おばさんの落書き部屋

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「新美南吉」生誕百年を祝う行事

2012-12-26 19:54:18 | イベント

今日からJR名古屋タカシマヤで始まった童話作家・新美南吉生誕百年を祝う行事の一つ
「ごんぎつねの世界」を観に、友人と3人で出かけた。
「ごんぎつね」は小4の孫が国語の勉強をしていた時、教科書に載っていたので一緒に声を出して
読んだことがある。
11時までに入場すれば、新美南吉記念館の学芸員によるギャラリートークと、着ぐるみを着た
イメージキャラクターの南吉の弟子「ごん吉くん」に会えたのだが、残念ながら時間に間に合わなかった。

半田市の出身で、結核のため29歳の若さでこの世を去り、短い生涯の中で残した沢山の作品や
自筆原稿、書簡、絵、童話集の初版本、生い立ちを辿る写真、遺品など貴重な資料が数多く展示
されていた。
また、会場の中ほどからは、南吉の作品に挿絵を描いた12名の画家の作品も展示されていた。
色鉛筆、版画、アクリル画、カラーインク、プリントCG、墨、水彩、フィルムの光彩画など多種多様で
物語も挿絵によって、より一層親しみ易く、温かさを増しているようだった。

南吉が生まれ育った地区では近くを流れる矢勝川で、200万本の真っ赤な彼岸花が一面に咲くとの事。
秋にコスモスと彼岸花を見ながら、南吉のふるさとを訪れてみたい。