毎日、本当に暑い!
名古屋市女性会館にて まるはちの日講演会へ出かけた。
演題は 「日本舞踊へのいざない」 ~名古屋をどりの歴史と舞台裏~
講師:日本舞踊西川流師範の西川まさ子さん
昭和35年生まれ 西川流三世家元西川右近の長女で2歳より舞踊を
はじめ、3歳で初舞台を踏んだとの講師の紹介があったが、年齢よりずっと若々しい、
美しい人でこの暑さの中、涼しげに着物を着て登場し、あたりの空気が一瞬に華やいで
感じられた。
西川流二世家元西川鯉三郎が「名古屋をどり」を1945年終戦直後に第1回を行い、超満員の
盛況から始まり、今年9月には第65回の記念公演が開催されるそうだ。
名古屋は芸どころと言われているが、私は「名古屋をどり」を一度も観たことはない。
今回はお話と共にビデオ上映で西川流の歴史や普段は見ることの出来ない舞台裏などの紹介
があり、最後に5歳の女の子が一人で踊る「絵日傘」や小学生の男の子3人による「越後獅子」と
中1・中2のお嬢さんの「みんなが命を持っている」という3組の踊りが披露された。
これからの舞踊を発展させて行く担い手に会場から大きな拍手が起こった。
日頃、歌舞伎や日本舞踊、能など日本の古典芸能に全く親しんでいないので今日は
よい機会だった。