのです。

少しブイ沿いから離れ、彼とはお別れしてピッチを上げていきます。10時スタート組の後方集団に追い付いたようで、2.5kmの折り返しまでで結構な人数を追い越すことになりました。

3.5㎞までは順波で、前方確認は適当に前に前に泳ぎました。結果沖側にはみ出し過ぎて、途中でボートのスタッフからブイ側に戻るように警告を受けます。このまままっすぐの方が速そうなのだけどな。でも警告ももっともなので、ブイ沿いにルート復帰。

3.5㎞からゴールまでが、海況的に一番キツく感じました。前の周回では軽かった逆波がかなり強まった感じ。かいてもかいても進んでいる感じがしません。周りを見ても同じように進むのに苦労している感じ。

ここはいっちょ気合い入れて水車ストローク開始。どうせもう少ししたらラストスパートなんです。入水早くして、最後までかき切らず前に前にかいて進みます。ゴール手前の緑のタワラブイまでがえらく遠く感じる。

停滞している人たちを次々抜いてタワラブイをターン。ここから砂浜のゴールゲートまではもうすぐです。水車ストローク継続で、指先が砂底に触れるまでひたすらかく、かく、かく。

砂タッチ。立ち上がり、ウェーディングラン開始。周りに追い付かれそうな泳者はいませんでしたが、最後まで走るのがこの大会の流儀。転ばないようしっかり砂地を踏んでいきます。

途中ゴーグル取りに戻るかなんて考えた今回も、一応無事に完泳できました。

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第31回三浦遠泳大会
タイム:1時間13分3秒
順位:40代男子219人中41位

昨年よりタイムは5分近くオーバー。順位も昨年の年代別14位から大幅に落としました。

大会直前の3週間サボったのがやっぱり悔やまれます。体調管理できなかった自分が悪いのだけどさ。それからゴーグルトラブルも、結局は自分のミスだよなぁ。次はもう少し悔いを残さず泳ぎたいと思いました。


GPSログ(1周目青、2周目緑)
0.5折返し 09分34秒
1.5折返し 17分07秒
2.5折返し 18分38秒
3.5折返し 17分41秒
4.0ゴール 10分03秒

さよなら沖ノ島。

2014-07-29 20:06:53 | 遠泳
7月27日(日)は第15回パンプキン争奪マラソンスイミング大会でした。

第12回以降、構成が大きく変わり5㎞の部も周回コースとなったこの大会。以前は金田湾まで行って戻るというダイナミックなコースだったので、比べて周回コースはちんまりとして、ちと寂しい。

それでも、海岸から500m先の岩「沖ノ島」を折り返し地点としてぐるりと回るのは、5㎞の部でも1㎞の部でも海を泳いでいる感じが強まる、この大会のシンボルだったような気がします。

が、今年は大会当日に急遽コース変更があり、その沖ノ島も回らないことになりました。強風のため、岩場を回るにも危険があるとの指摘があったそうです。ブイをずらして、ブイだけを回る三角形のコースに変更。距離も大分短めになっちゃった。残念なり。

でもまあ自然相手に楽しむスポーツとして、安全重視になるのは仕方ないこと。来年は周回数を増やすなりして、できれば距離は短くならないようにしてほしいものです。

ただ、実際に泳いでみるとなかなかの海況でした。強風により、海ならではのうねりも存分に味わえる。特に2周目の後半からは、前方確認のために顔を上げるたびに海水かぶりまくり。結構な量飲んでしまったよん。

終わってみれば充分海の醍醐味を感じられた大会でした。

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第15回パンプキン争奪マラソンスイミング5㎞(実際は三角形が1周約1㎞、三角形まで150mで3.3kmくらい)
タイム:1時間0分51秒
順位:男子26位(完泳105人中)

GPSログ
1周目(青) 19分32秒
2周目(緑) 18分53秒
3周目(黄) 22分48秒

ちなみにレース展開的には、スタート直後は前の方にいたものの2番目のブイくらいまでは抜かれまくり。そこから赤青ハーフスパッツの男性と、あるウエットスーツとの三つ巴になり、3周目前半までは抜きつ抜かれつのほぼ並泳という状態でした。

そこでハーフスパッツに徐々に引き離され、2番目のブイあたりでウエットにもはぐれて単独泳。第3ブイの位置も泳いでいる間に変わったようで、終盤は行き先を見失いまくり(笑)。

ラスト直線では水車ストロークでゴールまでに5人抜いたものの、それが誰だったのかも(追いつけたのかも)よく分からず。ゴール後、泳ぎ切った感はかなりあったのですが、順位は昨年よりぐっと落とした結果となりました。

まあでも楽しい大会だったな。帰り道、三浦海岸海水浴場が今夏の日曜では初の黄旗(遊泳注意)。やっぱり風が強かったってことで。

網代湾横断泳。

2013-09-08 12:37:47 | 遠泳
昨日は『第7回おんじゅくオーシャンスイムレース』でした。3年ぶりで参加4度目。

もっとも、去年はノーエントリーでも応援に行ったので御宿の海に来るのは5回目となります。で、その5回の中でも昨日は一番穏やかな御宿でした。

外房で、三浦や湘南よりも常に波の高い印象だった御宿。初参加だった第2回の時はあまりの波の高さに面食らいました。実際にレースでは波のせいでなかなか沖に出て行けない人もいたりしてね。海初心者にはあまり優しくない海というのが今までの印象。

