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おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

向田敬子のひとり語り口演

2012-09-12 16:40:29 | 芸術・芸能

9/11(火)は名東文化小劇場で開催の“向田敬子のひとり語り口演”「橋のない川」のチケットを
「コメダ珈琲貴船店」でいただいたので出かけて来た。

「講演」はよく聞く機会があるが、講談・浪曲といった口で述べる話芸を「口演」というとのことで、
「ひとり語り」と「朗読」とどう違うのか知識がなかったが、作品をすべて暗誦し、気持ちをこめて
語る耳で聞く文学だそうだ。
原文をそのままに記憶し、文字を音声で再現する・・・。
朗読でもなく歌うのでもない。と紹介されている。
短い詩ですら、暗誦出来ない私には長時間、一人で舞台をつとめる話芸に感服するばかり。

住井すゑ 原作の「橋のない川」は文庫本で若い頃、読んだ。
明治時代後期の奈良県にある被差別(小森)でいわれのない差別を受けながら
苦しい差別に苦しめられてきた人々が「全国」の結成に立ちあがって行く様子
が描かれている。
今日の語りはその一部だ。

「口演」終了後、今日はコメダ珈琲貴船店の日頃のご愛顧への感謝まつりとのことで、福引が
あり、コメダでいつも飲んでいるロゴの入ったコーヒーカップと、いつもコーヒーについている
豆を頂いて帰宅した。
   

 

 

 

 

 


マリー・アントワネット物語

2012-07-28 22:00:44 | 芸術・芸能

午前中、名古屋市女性会館で「特別展にみる女性たち2012」と題し、7/7~9/2まで
名古屋市博物館にて開催中の「マリー・アントワネット物語展」の公開講座があった。
    講師は名古屋市博物館 学芸員の佐野尚子さん
要約筆記・手話通訳がつき、約1時間半、350人の定員のホールはほとんど満席に近く
歴史的な背景から、マリー・アントワネットをとりまく人間関係(家族・母・おかかえ・恋人・取り巻き)
など興味は尽きない。
37歳という若さで革命の波に飲み込まれ、露と消えていったあまりにも有名な18世紀のフランスの
王妃。
解説を聞いて見どころなどインプッした後、午後から博物館での展示品の数々を鑑賞してきた。
派手好き、浪費家、ファッション・彼女好みに作られた香水・贅沢な調度品・装飾品・お抱え画家の
描いた肖像画など彼女の愛したライフスタイルに焦点を当てていて見ごたえがあった。
会場は保護のため、全体にうす暗く写真撮影も不可だったが、ドレスのコーナーのみ
撮影OKとなっていて、ひときわ華やかな雰囲気を醸し出していた。

また2012年は原作者:池田理代子の「ベルサイユのばら」が連載開始から40周年にあたるとのことで
本展のために描いたという、原画の展示もあった。
ブルボン王朝の栄華と、フランス革命に至る国民と王政の軋轢、マリー・アントワネットに関する
種々の書物が女性会館の図書室にブックフェアとして展示されていた。
  朝日新聞出版・中野京子著「マリー・アントワネット 運命の24時間」
  中央公論社・藤本ひとみ著「悪女の物語」  etc.
   一度、読んでみよう。
   

    夕方から近くの小学校で学区自治会主催の「夏祭り・盆踊り大会」があり出かけた。
  スピーカー流れる大きな音の音楽に合わせて浴衣姿の大勢の人たちが楽しげに
  踊っり、テントの下では自治会役員による金魚すくいなどのゲームや焼きそば、かき氷など
   食べ物の店もならんでいた。
  花火も夜空を飾って、暑い夏の夜の風物を眺めるのは子供のころを思い出し、懐かしくなる。 
    


日中友好の合唱と民謡舞踊

2012-06-12 23:13:16 | 芸術・芸能

日中友好の合唱と民謡舞踊

 午前中、女性会館で高年大学鯱城学園民謡クラブOB有志バックアップのもと26期在校生と
中国海南島から初来日の海口市混声合唱団のメンバーによる日中友好のステージが開催された。
きっかけは、海南島から名工大への留学生との交流から、日本から民謡をもって海南島を訪れたことによるそうだ。
 
「海南島」とはどこにあるのか地図を眺める。
中国の南端にありベトナムに近く、気候は亜熱帯と熱帯が混在しており、空も空気も綺麗で緯度はハワイと
同じなので「中国のハワイ」と言われているそうだ。
果物の種類も豊富。面積はほぼ九州と同じで、人口は名古屋の約4倍。
近年、リゾート地として開発が進んでいるとの紹介があった。

演目は中国側 大海啊故郷(中国の歌)  秋千(ぶらんこ) 花(春のうら~らの隅田川を中国語で)
          海口美 黎族(敬酒歌→会場の一部でお酒がふるまわれた) 他、敦煌を賛美した歌など。
      素敵な衣装で美しい歌声が会場いっぱいに流れ聴く会場の人々を魅了した。

     日本側  美濃音頭 鹿児島小原節 ソーラン節 鳴門大漁節 
            狐音頭(恵那市民謡保存会の特別出演)etc.
三味線演奏もあり、ステージいっぱいに民謡舞踊がにぎやかにくりひろげられ終始、熱気溢れる中、
笑いと和やかな雰囲気のうちに90分が終了。

中国からのメンバーはこの後、富士山→東京・浅草などの観光を終え、帰国の途につかれるとか。
高年大学OBは卒業後も活動をとおして、元気にボランティアなどで地域に貢献している一端を垣間
見ることができた。

  


第17回総合芸術・芸能祭

2012-05-13 21:14:04 | 芸術・芸能

「名東の日・区民まつり」参加事業として5/11(金)から13(日)まで名東文化小劇場で
“第17回総合芸術・芸能祭”が開催され、裏方スタッフとして2日間お手伝いした。

出演は名東区文化協会会員 72組(団体40組・個人32名)で、初日は午後から
名東区文化協会総会と 記念公演の日本舞踊があった。

続いての演目、名東のうた「わがまち名東」から始まり、
 ウクレレ・歌謡舞踊・カラオケ・クラシックバレエ・詩吟・フラダンス・民謡・ミュージカル英語劇
 三味線・筝曲・日舞・モダンダンス etc. と多彩。

出演者の皆さんは早朝から髪も美しく結い、艶やかなお化粧、着物で次々と楽屋に入り、
日頃の練習の成果を披露され、どの方も生き生きとしていて素晴らしいステージだった。
裏方なので、モニターや舞台袖で垣間見るだけで客席でゆっくり見られないのがいつも
残念・・。
最終日は全プログラム16:00前に終了。
机・椅子・ミラーなど備品を所定位置に片づけ、清掃後、メンバー数人と共に喫茶店で労をねぎらい
しばしくつろぎ帰宅した。
  
   
  
          

           再認識 「芸どころ名古屋!」