9月22日(日)は第3回おんじゅくオーシャンスイムレースでした。
シルバーウィーク前まで心配された台風14号は進路を東に変えて日本からは遠ざかって天気の方はひと安心。けれど波の影響は当分残ります。連休初めに海でのレジャーは十分気を付けるようにとのニュースが何度も流れ、大会そのものの開催にはまだ不安が残ります。
前日に事務局に問い合わせたところ、中止せずに開催予定とのお返事。ただし、コースは海況次第で変更するかも知れませんとのことでした。
その後仲間から予報で気温22度前後、水温の低下もありとの情報提供もあり、正直言ってかなり不安を感じつつ当日の朝を迎えました。そして朝の天気予報では予想最高気温25度、波の高さ2.5m。去年のあの激しかった時の波の高さは予想で確か2mだったハズだぞと…。
もっとも、外房線で御宿に向かううちに、気温についての不安はかなり薄まりました。だって車窓のガラス越しに感じる強い日差し。じりじりと肌を焼きそうな勢いです。これならきっと大丈夫。降車後、気温はさほど高くもないように感じたけど、歩く道すがら太陽が現れると暑いくらい。
そして会場の御宿中央海水浴場に着いて波についての不安もなくなりました。明らかに去年よりは大人しい波。これなら問題なさそうです。地元の仲間にも楽しいですよ~と声を掛けて数人が来ていたので、ひどい海況だと何だか申し訳なく感じちゃうもの。ましてや中止だったら目も当てられない。そういう意味でまずはほっと胸を撫で下ろす。
大会は1.5kmの部、3.0kmの部、50mの部、4kmソロ&リレーの部と順に行われます。僕が出場するのは4kmソロで正午受付でも間に合うのですが、仲間がそれぞれの部に出場するので1.5km開始の10時に合わせての会場着でした。
1.5kmはスタートからまずは沖に100mほど出て、海岸線と平行に750mを一周して戻るコース。三浦に比べ遠浅なので波が大きく、波がブレイクする手前まで行くと結構な沖なのです。1.5kmと言いつつ、実際は100mか200mほど多目になってますとのこと(笑)。
海初出場メンバーを含め、仲間は4名参加しましたが、皆無事にゴールしました。外房初体験の仲間もとても面白かったとのこと。良かったです。
続いての3kmは、1.5kmコースと同じルートで沖の750mを2周回です。去年は1周回後に一度上陸してスタート地点まで戻りましたが、今年は上陸は省略とのこと。まだ第3回大会なので色々とルールも変わっていきます。
地元メンバーで外房初体験の仲間が2人参加しましたが、1.5km同様に波を楽しめたようです。コースのブイが分かりやすく、ところどころでロープも見えて泳ぎやすかったとのことです。
50mの部には海初体験の2名が参加。去年は浜から25mのはずの折り返し地点まで、どう見ても50mくらいあったけど、今年はそれよりはちゃんと手前になっててコースも短くなりました。防水デジカメを持って行ったので、せっかくなので折り返し地点付近で撮影しつつ応援。
遠浅でまだ足は付いているけど、時折波で足が海底から離れます。途中から面倒になって立ち泳ぎしつつ声援を送りました。仲間は無事に通過。最後の家族が結構大変そうで、スタッフと一緒になって併泳してゴールに向かいました。無事終了。
----------
さて、いよいよ4kmの部です。ソロとリレーが同時スタート。リレーはスタート地点の御宿中央海岸から左手の岩和田漁港までが第一泳者、第二泳者がそこから今度は御宿中央海岸の右手の御宿漁港まで、第三泳者が御宿中央海岸のゴール地点まで向かう反時計回りのコースの予定でした。ソロの場合はそれを1人で回ります。
当初交代地点の漁港ではそれぞれ湾内まで入って交代の予定でしたが、波の高さにそれは断念。堤防に当たる波は遠めに見ても激しく、泳者がへたに流されるとテトラポッドにぶつかったりして危険です。交代地点はそれぞれ漁港手前の砂浜となり、時計回りに回る事になりました。
沖の折り返し地点のブイからリレーは一度浜まで上陸して交代。ソロはそのままブイで折り返して泳ぎ続けるわけです。これで距離の方はぐっと短くなることになってしまいました。スタート地点を本部前よりも右手の『月の沙漠記念館』近くまでズラすことで少し距離を上乗せしましたけど、それでも結局3kmちょっとになってしまったようです。
コースの準備や説明、選手の移動などに時間がかかり、競技開始はプログラムの13時30分よりもほぼ1時間遅れて14時30分になってしまいました。もっとも、参加通知にあったスケジュールでは元々14時30分だったので、結果オーライかも知れません。