でも昨日は泳ぎやすかったなぁ。運営の発表によると海水温は24度。透明度も高く、それからクラゲはほとんど見かけず。快適なオーシャンスイムとなりました。

この大会、コース編成は毎年手探りな感じで、1.5km、3km、4kmリレー・ソロなど色々ありましたが、昨年から網代湾横断泳が始まってほぼ固定化した感じになりました。

750mのコースを2周する1.5kmコースと、1人1周で3人のリレー。

それから御宿中央海岸の端から端を周る網代湾横断泳です。泳者は中央海岸をスタートし、沖のゲートブイからまずは東の岩和田漁港まで。引き返して御宿漁港まで行き、またゲートブイからスタート地点に戻ります。

1周3.84kmはアイアンマンのスイムなどを意識したものだそうです。ちなみにGPSログによるとブイ同士を直線で結んで実測4kmほどでした。僕は大きく膨らんで泳いだので実距離4.2kmといったところ(笑)。

プログラム順序が変わり、今年はまず3.84kmの網代湾横断泳が皮切りでした。

9時15分までに受付で、レースは10時スタート。集団右端3列目ほどからスタートしました。参加者217人でスタートバトルを少し警戒。でもゲートブイに辿りつくまでに大分バラけまして、岩和田湾に向かう頃にはほとんど接触を気にしないで済みました。

透明度が高いので周囲の泳者も良く見える。同じような速さで着かず離れずの人もいれば、後ろから来てそのまま抜いていく人も何人か。追い付こうとしても少しづつ差は開いていきます。序盤だし、まだマイペース守ること優先。

途中、コースブイでなく丸い普通のブイに向かってしまうこともありましたが、岩和田湾内の折り返しブイまでは概ね順調に泳ぐことが出来ました。

この折り返しからが大変。来た方向と逆に戻るだけですが、湾のポールなど目印となるものがない。ブイもあまり見えません。前からは向かってくる泳者もいるので、左側に膨らむように泳ぎましたが、それでもやっぱり前から何人もやってくるの。

どれだけ広がって泳いでるのかしらん?

三浦では折り返しブイまでも小さいブイやロープも繋いであり、逆サイドに飛び出すことは滅多にありません。でもここにはそれも無い。結果的にかなり沖合いを通って戻ります。こうなると元のコースブイも中々見えない。

それでも御宿湾のブイが見えるならば徐々に向かって行けば良いのですが、膨らみ過ぎて角度が悪く折り返しの三角ブイはまったく見えません。陸地の建物を目安に泳ぎましたが、御宿湾に近付くまで結構ジグザグに泳ぎました。周りに他の泳者もまったくいなくなっちゃった(笑)。

御宿湾に近付いて、左側に急に泳者が現れたと思うと、ようやく湾内の折り返しブイを発見。競るようにしてブイまでダッシュ。外側から抜こうとしたのですが結局抜けず、ターンでインを取られ更に差を広げられてしまいました。

まあでもゲートブイまではもうわずか。ターンしてゴールまで、スパートのチャンスがあります。相手も同じこと考えているかも知れないけれど。斜め前に彼、それから僕のすぐ後ろに1人付かれています。3人で、ゲートブイまではほぼ同じペースで泳いでいました。

と、ゲートブイを過ぎても前の彼は曲がりません。タワラブイ2つと間に三角ブイが目安なはずが、タワラブイが1個無くなっていたのです。僕も一瞬悩む。でも少なくともこの三角ブイは間違い無いはず。手前のタワラブイがやはりターンポイント。

チャンスとばかりにここでターンし、2人を置き去りにしてラストスパート開始。浜辺の黄色いゴールゲートも確認しました。あとはもうひたすら腕を回すだけ。

最後まで掻き切らない軽めのストロークに変えて、ブンブン回してペース上げて泳いで行きます。あと450mほど。きっと最後までもつはずです。時々ゴールゲートを確認しつつ一直線にダッシュ。

フルスロットルで指先が砂底に付くまで5分半。バテた。立ち上がり前方を確認。ゴールゲートまでに追い付けるような人影はありません。後ろは見ずにウェーディングラン開始。でも砂底がボコボコしてて結構危険。

レースディレクターのM氏が「気を付けて!」と声をかけていて、自分でもここで足でもくじいたら勿体無いと考え直す。後ろがすぐ追い付きそうにないことを確認し、歩いて完全に上陸してからランに切り替え。

黄色いゴールゲートまでの砂浜が遠い。そこで順位のチップを受け取って、ようやくひと息付きました。

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第7回おんじゅくオーシャンスイムレース
3.84km(網代湾横断泳)
タイム:1時間5分37秒
順位:男子13位



途中コースを悩むこともありましたが、楽しいコースでした。特に透明度が高かったのも嬉しい。岩和田湾近くでは海草地帯もあって底まで見えて、泳いでいてもこのまま潜ったらイセエビやサザエも取れちゃいそうとか思ったり。

