おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

笠寺観音と見晴台遺跡

2015-09-18 21:49:04 | 歩いて知ろう会

高年大学クラブ「歩いて知ろうOB会(11期~28期)」の仲間32名で笠寺観音と
見晴台遺跡を訪ねた。
ここは、在学中の授業でも来たことがあるが、以前とはコースもメンバーも異なり、
知らないことをたくさん見たり、聞いたり出来た。
前回は迎えに来た市バスに乗って、連れられて行ったと言う感じだったが、
今日は、地下鉄桜通線「桜本町」駅に集合し、約1Km徒歩で笠寺観音へ向かった。

笠寺観音の西門をくぐると18日は丁度、縁日の日にあたり、露店が立ち並び、
ウィークデイではあるが、結構、賑わっていた。
野菜、果物、漬け物、衣類、雑貨、骨董品、陶磁器などみて歩くだけでも楽しい。
約1300年前に人々の幸せを願って開創されたとのことで、庶民信仰のお寺として
何度も作り直されてきたそうだ。今の本堂は約250年前に建立され、現在に至っており、
縁日の日は普段入ることが出来ないという本堂にも入れた。
個人で訪れれば、ボーっと歩き廻るだけとなってしまうが、この会ではボランティア
ガイドさんの案内がつくので、丁寧な説明を受けることが出来て、勉強になる。
昨日は、小雨であったが、今日は日傘をさして廻るほどの上天気で、汗ばむ程だった。

このあと、見晴台遺跡を訪れた。
丁度、高年大学時代の教授も現場にいらっしゃって、指揮されており、説明を
加えて下さり、弥生時代のムラの跡を現在も行われている発掘調査を見学する
ことが出来た。ボランティアの方々の地道で大変な作業で進められていることを知った。

終了後、予約してあった日本料理店で季節弁当で昼食をとりながら談笑、
楽しい時間を過ごした。ここは卒業してもずっとつきあえる居心地の良い
会の一つである。



 

 


名古屋港水族館へ

2015-07-02 23:02:14 | 歩いて知ろう会

高年大学27期クラブの同期仲間17名と名古屋港水族館へ出かけた。
昨日の悪天候と打って変わり、初夏の暑い日差しの中、風は心地よい。
9:30に現地、ポートハウスに集まり、打ち合わせ、連絡事項など例会を行い、
徒歩で水族館へ移動。
65歳以上は敬老手帳、運転免許証を提示すれば、半額の¥1,000で入館出来た。
イルカのパフォーマンス や ベルーガの公開トレーニングの様子などを見学。
イルカの素晴らしい演技一つ、一つに小学生や幼稚園児、大人からも
歓声があがる。
南館のリニューアルも終わり、水槽で泳ぐ魚達を観て廻る。
中でも、フワフワ浮遊していたクラゲの繊細な美しさに見惚れ、イワシが餌をめがけて
群れをなし、トルネードスピンする様は美しかった。

海の生物たちの泳ぐ様や、棲息する様子は童心に帰って、心を和ませてくれた。
終了後、クラス仲間たちと歓談しながらの食事はいつもながら楽しいものだ。

 

 


愚痴聞き地蔵さんと「豆福」見学

2015-06-19 21:08:53 | 歩いて知ろう会

今日はクラブ仲間たちと名古屋駅①出口から歩いて約10分の場所にある「桂芳院」と
西区新道にある製造から販売まで一貫して手掛けている豆菓子専門店「豆福」を
訪れた。
都会の一角にこんな場所があるのは全く知らなかったが、桂芳院の道路に面して
並んでいる六地蔵は交通安全、無病息災、合格満願、病気平癒、諸願成就、
水子守護と書かれている。
「愚痴聞き地蔵尊」だけは、塀の中に祀ってあり、右の耳に手を添えていつでも
愚痴を聞いてくれる態勢になっており、じっくりお参りできるよう陶製の椅子も
おいてあった。
「愚痴」とは・・人は不平不満のかたまり。人に対しては悪いことばかり目につき、
自分にはあまく、人には厳しい。これを「愚痴」と言うそうだ。
愚痴は言っても何もならない、ストレスを蓄積させ、聞いている方も不愉快になるが、
次から次へと際限なく、この愚痴は「貪り」「怒り」と共に3毒の一つとか。
愚痴を言いたくなったら、やはり愚痴聞き地蔵さんに聞いてもらうのが一番と
いう庶民の知恵から発生したものではないかと思った。

