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グレンおばさんのお花畑

家族の記録、季節の花たちの写真をポツリ、ポツリ紹介していきます。

ロシア語の響きみたいな・・

2010-10-31 23:25:33 | 旅行



ユーミンの歌に「緑の町に舞い降りて」という曲がある

  ♪輝く五月の草原を さざなみ遥かに渡っていく
    飛行機のかげと雲のかげ 山すそかけ降りおりる
   着陸間近のイアホンが お天気知らせるささやき
    「Morioka」というその響きがロシア語みたいだった
   三つ編みの髪をほどいてごらん タラップの風が肩に集まる
    もしも、もしもこの季節 尋ね来ればきっとわかるはず
   あなたが気になりだしてから 世界が息づいている♪


「盛岡」というと必ずこの曲が頭に浮かんでくる。
正確には盛岡には空港はない。
花巻空港が最寄の空港であるが細かい点には目を瞑って、
ユーミンに歌われている「緑の町・盛岡」へ行って来た

今回は飛行機でなく列車の旅。
盛岡へは大宮から新幹線で2時間、あっという間に着いてしまう
もう少し列車の旅を楽しみたいところだが、母をショートステイに送り出してからの
出発なので急ぎ足の旅行には移動時間が短いのは有難い

盛岡旅行の目的はズバリ「盛岡に行ってわんこそばを食べよう!!」である
実は何年か前にも同じ企画をたてたが、直前になって行かれなくなってしまった
今回はリベンジの旅。

食べる気満々で訪れたのはわんこそばの老舗の「直利庵」

わんこそばはいわばお蕎麦の食べ放題というもの
ほんの一口のそばをお椀に受け、好みの薬味を入れて食べる
椀が空くとすかさず仲居さんが「どんどん」とか「さぁ じゃんじゃん」といいながら椀に蕎麦をいれる
薬味

ちょっとやらせだが(笑)、こんな具合にお椀によそってもらう
夫120杯 私51杯 食べた 
美味しかったけど、当分お蕎麦はいいかな^^;


盛岡は石の産地なのか、色々なところに石にまつわる話がある


この写真は裁判所にある「石割桜」 花の時期は見事だろう
大きな花崗岩の割れ目に桜の種が飛び芽吹いたものという
花崗岩の周囲はやく21メートル 樹齢は350~400年とのこと
この他に盛岡城址公園の中に「石割ケヤキ」があり、別の場所には「石割梅」というのもあるそうだ



     
ここは岩手という名のいわれが伝わる三ツ石神社

 **その昔、この地方に羅刹といわれる鬼が住んでいて村人を悩ませていた。
 村人は三ツ石の神様にお祈りをして鬼を捕らえてもらい境内にある巨大な三ツ石に縛り付けた。
 鬼は二度と悪さをしないし、又二度とこの地方にこないことを誓ったので約束のしるしとして三ツ石に
 手形を押させて逃がしてやった。この岩に手形を押したことが「岩手」の県名の起源といわれている**


ちょっと足を伸ばせば啄木の故郷の澁民村や小岩井牧場などみるところはいろいろあるのだが
一泊だけだったので、市内歩きだけで終わってしまった
短いけど楽しい旅だった


トップの写真は北上川に架かる開運橋から写した岩手山
雨の予報が外れ、晴れて暖かい一日だった

N氏と芋づる

2010-10-21 13:05:35 | 作ったもの
千葉は雨の一日

会社の友達のN氏はすっごく優しい人
どこがどうというわけではないけれど、とにかく優しい
先日、早く帰ってきたとき「コンビニ行くけど、何か欲しいものない?」と聞かれたので
「何か、和のスィーツが欲しいかな 蜜豆みたいなもの」といったら
「これしかなかった~」と言って缶詰のあんみつを買って来てくれた
「缶詰か~ 缶詰を開けるのもね・・・ おばあちゃんのお土産にしよう」と食べないでいたら
N氏、すっといなくなってスーパーまでいってカップ入りのあんみつを買ってきてくれた
ごめんよ~ Nさん ありがとう 本当に優しいNさんだ

Nさんは会社の近くに住んでいて、畑を持っている
以前はお母さんがやっていたのだが、この2,3年は腰を痛めてできないので
Nさんがほとんどやっている
野菜の収穫の時期になると、顔を会わせれば「ネギができたよ いる?」
「とうもろこし、もう少しだよ」「ブルーベリーが沢山生っているから取りにおいで~」
など声をかけてくれる 
今年はママが入院中だったのでフーをつれてブルーベリー狩りをさせてもらった

さて、あんみつをご馳走になった日のこと
「さつまいも、食べるでしょ?取ってきてあげるよ」と嬉しいお言葉
「嬉しいなぁ ありがとう Nさんちはさつまいもの蔓、食べる?」
何かの本でサツマイモの蔓も食べられるとあったのを思い出して聞いてみた
「芋がらじゃないの?」
「ううん、サツマイモの葉の茎みたい」
「じゃぁ、葉も取ってきてあげるよ」
というわけで 出来上がったのがこれ
               ↓

シャキシャキしていて、ほんのり甘く「つまみにいいなぁ」と夫は大満足
もちろんご飯にも合う
ネットで調べたら、『旬の食べ物、この時期しか味わえない』とあった

Nさん ありがとう~ 
新鮮で美味しい野菜はあなたの優しさの一味も加わっていつも美味しく頂いてます


サツマイモの葉



2007日と運動会

2010-10-18 14:07:49 | 日記・その他
何気なくブログの編集場面を開いたら今日でブログ開設から2007日目とあった
2007日か~ 5年半位だ ま、開店休業期間の方がずっと長いから
なんともいえないけれど、時間ってあっという間に過ぎるんだね
どうせなら2000日のときに気づけばよかったなぁ

