
桜もあっという間に散ってしまい、今はツツジや藤が見ごろですね。
我が家の狭い庭も花ざかりで今年はモッコウバラも姫ウツギも自由気ままに伸びて花を咲かせています。
気候も良いことだし、体力維持に少しでも歩こうと近所をまわっています。
といっても、狭い町中そんなに遠くには歩いていけないし、帰りのこともあるので散歩コースは決まってしまいます。
あぁ今年もこのお宅はきれいに梅が咲いたね~ ハンギングバスケットが見事だわ!などと
話しながらの散歩はのんびりと季節の移ろいを追っていきます。
以前何回かいったことがある駅近くの小さな八百屋さんにふと足を止めました。
水々しいセロリがスーパーの半値近くの値段で売られています。
セロリ好きな我が家、昨日買ったばかりでしたが、またいただくことにしました。
セロリは薄くスライスしてサラダにしたり、ピクルスを作ったり、きんぴらやスープに入れたりと大活躍します。
じゃぁ、ついでにレタスもと探していると、店のご主人が「こっちのレタスのほうがいいから」と奥から出してきてくれました。
「表にあるのは俺みたいにくしゃくしゃだから」、そういえばなんだかしおれたものばかりで迷っていました・・・
支払いにお店の中に入ると目の前に立派なタクアンがありました。
夫は漬物が苦手で、特にタクアンなどの臭いのきついものは食卓に載せるのも嫌がります。
でも、この頃はかなりいろいろなことに譲歩してくれるし、母も私も好物なので買うことにしました。
店のご主人曰く「これはうまいよ! あまり手に入らないから一人一本しか売らないんだ。
何本でも欲しがる人がいるけどなるべく沢山の人に食べてもらいたいからね。」
近所の友達に半分分けて、残りを夕食に切って出しました。
八百屋さんのご主人に「食べてみて」と言われた夫は恐る恐る一口かじり「うまい!」
六十数年の人生で初めてタクアンを口にしました。
また一歩偏食人生から脱却してきています。

ついこの間までは土が見えていた空き地に見事なまでのみどりの絨毯が敷かれていました。
近寄ってみると、一面のスギナ。きれいだけど足ざわりはどうでしょうね。
それにスギナは庭の雑草の厄介者ですものね。こんなに生えてしまったらどうしたらいいのでしょう?
散歩コースに駐車スペースとおぼしきところ一面どくだみが生えている家がありました。
あまりにもきれいにどくだみだけだったので、もしかしたらどくだみ茶とか作るために植えているのかとも思いましたが
翌年はコンクリートを敷いてありました。
スギナもどくだみも根が深いし、どこまでも増えていくので本当に厄介ですね。
我が家もどくだみに悩んでいます。