なんと知り合いはここで海亀を見かけたそうです。うらやまし~。僕もまた来年このコースに参加して、ぜひ海亀を見つけたいと思います。(イセエビは取りません。密漁になっちゃう。もちろんサザエも)

連戦、三浦遠泳大会。

2013-08-26 18:27:23 | 遠泳
昨日は第30回三浦遠泳大会でした。

当然前日の湘南OWS10kmの影響があります。左肩もですが、右肩が特に痛い。僕の場合呼吸は左右交互ですが、前方確認などはやはり器用な右腕側の掻きで行います。どうしてもその分右に負担がかかるのだな。肩甲骨回りの広背筋にもかなりのダルさ。

それからゴール前で立ち上がった際、後ろからの波に踏ん張った拍子に攣った右足。特にふくらはぎはかなりの痛みです。軽い肉離れ状態で、左足と見比べても少し腫れて太くなっているのが分かる。

それでも湘南の後は早々に帰宅し、お酒も飲まずにそれなりに休息を取ったので、一応体力は回復しているはずです。三浦海岸までの道すがら、階段の昇り降りなどキツくも感じましたが、まあ泳げないほどではなさそう。

指定の海の家で着替えて出番に備えます。

三浦海岸はこの日生憎の曇り空。そのうち小雨も降ってきて、泳ぐ前が肌寒い。海に入っているほうが暖かいくらい。アップで軽く水に入り、陸に上がると風でもう震えるほどです。スタートまでの待ち時間が長く感じるよん。

今年から40代に上がりましたので、ウェーブスタートは最初の男子30代までの次で10分後。40代男子は実は出場者が209名ともっとも多いのです。ちなみに男子29歳未満が40名、30代143名、50代129名、60歳以上86名(!)です。

いつもなら一応最前列に位置どるのですが、今回はふくらはぎの痛みもありスタートバトルはかなり遠慮したいところ。最初はどちらかと言うと後ろの方にいました。でも仲間にもっと前に行けと煽られ、結局号砲を3列目あたりで聞くことに(笑)。

ゴーグルは前日ちと失敗のCRYSTALFLEXです。でも今度はちゃんと緩めに装着。

第1ウェーブの人たちの泳ぎを見ていたところ、波が少し出ていたので早めに波打ち際から離れた方が良さそうに見えました。この大会は砂浜から沖70~90mあたりに並べたブイ沿いを砂浜に平行して1周2kmを二まわりするコースですが、手前側の選手たちは横からの波にかなり揉まれちゃってる。さっさとブイまで近付いた方が良さそうかなぁ。

けれど、僕のスタート時の位置は右端。ブイに近付くには左側の集団を横切らなければなりません。結局ずっと集団の右側を泳いで南下しました。でもちょうどタイミング良く横からの波が弱まってくれました。ラッキー。案外泳ぎやすいぞ。

腕も重いことは重いのですが、それなりに回せます。そして何より心配していた右ふくらはぎの痛みが、なんと泳ぐ時はほとんど気にならなったのだな。前日泳いでいる時に攣ったんじゃなかったので、泳ぎに影響少ないところが攣ってたみたい。これもついてる。

スタートバトルも無事避けられ、いいペースで折り返しのピンクブイまで到着できました。ここからは一気に集団がバラけるのでバトルの心配も無し。

ただ北から南へのうねりがあったので、次の折り返しブイへの北上の方が少しきつめでした。結構海水飲んだなぁ。前方確認のためのヘッドアップ時だけでなく、普通に横呼吸の時も波かぶってウォップ。ブイもちょっと見づらかったです。

1.5kmの折り返しからはまた少し楽。弓なり外側のブイ近くを泳ぐので、見やすくて進みやすい。右には砂浜が見えて、多少前方確認を怠っても安心です(笑)。2.5kmの折り返しまでも快調。でも、その先からいよいよ腕も重くなってきました。

前からのうねりに、ピッチ上げて軽めに掻くストロークに変更して対抗。けれどそれも思うように回りません。いやん、やっぱり疲れてる~。ピッチを元に戻したり、また上げたり。重い腕をだましだまし回しながらとにかく先に進む。

そう言えば3.5kmの折り返しブイのかなり手前で、ピンク色の浮き輪を積んだボートがいてとてもまぎらわしかったです。前からのうねりで前方確認しにくい中、ピンクの物体が目に入れば折り返しブイだと期待しちゃうよん。やけに早いと思ったらやっぱり違ってちと拍子抜け(笑)。後で聞いたら仲間も皆同じこと言ってました。

最後の折り返し後は、ペース保ってひたすらゴールまで。再び伸びる泳ぎを心掛けます。疲れていてもあとわずかとなればやっぱり力が湧いてくる。

天気があまり良くなかったこともあり、今年は紛らわしい一般のお客さんの浮き輪などはありませんでした。例年一つ二つは緑色のがプカプカしていて騙されるのですが、今回は緑色のタワラブイだけが見えていてターゲットしやすい。

タワラブイを曲がり、いよいよゴールまでのラストスパート。周囲は第一ウェーブの黄色キャップが数人。同じピンクキャップは見えず、追い抜きをそんなに意識せずゴール。それでも立ち上がった後はしっかり走ろうとして転びそうになりましたが(笑)。