時間が過ぎるということを如実に感じるのはフーの成長
先週の月曜日、体育の日に初めての運動会があった
三歳ちょっとで通い始め、泣いたのは2,3日だけであとは喜んで通っている。
マンモス幼稚園なので見つけるのが大変だったが、運良く見られる場所で踊ってくれた
楽しそうに踊っているフーの写真を写すことができた


ベビー君は昨日で丸二ヶ月になった
相変わらず良く飲んで良く寝て、思い出したように笑ってお話もしてくれる
ベビー君の写真がなくて・・・(二番目の宿命でしょうか)




ヘンリー君の紅葉とベンチ

2010-10-08 15:20:55 | 
夏の初めに買い漁った草花たち
枯れた物もあるし、枯れないまでもあの酷暑で息も絶え絶えの物もあります
そんな中で、ヘンリーヅタは室内に置いて過保護にしていたので
茂ってこないけど、まだ元気です
そんなヘンリー君、このところの気温の変化に敏感に反応して紅葉してきました!

ビニールポットのままなのがばれちゃいますね^^;

地植えでびっくりするほど茂っているのを見かけると
何処か探して植えようか・・と思うのですが、ちょっと外に出しただけで
葉が日焼けをおこしそうな強烈な日差しだったのでいつまでも家の中に置いてあります
もう涼しくなったから外に持って行こうか、いやいや寒さで枯れてしまうかもと決められません

どこまでも過保護なお母さんです




さて、日曜大工づいている息子の新作はベッドをリメイクしたベンチです
ベッドのヘッドの部分を背もたれにして、両サイドの部分を座るところにして作りました
これはアイデア賞ものです
ただ、木が固くてネジを入れるのが大変でした(息子が・・。私は押さえていただけ)

ついでに端材を切ってもらって、お家を作りました
フーちゃんの外用積み木(これも端材にペイントしたもの)を本に見立てて、
積み木いれを本立てにして置いてみました

草取りをするとき、疲れたら座ってコーヒーなど飲んでいます
息子よ ありがとう~





外はいい天気

2010-10-04 23:09:23 | 日記・その他


息子の家の庭にウッドデッキができた

夏の間は暑かったし、ちょっとでるとヤブ蚊がワンワンとたかってくるのででることもなかったが
やっと外にでられるようになってきた日曜日、息子からランチの誘いがあった

デッキで息子作のエッグマフィンをいただいた
カリカリに焼けたマフィンにハム、チーズ、目玉焼きをはさんで食べる
その昔、子供達が大好きだったマックのエッグマックマフィンをまねてよく作ったものだ
私は早く出したいものだから、マフィンをしっかり焼かないが
息子は手抜きをしないのだろう、マフィンはパリッと美味しく焼けている
温かいコーヒーも美味しい


秋のバラは儚げに・・                  どこから落ちてきたのか不思議な実

秋の風が心地よい
フーママに抱かれベビー君もお外でミルク
食べ終わったフーちゃんはミルちゃんをバギーに乗せてデッキをお散歩
お外ご飯が大好きな夫はご満悦

そして、その次の週の土曜日
娘から「サンドイッチを作ったから何処かへいって食べない?」というお誘い
「じゃぁ、お兄ちゃんちのデッキで食べようよ」
息子達は出かけていたのでメールで断りを入れ、二週続けてのお外ランチとなった

今回は母も一緒に(母、一生懸命歩いてきました)
可愛いバスケットに入ったサンドイッチと紅茶で楽しいランチだった

娘と婿さんは来春に産まれてくるベビーの名前を考えている
あーでもない、こーでもないと実に楽しそう
「あなたの名前をつけたときはね・・」と話し始めると
「もう、何十回も聞いてるよ~。○ちゃんも知ってるよね?」
そうだよね~、もう何十回も話している
まだ妊娠もしていないのに、辞書をみていて気にいった文字
女の子を授かったらこの文字の名前にしよう・・そう思ったっけ
でも、もし男の子だったら・・
男の子の名前は夫が中国の詩集から選んだ
どちらも大好きな名前
そして、どちらの名前もつけることができた

「私の名前、すごく気にいってるよ。素敵な名前をつけてくれてありがとう」
娘の言葉にほろっとしたいい天気の秋の日だった






読書覚書 7月~9月

2010-10-04 20:34:25 | 読書




☆秘密    P・D・ジェイムズ

ジャーナリストのローダが長年放置してきた顔の傷痕を消す決意をしたのは、母親の再婚がきっかけだったのかもしれない。高名な形成外科医を訪ねた彼女は、医師の所有する荘園に滞在して手術を受けることになる。庭には古代のストーンサークルがあり、そこでかつて魔女が処刑されたという伝説が残っていた。手術の夜、そのストーンサークルに不審な光が…そして翌朝、ローダはベッドで扼殺死体となっていた。ダルグリッシュ率いる特捜チームが現場に急行するが、事件の影にはさまざまな秘密が!シリーズが、ついに重要な節目を迎える話題作。


   尊敬するジェイムズ女史、もう90歳になられるという。この本を書いたのがなんと88歳!
   素晴らしい知力と体力ですね
   


☆告白     湊かなえ


我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。


☆ラッシュライフ     伊坂幸太郎


泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。


☆小さなおうち     中島京子 


赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる。