いなモらス

訪問ありがとうございます♪
稲本選手、長谷部選手を応援しています!!
プレミアリーグも大好きです!

エストニア0-3イングランド

2007-06-07 | soccer(England)
現地時間6日(以下現地時間)に行なわれたEURO2008予選で、イングランドはエストニアに3対0と完勝した。そのなかでも活躍を見せたのが、先日代表復帰を果たしたばかりのMFデイヴィッド・ベッカムだった。
「この2週間、チームとともに過ごせて本当に楽しかった。代表に戻れてよかった」。試合後に『スカイスポーツ』のインタビューに応え、今回の代表復帰への想いを語ったベッカム。「今夜、僕らはきっちりと仕事を果たした。ゴールを決め、いいフットボールをするというね。チームには徐々に自信が戻りつつある」と続け、一時は不調に陥ったイングランドは立ち直ったとした。
イングランドは現在グループEで勝ち点14の4位ながらも、クロアチア(同17)、イスラエル(同17)という上位2強との勝ち点差を、残り5試合で3ポイントにまで縮めてきている。次戦は9月の2試合(8日/イスラエル戦、12日/ロシア戦)となるが、そのときにはMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)に拠点を移しているベッカムは、果たしてどんなプレーを見せてくれるだろうか。
[ISM]

稲本ら海外組が全員先発

2007-06-07 | soccer(Japan)
<国際親善試合・キリン杯:日本0-0コロンビア>◇5日◇埼玉
日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が「神風システム」で3つの収穫を手にした。優勝のかかったコロンビア戦で、欧州組4人を含んだ攻撃的布陣を試す大胆な采配を振るった。精彩を欠いたMF稲本潤一(27)故障に見舞われたDF中田浩二(27)を前半終了まで我慢の起用で動きをチェック。後半は国内組を投入し、強豪と互角以上に戦った。試合は0-0で引き分けたが、初タイトルも奪取し、来月のアジア杯に向けて弾みをつけた。
リスクは承知の上だった。前半10分すぎから強敵にボールを支配されても、オシム監督は動かない。トップ下で起用したMF稲本は運動量が少なく、パスミスを連発。左サイドバックのDF中田も前半途中に右足首を痛め、動けなかった。MF中村俊、FW高原を含めた欧州4人組の同時起用は防戦一方だったが、同監督は前半終了まで選手交代を行わなかった。
オシム監督 立ち上がりは「神風システム」という形で臨んだ。例えばアジア杯でもあるでしょうが、勝ち点1を争うような試合ならば、今日は10分で選手の誰かを交代させていた。今日のような試合ではなるべく長い時間でプレーを見たいこともあったので、あの時間帯までプレーさせた。フィジカルで準備できていない選手がいたということ。でも直すのは簡単です。
オシム体制下の初タイトルがかかっていた。引き分けでも優勝となるが、同監督は勝敗度外視で初招集した稲本、中田のプレーのチェックを優先。しかも、ボランチが本職の稲本にトップ下での起用を伝えたのは、試合直前のウオーミングアップ中のことだった。まさに「カミカゼ」的なアクションの中で、実際に国内組とフィットするかを確認できる収穫があった。
後半には昨年8月から招集してきたMF羽生、DF今野らを投入。得点こそ奪えなかったが、格上相手に試合の主導権を握る時間帯も多かった。高原は「後半に全体が動きだした」と分析。シュート数も6本とコロンビアの4本を上回り、約11カ月間のオシム流強化が間違っていないことをピッチ上で証明した。中村俊も「(羽生ら)前の選手が(前線に)抜けていくとか、動きを見られた」と収穫を口にする。前半でベンチに下がった稲本、中田の目に、オシム流を焼き付けることもできた。
最後には引き分けで初タイトルまで手中に収めた。オシム監督は「動いている時間帯は非常に美しく、エレガントだったということです。ボクシングの採点で言えば、日本の判定勝ちかもしれません」。収穫たっぷり、と言わんばかりの笑みで締めくくっていた。
[ニッカン]

日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が、就任後、初のタイトルを手にした。キリンカップサッカー(5日・埼玉スタジアム)、コロンビアとは0-0で引き分け、通算1勝1分けでコロンビアと並んだが、得失点差により3年ぶりに優勝した。MF中村俊輔(28)=セルティック、FW高原直泰(28)=フランクフルト、MF稲本潤一(27)=フランクフルト、DF中田浩二(27)=バーゼル=の海外組4人はそろって先発したが、無得点に終わった。
気難しい指揮官の顔が、この日ばかりは好々爺に変わっていた。FIFAランク26位(日本は44位)と格上のコロンビアを相手にスコアレスドロー。日本代表監督としての初タイトルに、オシム監督は完封勝ちしたモンテネグロ戦(1日)後とは一転、高い評価を口にした。
「アグレッシブで、個人のスキルの高さでも文句のないチームを相手に戦えたことは、よい授業だったと言える。美しくエレガントなプレーが出来ていた。後半は明らかに良い内容でした」。90分間、一度もベンチに座らず、指揮官は興奮し続けていた。
3連覇がかかるアジアカップ(7月、ベトナムなど)前の最後の実戦。4人の海外組が初めてそろい踏みした大一番で、老将は奇襲に打って出た。名付けて「神風システム」。これまでの2トップではなくFW高原を1トップにし、2列目にMF中村俊、MF稲本、MF遠藤を並べるというオプションを試した。
「危険なやり方だが、部分的には有効だった。全体的な意味で、何とか我々は生き残った」。結果こそ機能しなかったが、オシム監督はテスト出来たことに満足感を漂わせた。稲本と中田を交代させた後半は、同15分にMF中村憲がゴール前で決定機を演出するなど海外組抜きでも戦える手応えをつかんだ。
終了間際には、中村俊と高原も下げ、国内組だけでの熟成にも時間を割いた。「ボクシングの採点を参考にするなら、合計の点数では日本の判定勝ちということ」。狙いの一つでもあった負けない戦いで最後を締めくくったオシム・ジャパンは来月、満を持して東南アジアに乗り込む。
[デイリースポーツ]