まさかの連戦となった三浦遠泳大会も、無事に完泳できました。大満足。

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第30回三浦遠泳大会
タイム:1時間8分28秒
順位:40代男子209人中14位

我ながら思いのほか好成績でした。昨年よりも3分31秒縮めることが出来たのは、今年の海練が充実した成果と思います。毎回お付き合いいただいている仲間に感謝。今年の三浦は海練含めこれにて終了です。お疲れ様でした。


GPSログ(1周目赤、2周目青)
0.5折返し 08分19秒
1.5折返し 17分24秒
2.5折返し 16分02秒
3.5折返し 17分40秒
4.0ゴール 09分04秒

富士山くっきり、湘南オープンウォータースイミング。

2013-08-24 21:11:36 | 遠泳
本日は『湘南オープンウォータースイミング(以下湘南OWS)2013』の10kmに参加してきました。2年ぶり4度目です。

第10回大会となる今回。スタート前に「この10回全部をずーっとエントリーしている方々がいます。」と紹介されていた人が結構多くて驚きました。皆で拍手。ただ、確かこの大会、第1回が天候不良で中止となっていたはずです。

今回も実は少し心配していたんだよね。先週明けの気象情報では前日あたりから風が強く吹いて大荒れ予定とか。スタートとゴールの場所が違う1Wayの大会ですから、泳者が広がるとサポートもしきれなくなる。祈るような気持ちで迎えた当日朝。

でも無事に海況は回復。前日2mの波も1~1.5mに弱まります。午後からは大荒れになるかもとのことでしたが、午前中は大丈夫そうで開催決定。

スタート前の逗子湾内は見た目もかなり穏やかなものでした。雲があるのに、やたらと富士山がくっきり見えたのが印象的でした。いつもここで練習ししているというスタッフの人が、この時期こんなにキレイに見えるのは珍しいとのコメント。嬉しくなります。泳ぐときも目標になるかしらん(笑)。

でも、いざ泳ぎ出すと穏やかそうに見えた海もそれなりにうねりが出ていたなぁ。ヘッドアップしても前が見えないことが何度も。流れも2年前のずっと後ろから押してくれるような楽な波ではありませんでした。

今年の泳ぎ出しはちょっとゴーグル装着で失敗しました。先週プールと海とで試したTYRのCRYSTALFLEXで安心と思いきや、これが何度も水が入るのだな。最初の逗子湾内の周回で、立ち泳ぎで3回も直すことになっちゃった。原因はきつく着け過ぎたようです。

周回を終えて集団もバラけて、改めて少しゆるめに装着したらあら不思議。そこからゴールまでの8kmはまったく水が入りませんでした。まあちゃんと使えばこんなものなのです。使い慣れてないとこういうことはよくある話。次は気をつけます。

さてあとはマイペースでただただ江ノ島を目指すだけ。

前回1kmごとのチェックを気にせず泳いでかなりジグザクしたので、今回はなるべくチェックして泳ぎました。もっとも、最初見かけた数字がブイだったので、てっきり今年はブイなのだと勝手に思い込み、次以降もコース外側のブイを目指しちゃって大きく外れることも。

途中からはずっと船で残り○km表示だったのです。でも分かってからはそんなには曲がりませんでした。

5km通過の給水所で立ち泳ぎで水を貰いつつ時間を聞くと、スタートから1時間20分ほど。今年も無事に制限時間クリアしました。あとは焦らず完泳目指すのみ。

うねりは相変わらずで、腕の疲れが出てきた7km過ぎからかなりキツくなってきました。うっすら海底も見えるのですが、なかなか進んでいる感じがしない。ピッチ早目に軽く掻くストロークに変えたりして気分を変えます。使う部位が微妙に変わると少し楽になる。

元の大きいストロークに戻したり、交互に先を目指します。江ノ島が少しづつ大きくなってくるのだけど、なかなか進まなくてヤキモキしたなぁ。8km過ぎの給水所で水補給するも、左足が軽く攣っていて立泳ぎもキツいキツい。かばいつつ泳ぐと今度は右足まで攣りそうに。

そして9kmがまた随分遠く感じました。右手の腰越漁港が全然見えず、ゴールへ曲がるタワラブイも中々見えてこない。

以前は腰越海岸と江ノ島との橋の真ん中らへんを目指せば良かったように覚えているのだけど、今回はかなり江ノ島よりにあったように感じました。オレンジ色のタワラブイ通過。目指すは浜辺のゴールです。

いつもならラストスパート開始ですが、今回はあまり体力が残っていませんでした。水車ストロークも無理。ピッチそのままで大きく泳ぐことだけを目指す。このあたりで1人抜かれたけど、抜き返す気力も無い。

マイペースで指先が砂底に触れるまで泳いで立ち上がる。後ろからの波が結構高めで何度か転びそうになりました。思わず踏ん張って右足のふくらはぎと太ももが同時に攣る。しっかりこむらがえり状態。まずいよん。

走ることも出来ず、そのままゆっくり歩いてゴール。

湘南10km無事完泳。充実しました。満足。

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湘南OWS2013(10km)
タイム:2時間44分25秒
順位:男子51位