初めてのコースなのでちょっとワクワクします。砂浜にズラリと並んでのスタート。最前列に並んだのに、なんと合図の女性がちょうど目の前に立ちました。うご、スタートダッシュしたいのですが(笑)。
7からのカウントダウンでスタートのフォーンが鳴ります。まずは女性を避けて、それから海に向かって走り出しました。
ウェーディングで走って、最初の波を飛び越えた時にいきなり足元を崩します。いやん。軽く足首捻っちゃった~。一瞬焦ったけど、さいわい大した事はありませんでした。後は一波一波をドルフィンスルーでクリアしつつ沖に進みます。
様子を探りつつまずは最初の沖のブイまで。波でスタートバトルもすぐにバラけるだろうと踏んでいたのだけど、結構固まっています。リレーの選手に挟まれるように泳ぎましたがキツかった。
4km泳ぐつもりと途中交代するつもりではペースが違って当然のハズなんだけどな。
また、泳ぎ出して早々にゴーグル内に海水が入ってしまいました。ちょっと緩かったかしらん。沖のブイを越えた辺りで立ち泳ぎで装直しなおしたけど、その後も結局レース中5回以上もゴーグルを付け直すことになりました(途中から数えるのを止めた)。我ながら困ったものです。
御宿漁港側の折り返しブイまでは、何度か選手にぶつかりぶつかられつつの旅路でした。それでも三浦遠泳大会よりはかなりバラけています。周りの選手の数が全然違うもの。
折り返しブイでリレーの選手は右に曲がって浜に向かい、ソロの選手はUターンで岩和田漁港へ。ここでさらに泳者が大きくバラけます。と言うか、一気に周りに人がいなくなった印象です。なんと左斜め前方に選手を1人見るだけで後は誰も見えません(笑)。
岩和田漁港までは波も逆に流れており、競技説明でもリレーの第2泳者が受け持つこの区間が一番ハードとの話でした。実際ここが泳いでいても一番うねりを感じました。コースの目安になる丸ブイをなかなか見つけられない。
左手に海岸を捉えつつ、スタッフのボートや遥か前方の三角ブイを目安に泳ぎました。コースからはかなり沖側に外れていたと思います。
浜辺に大きな黄色いゲートが見えてきたけど、これがなかなか後ろに流れていかない。何ストロークもした後で浜辺を見ると、まるでゲートの位置が変わっていないように見えます。本当にちゃんと進んでいるんかな? 岩和田漁港まではずっとそんな感じでした。
斜め前方の泳者には追いついたり、ゴーグル直しててまた離されたりの繰り返し。岩和田漁港に続くいくつかの三角ブイが視界に入ってきてようやくひと安心。この辺りで前方の泳者も見失っていよいよ独り旅状態に。うーん、寂しい。
そう言えば右足の太腿がいよいよ攣りそうになっていました。波がある分いつもよりもキックに力が入っていた気がします。だましだましで2ビートキックを続けつつ岩和田漁港側の折り返しブイをクリア。
折り返すとまた泳ぎやすい流れに変わります。見事に周囲に誰もいないなぁ。三角ブイをいくつか戻ったところで、ブイの向こう側にこれから岩和田漁港に向かう泳者の姿を何名か発見。ちゃんと他の選手も泳いでいて、今がレース中なのだと意識が戻る。一人で海を泳いでる感じになっちゃってたよん。
そのうち前方にも泳者を見つけます。ちょっと距離があって追い付けそうにない。それでも、このルートがおそらく間違っていないのだと安心できました。
ゴール地点沖のブイまでは、その泳者を見失ったりまた見つけたり。ここでも途中でゴーグルを直していたのでまあ仕方ありません。ブイで直角に曲がって、後は浜辺にあるゴールゲートをひたすら目指します。
前方、浜辺までに2人の泳者が見えます。
ラストスパートの水車ストロークといきたいところですが、今回は右足の太腿が持ちそうにありませんでした。せっかく波があるので、極力波に乗って進みたい。なるべく大きく泳ぎます。
ゴールに向かって左手に流されるハズなので、右に右にと意識して泳いだら思いの外流されませんでした。右に行き過ぎてる~。途中で修正してまっすぐ浜辺へ。そのうち指先が遠浅の砂底についたので立ち上がります。結局波に乗って進んだ感じはしなかったなぁ。
上陸すると少し先ゴールとの中間に選手が1人。走って追い付けるか? 気合い入れてダッシュ~。けれど相手も僕の姿を見て走り出します。うーん、ギリギリといったところか。と、足がよろけて前のめりに倒れかけてしまいました。手を着いてかろうじて転倒はまぬがれる。追い付くのは当然断念なり。
そこからは歩いてゴールしました。とりあえず満足。でも思ったより随分短かったように感じたなぁ。タイムも明らかに短くて、やはり実際の距離は3kmちょっとだったのだと思います。