「豆福」は工房を併設して、豆菓子を販売している70年余の歴史を持つ
ところで、製造工程は仕切り窓を通して、見学出来、3代目の社長さんが、
解り易く説明してくれた。
機械化されているとは言っても、手作業に頼る部分が多く、熱気で
暑く、熟練の技も必要で、大変だと思った。
健康食品でもある豆は、お正月の黒豆、節分、お赤飯と豆は私たちの生活に
縁起物としても日本人には「まめ」という言葉でも深く結びついている。

豆菓子の試食品を味わいながら、ジャイアントコーンと直火焙煎アーモンド、
もち米だけで作ったという「柿の種」を土産に買った。
 


清洲城周辺の散策

2015-04-03 00:00:44 | 歩いて知ろう会

暑くも寒くもなく、風もない花曇りの天候の中、仲間14人と桜の美しい
清洲城を訪れた。
JR名古屋駅から清洲駅まで200円、乗車時間10分くらい、そこから清洲城まで
徒歩15分程度で到着。ガイドさんの説明を聞きながら清洲公園、本丸石垣などを
見て廻る。
近くを流れる五条川の川岸には桜並木が続き、屋台の食べ物屋さんも賑わっていた。
土日はもっとすごい人出だろうと思われるが、お弁当を広げる家族連れや春休みの
子どもたちも遊んで、鯉のぼりも風になびいてのどかな風景だ。
高速道路を通行中は、よく清洲城を眺めたが、訪れたのは初めてで、
天主閣4階まで上ってみた。遠くの山なみまで見渡せ、思っていたより中は現代風の
綺麗な内装で、芸能文化館もあり、大河ドラマ歴代織田信長公役の衣装なども展示
されていた。
なかなか桜の満開の時に、ゆっくり散策したことがないが、今日は仲間と
久々に楽しむことが出来た。
  
  


「堀留水処理センター」「若宮大通調節池」見学

2015-03-20 22:28:47 | 歩いて知ろう会

高年大学クラブOB仲間33名で「若宮大通調節池」と「堀留水処理センター」の見学に
出かけた。都市部の中心にこのような大きい汚水処理場があるのは初めて知った。
地下鉄矢場町駅から歩いて5分ほど。
若宮大通の歩道では、美しい菜の花の黄色が陽の光を浴びて春を実感。

処理施設の上部には、久屋大通庭園「フラリエ(旧:ランの館)がある。
下水処理のしくみを担当者から概略説明を受けた後、3組に分かれてそれぞれに
実際に現場を見せて頂いた。
スタートは「沈砂池」という、家庭や工場から流れてきた下水に含まれている土砂類を
沈める場所では水は茶色く濁っていた。
工程は細かいゴミや泥などをゆっくり時間をかけて沈め、下水に微生物を含む泥である
活性汚泥を加え、空気を吹き込みかき混ぜられる。
段階を経て、澄んだきれいな水になり、上澄み水は滅菌して最後は新堀川へ放流
されるそうだ。

次にこの堀留水処理センターの北に位置する、新堀川の洪水調節のために建設
されたという調節池も案内して頂いた。
降り始めの汚れた雨水をここで一時的に貯め、雨が降り終わった後、堀留水処理
センターで処理するのだそうだ。
この会では、個人では見る機会がない場所に行け、気心の知れた仲間との交流も楽しい。