大会後、仲間と海の家でカキ氷食べて、早々に退散しました。僕らには翌日、仲間内でのメインイベント第30回三浦遠泳大会が控えているのです(苦笑)。

コースリニューアル、パンプキン杯。

2013-08-03 11:04:12 | 遠泳
7月28日(日)は第14回パンプキン杯でした。

正式名称は『パンプキン争奪マラソンスイミング大会』。僕は第7回から第11回までは連続出場していて、去年・一昨年は不参加。今回3年ぶりにエントリーしました。

出ていなかった理由はいくつかあります。

5kmの部のコースが大きく変わってしまったこと。第11回までは三浦海岸から500m先の沖ノ島まで行き、南2km先の金田湾まで行って折り返す1往復の5kmだったのですが、第12回よりエリアが狭くなり、一周1.6kmほどの三角コースを3周まわるものになりました。

以前のコースが海に大きく泳ぎだす雰囲気が味わえるものだったので、この変更はとても残念だったな。ちと参加意欲ダウン。あとは一昨年なら下の子が生まれる直前だったとか、去年は大きな買い物前だったとかの私的理由も大きかったのですが。

そんなわけでコース変更リニューアル後、初めてのパンプキン杯5km参加でした。

運営側発表によれば海水温は26度で、高くもなく低くもなくいい感じ。天気は朝から上々で、レース前の時間には焼けた砂で足裏が火傷しそうなほどでした。風も強くなく波も穏やかで、今シーズン最初のレースとしてはうってつけ。

先の1kmの部も終わり、5kmの部もほぼ予定通り、11時20分過ぎにスタートとなりました。

まずは南東のブイを目指してダッシュ。事前発表ではまず東の沖ノ島に真っ直ぐ向かい、延長にあるブイを右折して南のブイを右折して戻る時計回りの三角でしたが、潮の流れの関係か当日逆時計回りに変更。でも結果としてこの方が回りやすかったです。

今年の海練で特に感じたのですが、僕は最近どうもまっすぐ泳いでいるつもりがよく右に流されるのです。ちゃんと前を見てないとすぐ曲がっちゃう。これが逆時計回りの方が気付きやすいし、すぐ調整しやすいのだな。

集団からも右に大きく外れたりしましたが(笑)、それでも遠くのブイを目標に修正して向かっていけばいいのでとても分かりやすかった。あまりうねりもなくブイも見やすかったです。

ただ、1周ごとにチェックのためスタート地点に上陸しなければならないのはちと苦手。ロングスイムは同じペースで泳ぎ続ける方がいいのだけど、浜に上がり一旦歩いてコールを受けてまた海に向かわなきゃならない。これで泳ぎのペースがぐっと変わっちゃうのです。

上陸して慌てて走れば息も上がるし、泳ぎ出しで連続ドルフィンスルーとか、遠浅だったらもう無呼吸運動に近い。三浦は遠浅じゃないからマシですが、ここは安全策でわざとゆっくり歩いて回りました。しっかり水もいただきます。

本音を言えばスタート前は、チェックポイントをサササッと走って回ろうなんて考えてもいたけど、1周泳いだ時点で無駄な体力は使う気は失せてました。まだ3分の1しか終わってないのに心拍数かなり上がってる。遠泳大会ですからメインは当然泳ぎですし。

2周目は少し安定した泳ぎを心掛けました。マイペース重視で抜かれても気にしない。やっぱりグループよりも大分右に外れましたがご愛嬌。

コースも分かったので回りを見る余裕が出てきました。そう言えば結構クラゲがいたなぁ。ミズクラゲが発生しているけど刺さないから大丈夫、なんて大会側の説明がありましたが、アカクラゲもチラチラ見かけました。こちらは刺されれば結構痛い。

それにミズクラゲだって、顔とか関節の内側とか肌の弱いところ刺されればそれなりに痛いのです。手のひらなどはほとんど平気だけどね。

ところどころで大量に見かけることもあり、たくさん溜まっているところに突っ込んだ時は、まるで顔をクラゲにベロンと舐められたような感じでした。前腕内側も左右とも刺されて、あとでムヒアルファEXぬりまくり。顔も全体ひりひりでしたよん。

2度目のチェックポイントも歩いて通過して、いよいよ3周目。そろそろレースが終わるのが名残り惜しくなってきます。ついつい大切に泳ぎたくなる。腕の掻きも一本いっぽんしっかり掻いて泳ぎます。でも2周泳いで少し腕が重くなってきました。

そう言えば左足もちょっと攣りかけてる。太ももの外側は普段の練習では滅多に攣りません。ヘッドアップとかプールとは泳ぎも変わるからなぁ。でもまだ騙し騙しで泳げるレベル。そのままのペースを守って泳ぎました。

第3ブイを曲がって、目標は沖ノ島と先の第4ブイ、さらにその先のゴール。

さて、スパートをどこからかけるか悩みます。コースリニューアル前の5kmでは、沖ノ島が最後の折り返しで、そこからスパートをかけることが多かったのです。ゴールまで約500m。もっとも、いつも早めにスパートかけ過ぎて後悔もしてたっけ。僕のスパートは500mもたないのだ(笑)。

今回はグッと押さえ、沖ノ島を過ぎたゴール手前までずっとペースを変えませんでした。目標になる先行者がいなかったってのもあります。追い越すのでなければスピード上げるきっかけがない。

ゴールが近付き、いよいよ観戦の人も見えるようになってからようやくスパート。最後はやっぱり全力出して泳ぎ切りたいものね。水車ストロークでグングン泳ぎ、浜が近付いてもそのまま進む。指先が砂底に触れるまでずっと水面を進みました。

立ち上がるとゴールゲートは目前。たくさんの拍手に迎えられつつ、小走りでゲート通過。うん、満足。そのままフラリと仲間の方に向かおうとして、スタッフに声を掛けられます。「ゴールチェック受けてください。」

ごめんなさい。うっかりしました。

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第14回パンプキン争奪マラソンスイミング5km
タイム:1時間11分19秒
順位:男子13位(完泳107人中)

GPSログ

1周目(青) 23分11秒
2周目(緑) 24分02秒
3周目(黄) 24分16秒

ちなみにGPSによればスタートから第1ブイまで約450m、第1ブイから第3ブイまで約450m、第3ブイからスタートまで約600mだったので1周約1.5kmといったところ。

唐突スタート。

2012-08-20 22:44:13 | 遠泳
10秒前! スタート!!

今年の三浦遠泳大会(第29回)は、かなり唐突のスターティングとなりました。30秒前のコールとか、10秒からのカウントダウンは今回無しっすか?

昨年からICチップを導入したので色々と運営も変わってきています。ゴールゲート手前の集合から、スタートエリアに入る際に無線機でチップチェック。波打ち際より5mほど手前がスタートラインです。

集合時は比較的後方に位置していたのですが、結局スタートライン右端の最前列を位置取ります。練習不足でも、やる気だけは充分。いつものように膝の屈伸しつつスタンバイします。左膝の古傷が今朝から痛むのが結構気になってる。

身体を起こしたところでいきなし10秒前のコール。え!?っと思いつつ慌ててゴーグルを着けたのと、スタートの号砲がほぼ同時でした。心の準備出来てない~。

けれど入水は思いのほかスムーズに行けました。右端からスタートで緑のタワラブイまでほぼ接触無し。思えば他の参加者も多分慌てていて、運良くスタートバトルがバラけてくれた感じです。

そこからはかなり抜かれたなぁ。練習不足でスピードが上がらないのです。斜め後方から人が迫ってくるのが分かる。で、そのまま抜かれる。ドラフティングで付いていければ前方確認で手抜きできる、なんて考えたけど、簡単に引き離されてしまいます。

ちくそー、速ぇなぁ。

抜かれた人数のカウントも飽きて、マイペースを守ることに専念。最初の折り返しブイまでは集団の外側を泳ぐようにして、バトル無しの快適な泳ぎ出しでした。

ただ、折り返して1kmを越える辺りでゴーグルに違和感。少しづつ中に水入ってる? スタートで慌てて装着したのでちょっと甘かったようです。最初は右だけで、左目だけで見つつ我慢しつつ泳いでいたのですが、そのうち左目にも浸水。

諦めて立ち泳ぎで装着し直し。その間5人ほどに抜かれました。折り返し後はひたすらブイ沿いに泳いでいたので、ピタリと後ろに付いてる人も多かったようです。

ゴーグル直して気を取り直してレース再開。1.5kmの折り返しブイまで、抜かれた連中に追い付こうと飛ばします。バテた。しかもまったく追い付けない(笑)。

この辺りで段々海のうねりが出てきました。今朝は干潮だったからちょうど潮も満ちてきてるんだよね。

一周目を終えゴールゲートの前を過ぎたあたり、いつもだとウェーブスタート30分後に出た女性の後部グループに追い付くのですが、今年はなかなか現れません。自分のペースが遅いのかしらん。

2.5kmの折り返しブイ手前あたりでようやく集団に追い付きます。接触しないようにガンガン追い抜いていきます。

2周目の北上は、ブイ沿いではなくかなり外側に広がって泳ぎました。集団を避けたいのと、1周目ブイ沿いで行った時にかなり左右にブレた感じがあったので。最初から遠くのブイを目指せば、最短距離とは言えないまでもかなりロスは減るはず。

うねりは更に増していて、波に身体を持ってかれるままにズンズン泳ぎます。前方確認をちょっと怠ると向きがコロっと変わっちゃってる。海を泳いでる感触を充分味わいました。

3.5kmの折り返し後は、キック多めにしてゴールを目指します。普段2ビートのみで、6ビートは苦手で避けているのですが、それでも何となくキック増量。足が攣らない程度に頑張ります。

緑のタワラブイよりも大分手前、海水浴のお客さんの緑色のボートだかボールだかを視界に捉えて一瞬ぬか喜び。あー、バテた。もうキック終了です。はや~。

海水浴エリアに入りそうになってスタッフにハンドサインでもっと外へと示されつつ、どうにかタワラブイ到着。あとはもうゴールゲート目指すのみ。ひたすら掻いて、いよいよゴール間近。