レースの後は名物いせえび汁をいただき、ビーチクリーン活動の後に表彰式。仲間の女性が4kmソロの部で入賞しました。おめでとう~。仲間で浜辺にて打ち上げ。軽く飲んで解散いたしました。夏をしめくくる、楽しい遠泳大会でした。
----------
第3回おんじゅくオーシャンスイムレース4kmソロ(実際は3kmちょっと)
タイム:51分09秒
順位:78名中10位
シルバーウィーク前まで心配された台風14号は進路を東に変えて日本からは遠ざかって天気の方はひと安心。けれど波の影響は当分残ります。連休初めに海でのレジャーは十分気を付けるようにとのニュースが何度も流れ、大会そのものの開催にはまだ不安が残ります。
前日に事務局に問い合わせたところ、中止せずに開催予定とのお返事。ただし、コースは海況次第で変更するかも知れませんとのことでした。
その後仲間から予報で気温22度前後、水温の低下もありとの情報提供もあり、正直言ってかなり不安を感じつつ当日の朝を迎えました。そして朝の天気予報では予想最高気温25度、波の高さ2.5m。去年のあの激しかった時の波の高さは予想で確か2mだったハズだぞと…。
もっとも、外房線で御宿に向かううちに、気温についての不安はかなり薄まりました。だって車窓のガラス越しに感じる強い日差し。じりじりと肌を焼きそうな勢いです。これならきっと大丈夫。降車後、気温はさほど高くもないように感じたけど、歩く道すがら太陽が現れると暑いくらい。
そして会場の御宿中央海水浴場に着いて波についての不安もなくなりました。明らかに去年よりは大人しい波。これなら問題なさそうです。地元の仲間にも楽しいですよ~と声を掛けて数人が来ていたので、ひどい海況だと何だか申し訳なく感じちゃうもの。ましてや中止だったら目も当てられない。そういう意味でまずはほっと胸を撫で下ろす。

1.5kmはスタートからまずは沖に100mほど出て、海岸線と平行に750mを一周して戻るコース。三浦に比べ遠浅なので波が大きく、波がブレイクする手前まで行くと結構な沖なのです。1.5kmと言いつつ、実際は100mか200mほど多目になってますとのこと(笑)。
海初出場メンバーを含め、仲間は4名参加しましたが、皆無事にゴールしました。外房初体験の仲間もとても面白かったとのこと。良かったです。
続いての3kmは、1.5kmコースと同じルートで沖の750mを2周回です。去年は1周回後に一度上陸してスタート地点まで戻りましたが、今年は上陸は省略とのこと。まだ第3回大会なので色々とルールも変わっていきます。
地元メンバーで外房初体験の仲間が2人参加しましたが、1.5km同様に波を楽しめたようです。コースのブイが分かりやすく、ところどころでロープも見えて泳ぎやすかったとのことです。
50mの部には海初体験の2名が参加。去年は浜から25mのはずの折り返し地点まで、どう見ても50mくらいあったけど、今年はそれよりはちゃんと手前になっててコースも短くなりました。防水デジカメを持って行ったので、せっかくなので折り返し地点付近で撮影しつつ応援。
遠浅でまだ足は付いているけど、時折波で足が海底から離れます。途中から面倒になって立ち泳ぎしつつ声援を送りました。仲間は無事に通過。最後の家族が結構大変そうで、スタッフと一緒になって併泳してゴールに向かいました。無事終了。
----------
さて、いよいよ4kmの部です。ソロとリレーが同時スタート。リレーはスタート地点の御宿中央海岸から左手の岩和田漁港までが第一泳者、第二泳者がそこから今度は御宿中央海岸の右手の御宿漁港まで、第三泳者が御宿中央海岸のゴール地点まで向かう反時計回りのコースの予定でした。ソロの場合はそれを1人で回ります。

沖の折り返し地点のブイからリレーは一度浜まで上陸して交代。ソロはそのままブイで折り返して泳ぎ続けるわけです。これで距離の方はぐっと短くなることになってしまいました。スタート地点を本部前よりも右手の『月の沙漠記念館』近くまでズラすことで少し距離を上乗せしましたけど、それでも結局3kmちょっとになってしまったようです。
コースの準備や説明、選手の移動などに時間がかかり、競技開始はプログラムの13時30分よりもほぼ1時間遅れて14時30分になってしまいました。もっとも、参加通知にあったスケジュールでは元々14時30分だったので、結果オーライかも知れません。
初めてのコースなのでちょっとワクワクします。砂浜にズラリと並んでのスタート。最前列に並んだのに、なんと合図の女性がちょうど目の前に立ちました。うご、スタートダッシュしたいのですが(笑)。

ウェーディングで走って、最初の波を飛び越えた時にいきなり足元を崩します。いやん。軽く足首捻っちゃった~。一瞬焦ったけど、さいわい大した事はありませんでした。後は一波一波をドルフィンスルーでクリアしつつ沖に進みます。
様子を探りつつまずは最初の沖のブイまで。波でスタートバトルもすぐにバラけるだろうと踏んでいたのだけど、結構固まっています。リレーの選手に挟まれるように泳ぎましたがキツかった。
4km泳ぐつもりと途中交代するつもりではペースが違って当然のハズなんだけどな。
また、泳ぎ出して早々にゴーグル内に海水が入ってしまいました。ちょっと緩かったかしらん。沖のブイを越えた辺りで立ち泳ぎで装直しなおしたけど、その後も結局レース中5回以上もゴーグルを付け直すことになりました(途中から数えるのを止めた)。我ながら困ったものです。
御宿漁港側の折り返しブイまでは、何度か選手にぶつかりぶつかられつつの旅路でした。それでも三浦遠泳大会よりはかなりバラけています。周りの選手の数が全然違うもの。
折り返しブイでリレーの選手は右に曲がって浜に向かい、ソロの選手はUターンで岩和田漁港へ。ここでさらに泳者が大きくバラけます。と言うか、一気に周りに人がいなくなった印象です。なんと左斜め前方に選手を1人見るだけで後は誰も見えません(笑)。
岩和田漁港までは波も逆に流れており、競技説明でもリレーの第2泳者が受け持つこの区間が一番ハードとの話でした。実際ここが泳いでいても一番うねりを感じました。コースの目安になる丸ブイをなかなか見つけられない。
左手に海岸を捉えつつ、スタッフのボートや遥か前方の三角ブイを目安に泳ぎました。コースからはかなり沖側に外れていたと思います。
浜辺に大きな黄色いゲートが見えてきたけど、これがなかなか後ろに流れていかない。何ストロークもした後で浜辺を見ると、まるでゲートの位置が変わっていないように見えます。本当にちゃんと進んでいるんかな? 岩和田漁港まではずっとそんな感じでした。
斜め前方の泳者には追いついたり、ゴーグル直しててまた離されたりの繰り返し。岩和田漁港に続くいくつかの三角ブイが視界に入ってきてようやくひと安心。この辺りで前方の泳者も見失っていよいよ独り旅状態に。うーん、寂しい。
そう言えば右足の太腿がいよいよ攣りそうになっていました。波がある分いつもよりもキックに力が入っていた気がします。だましだましで2ビートキックを続けつつ岩和田漁港側の折り返しブイをクリア。
折り返すとまた泳ぎやすい流れに変わります。見事に周囲に誰もいないなぁ。三角ブイをいくつか戻ったところで、ブイの向こう側にこれから岩和田漁港に向かう泳者の姿を何名か発見。ちゃんと他の選手も泳いでいて、今がレース中なのだと意識が戻る。一人で海を泳いでる感じになっちゃってたよん。
そのうち前方にも泳者を見つけます。ちょっと距離があって追い付けそうにない。それでも、このルートがおそらく間違っていないのだと安心できました。
ゴール地点沖のブイまでは、その泳者を見失ったりまた見つけたり。ここでも途中でゴーグルを直していたのでまあ仕方ありません。ブイで直角に曲がって、後は浜辺にあるゴールゲートをひたすら目指します。
前方、浜辺までに2人の泳者が見えます。
ラストスパートの水車ストロークといきたいところですが、今回は右足の太腿が持ちそうにありませんでした。せっかく波があるので、極力波に乗って進みたい。なるべく大きく泳ぎます。
ゴールに向かって左手に流されるハズなので、右に右にと意識して泳いだら思いの外流されませんでした。右に行き過ぎてる~。途中で修正してまっすぐ浜辺へ。そのうち指先が遠浅の砂底についたので立ち上がります。結局波に乗って進んだ感じはしなかったなぁ。
上陸すると少し先ゴールとの中間に選手が1人。走って追い付けるか? 気合い入れてダッシュ~。けれど相手も僕の姿を見て走り出します。うーん、ギリギリといったところか。と、足がよろけて前のめりに倒れかけてしまいました。手を着いてかろうじて転倒はまぬがれる。追い付くのは当然断念なり。
そこからは歩いてゴールしました。とりあえず満足。でも思ったより随分短かったように感じたなぁ。タイムも明らかに短くて、やはり実際の距離は3kmちょっとだったのだと思います。
レースの後は名物いせえび汁をいただき、ビーチクリーン活動の後に表彰式。仲間の女性が4kmソロの部で入賞しました。おめでとう~。仲間で浜辺にて打ち上げ。軽く飲んで解散いたしました。夏をしめくくる、楽しい遠泳大会でした。
----------
第3回おんじゅくオーシャンスイムレース4kmソロ(実際は3kmちょっと)
タイム:51分09秒
順位:78名中10位