大好評!11月6日、12月3日のビジネス文書研修の内容解説

2008年11月02日 | インソースの公開講座情報
お陰様で毎回、大好評のビジネス文書研修ですが、今回は、この研修の内容を詳しくご説明いたします。

【研修のおすすめの理由】

この研修の目的は、今まで何気なく書いていた文書にも若干気をつける点があり、それを意識すれば、
「書けようになる」事を理解いただく事であると考えています。

よって、講義の中で、ビジネス文書の「絶対守るべき8つのポイント」を理解し、「文章の構造」を知って
いただきます。

その上で演習として、まず、文書要約を行います。要約訓練は、文意を正しく捉えるの大変効果的な方法です。
また、要約するために削りに削った文章を作りますから、正しい形の短文もよく理解できます。

文章や文意を理解した上で、報告書、議事録などの文書作成演習を繰り返し、徹底して実施し、体得していきます。

【開催情報】

    2008年11月 6日(木)東京開催
    2008年12月 3日(水)東京開催
    2008年12月17日(水)大阪開催
    2009年 1月15日(木)東京開催
    2009年 2月18日(水)東京開催
    2009年 2月20日(金)福岡開催
    2009年 3月11日(水)東京開催
【ご参考】
■ビジネス文書作成8点つのポイント

その1.本文の内容が想定できる標題
~標題を見ただけで、書かれている内容が分かること。

その2.一文は40字~50字程度の短文
~一つの文を短くまとめるようにします。1文は40~50字程度とし、可能な限り、少ない文字数(200字程度)でまとめます。

その3.主語と述語が明確かつ一貫している
“「誰」が「何を」する(した)”のか明記されていることと、主語と述語が一貫していることが重要です。
~一文内の主語と述語だけを読んでも意味が成り立つ文を書目指します。

その4.内容は具体的かつ正確に
~数字(利益・損失に関係するもの)・固有名詞を具体的に書き、あいまいな表現や形容詞をできるだけ使わないようにします。
特に数字の情報は正確に書きます。

その5.分かりやすい言葉を使う
~使用する言葉は分かりやすいものにし、専門用語や外国語などの使用は最小限にとどめます。

その6.相手の名前・役職を間違えない
~「ビジネス文書」において、相手の名前(漢字も含めて)、役職、敬称を間違うことは大変失礼であり、
時にはトラブルに発展する場合があります。必ず正しい名前・役職を確認した上で書きます。

その7.書き手の立場を明確に
~「ビジネス文書」を「ビジネス文書」たらしめるのは、文書の「書き手の立場」の視点です。
「誰が」「何の為」に書いた文書かを明確に意識して書くようにしましょう。この視点が欠けると
どんなに文章が上手でも、使える文書にはなりません。

その8.ぱっと見て「美しい」と思わせるレイアウト
~ビジネス文書は上司・お客さまに提出することが多いものです。
誤植に注意するのはもちろん、行揃え・書体などレイアウトにも注意が必要です。

■求められるビジネス文書の構造

①読み手を意識した文書構造
作成した文書の読み手は、社内では上司、社外では商談相手が中心となります。読み手の文書の読み方は以下の通りとなります。

・「標題」を読む   ⇒「案件」の内容をおおまかにつかみ、優先順位・重要度を見極める。
・2~3行中身を読む ⇒「具体的にすっと頭に入ってきて」、具体的な数値などを踏まえて、読む価値があるかどうか、自分にとって重要かどうかを確認する。
・重要と判断すればさらに先の内容を読んで考え、次のアクションに移る。

以上の読み方に合う構造を意識して文書を作成すれば、読み手にとって分かりやすい文書になります。具体的には、以下のような構造を心がけて作成しましょう。

②読み手が分かりやすい文書の流れ ~読み手の組織基準に沿った流れ
書いてある内容が、上司、顧客の考えの流れ(一般的には、上司や顧客が属する各企業・組織の申請書、稟議文の項目の順番)
と同じであると、読み手にとって分かりやすい文章となります。「ねらい/理由/具体的内容」等々、組織の基準的な流れに沿った文章を書くことがポイントとなります。


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