前方に2名のスイマーを確認。ウェーディングランで抜きます。今年は転ばないぜ~! 置き去りにしてゴールしました。

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第29回三浦遠泳大会
タイム:1時間11分59秒
順位:30代男子148人中33位

昨年からは3分20秒オーバー。年代別順位も大きく落ちました。一昨年の自己ベストからだと9分オーバーだもんなぁ。けれどまあ、泳ぎ込んでない割りには泳げた方だと思います。

GPSログ
0.5折返し 09分43秒
1.5折返し 17分15秒
2.5折返し 18分24秒
3.5折返し 17分21秒
4.0ゴール 09分17秒

北上1本目はブイ沿い、2本目は外側を泳ぎましたがタイム的には変わりなし。バテてる分差し引くと、外側泳いだ方がやっぱり速いかも。ああ、でも1本目はゴーグル直す分のロスもあるか。

まっすぐまっすぐ江ノ島へ。

2011-08-28 21:01:57 | 遠泳
昨日は『湘南オープンウォータースイミング(以下OWS)2011』の10kmに参加してきました。2006年、2010年に次いで3度目となります。

逗子海岸からスタートして、距離調整に逗子湾内を一周してから江ノ島の手前、腰越海岸まで向かう10kmの旅路は泳ぎ応え充分。大会前日の参加登録がネックなのですが、とても魅力的な大会なのです。

当日の空はあいにくの曇天で、気温も少し低め。でもまあ雨でないだけマシです。水温は26度で申し分ないコンディション。

今回の水着も腰下から足首までのロングスパッツを選びました。昨年は首から下のロングフルボディでしたが、首の隙間からお腹に海水が入ってきちゃって結構気になったんだよね。サイズあってないのかしらん。着方が悪いだけかも知れない。で、着慣れた物をチョイス。

ただ、昨年思い切りやられたクラゲが気になります。今回の方が肌の露出は多いので、クラゲ避けクリームSAFESEAを、全身塗り過ぎなくらい塗りたくりました。どこの部族の儀式かと仲間が(笑)。

8時30分召集開始。スタッフの説明では昨年よりも2名多い参加とのこと。地震の影響もあり、開催自体いろいろ課題もあったようです。今回チャリティということで、スタッフはお弁当無しで協力しているそうな。ありがたいことです。

台風が2つ発生しているけど、まだだいぶ遠いため影響もほとんどない。うねりも少ない様子。10時過ぎから波が段々と高くなりますが、後ろから押してくれる波で泳ぎやすいはずとのことでした。

スタート前に周りの参加者と握手します。お互い頑張りましょう。そう言えばウォーミングアップですでに激しいミミズ腫れを拵えてる方がいました。やはり今年も、クラゲはいるようです。当然か。

潮が引いていたため、今年は砂浜からのスタートです。去年は腰のあたりまで海に浸かる位置だったよなぁ。ここからだとスタートダッシュは走りやすいけれど、逆に転んだりしないか不安。一斉に走るので、周囲が怖い。

前から4列目あたりに位置取り、そこでスタートの合図。

さすがに全力ダッシュの人は多くありませんが、走っていくうちに段々と水深が増し、腕を掻き始める人も出てきます。僕はドルフィンスルーを数回してから泳ぎ始めました。接触もほとんどなく上々のスタート。

距離調整のための逗子湾周回でも、足を触られるくらいは何度かありましたが昨年のような激しいバトルは無し。とても泳ぎやすかったです。

周回終了まででかなりバラけて、そこからはいよいよ江ノ島に向かいます。前の方に集団も見えたのですが、今回はずっとマイペースで泳ぐ予定。集団についてヘッドアップ省略して泳ぐのも悪くないのだけどね~。

そんなんで多少集団とコースが外れてもまったく気にせず。先の方に見える船を目指します。

スタート前の説明で、目印は船で、残り7kmから表示がされるとありました。だからそれまでの目印はよく分からず。大きな目印は当然江ノ島です。江ノ島方向に向かい、それらしい船があればそちらに向かえば良いはず。

逗子湾から出た最初の船のあたりで、すでに周りに泳ぐ人があまりいない状態となりました。でも近くにカヤックやボードのスタッフはいる。江ノ島向かっているし、方向も間違っていないハズ。でも距離が全然分かりません。この船には何も表示されてなかったんだよね。

時間も分かりません。ただ、1kmの足切りチェックポイントはとっくに通過しているハズで、次の5kmを目指すのみ。

ひたすら江ノ島に向かっていきますが、周囲にカヤックはあるものの次の船はなかなか見えてこない。結構ずっと一人で泳いでるなぁ。大分進んだ気もするけど、全然分かりません。でも方向は間違っていないはず。そのうちようやく次の船が見えてきました。

目指して泳ぎます。遠くの江ノ島よりも分かりやすいので、ヘッドアップ軽めでもいける。

ところが、船を視認してずっと向かってるのに全然近付いてこない。と、カヤックのスタッフが声をかけてきました。

「左の海岸方向に向かって下さい。オレンジ色のブイが見えますか?」

立ち泳ぎで確認。うーん、うーん。……あった。かなり右。

向かっていた船は目印じゃなかったのね~。江ノ島は見えてるし、このまま真っ直ぐ進んじゃってゴールまで泳ぎ着けそうな気もしなくはないけど、スタッフの言うことは聞かねばなりません。海岸方向のブイに向かいます。

