千葉・阿部が浦和へ移籍希望

千葉の日本代表ＭＦ阿部勇樹??の浦和移籍が11日、決定的になった。10日に阿部と会談し、退団の意図を伝えられた唐井ＧＭはこの日、千葉市内で淀川社長と会談。同社長は「本人と会っていろいろなことを確認する。残留？当たり前です」と慰留に努める姿勢を示した。きょうにも残留交渉を行うが、阿部本人の移籍への意志は強く、説得は難しい状況だ。
一方、浦和の中村ＧＭは、阿部の代理人である糀（こうじ）正勝氏を通じ、阿部が浦和移籍を決断したことを伝えられており、あとは阿部と千葉側の交渉を待つばかり。同ＧＭは「あれだけの選手だから、出す方も“はい、そうですか”といかないのは分かる。待つしかない」と話した。
浦和側は移籍金３億円、年俸６０００万円を用意しており、クラブ間で合意できれば“レッズ阿部”が誕生する。
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ベッカムがロサンゼルス・ギャラクシーへ

デイビッド・ベッカムのマドリーでの挑戦は終幕を迎えた。８月からは米国ＭＬＳ（メジャーリーグサッカー）のロサンゼルス・ギャラクシーでプレーすることになる。
ベッカムの今後の去就を決めるため、木曜日にはレアル・マドリーの首脳陣と代理人テリー・バーン氏との話し合いが予定されていた。レアル側の出席者はラモン・カルデロン会長、スポーツ・ディレクターのプラドラグ・ミヤトビッチ、マーケティング部門総部長のホセ・アンヘル・サンチェス。
レアルはベッカムに２年間の契約延長を提案したが、ベッカム側はこれを断り、米国のロサンゼルス・ギャラクシーから提示された５年契約に応じることになった。現在３１歳のベッカムのスペインでのプレーが今季限りとなることは、これで正式に決まったと言える。
ロサンゼルス・ギャラクシーから提示された金額は明らかになっていないが、ＭＬＳにとってベッカムがリーグ史上最大のスター選手となることは間違いない。
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