ブイ近くまで来ると、紅白の旗を立てたボート発見。えーっと、何だっけ。スタッフが声をかけてきます。

「水いりませんか~?」

エイドステーションでした。立ち泳ぎでコップを受け取り水分補給。5km地点と確認しました。うは、予想外。途中の目印の船全然見かけなかったぞ。まだまだ手前にいるのかと思ってました。俄然泳ぐ気力が増します。まだまだいけるぜ~。

また江ノ島にまっすぐ向かうコースに戻ります。5km地点から途中何人かクロス。もしかしたらアッチの方が正しいのかしら? でも江ノ島には向かってないよなぁ。やっぱり違う気がして、自分は一人でも江ノ島に向かいます。ひたすら泳ぐ。

稲村ケ崎を越えたあたりで、また別のスタッフから声を掛けられました。海岸方向に見える青い船に向かって下さいと。え? 見るとまた随分と遠い。方向も明らかに自分が向かっている方向と違います。直角に曲がって海岸に行けってこと?

「船の右側とブイの間を通ってもらうことになってます。」

了解。ルールなのね。

このまま真っ直ぐ泳ぎたい気持ちが湧くのをまたも抑えて、スタッフの指示通り海岸方向に見える青い船に向かいます。船とブイの間って……遠いなぁ。

途中何人かの泳者とクロス。当然、彼らは船とブイの間を通らないことになります。まあそういうことも良くある話。そこで自分も彼らを追う方向に進もうかと一瞬考えます。でも声掛けてきたスタッフも近くにいるしなぁ。言われた通り、船とブイの間を通過。船には、残り3kmの表示がありました。

何だか去年よりも大分余裕があります。確か去年はこの辺でかなりキツくなってた気がする。もっともっと海のうねりが大きくて、ヘッドアップがかなりきつかったのです。

ここから少しピッチを落として、ひと掻きひと掻きを大きく泳いでみました。向かい波でこうするとなかなか進まないのだけど、押してくれる波のようで随分泳ぎやすい。我ながらゆったり大きく泳げているのが分かる。気持ちいい~。

このあたりから、真っ直ぐただ江ノ島に向かうのではダメな事は覚えています。ゴールへのターンのタワラブイは、江ノ島と岸との橋の中間くらいにある。でも橋はまだ見えないし、江ノ島の右端あたりを目指します。

残り2.5km、残り2kmの船はちゃんと確認しつつ泳ぎました。大きく泳いで少し腕と肩に疲れが出てきたかも。でもまだ頑張れる。

エイドステーションで、再び水を補給。この地点で残り1.5kmなんて何だか信じられません。去年より大分余裕がある気がします。海況によって大分違うなぁ。

残り1kmを越え、いよいよゴールへのターンのタワラブイを目指します。この時点で周囲にも泳者が現れ始めました。1、2、3、4人。この人たちはどんなルート辿ってきたんだろ。皆タワラブイに集中していきます。

ルートも重なり、追い越そうとすると相手もスピードを上げてきます。ラストスパートにはまだ早い。でもお互い徐々にスピードを上げていく。いったん追い越しは諦め、後ろに付いたままでタワラブイを通過しました。ここからは浜辺のゴールまで一直線。

一気に抜いてラストスパート開始。

ゴール自体は見えないけど、浜辺の湘南OWSの大きな横断幕は見える。とりあえずはそれを目指して頑張ります。でもなかなか近付きません。うーん。ラストスパート早過ぎた?

そのうち、ゴールの目印のブイが2つ見えてきました。あの間を通るわけね。横断幕よりちと右寄り。軌道修正なり。早過ぎたラストスパートはそろそろ限界だよん。でもまだゴール出来ません。

いよいよ腕を回す速度を緩めちゃおうか。そう考えた辺りで、後ろからの波を大きく感じました。波が崩れ始めてる。浜辺は近い。大きく掻いて、波を感じたときはなるべく上に乗るように。

うまく乗れたのは1度だけ、でもそれでグーっと進めました。もう立てる水深。前方の泳者は2人で、1人はウェーディングランで抜きました。もう1人いける! と、そこでスタッフから、追い越さないで下さいとの声が。終了なり~。

ここからは前の泳者のすぐ後ろをゆっくり歩いてゴールしました。大会時計は2時間36分。予定よりも随分早くゴール出来たなぁ。やっぱり10km泳いできた達成感は大きいです。大満足なり。

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湘南OWS2011(10km)
タイム:2時間36分56秒
順位:男子45位(201人中)



今まで参加した中では、今回が一番泳ぎやすかったように感じました。タイムも前回より13分も早い(それでも順位は13落ちてる)。波が押してくれたので、恐らく自己記録を更新した方も多かったと思います。

去年ひどかったクラゲの被害も、今回SAFESEAをベタ塗りしたおかげか大きなものはありませんでした。脇下などほんの数箇所です。

大会後は仲間と江ノ島散策。缶ビール持ち込んで灯台で乾杯して帰りました。