こんにちは! スタッフ其田です。
いよいよ夏本番になりました。
北国青森とはいえ この時期だけは暑いです。
当館にいらしたお客様も大阪と変わらないなぁ~とおっしゃっていました。
でも九州のお客様は30度の日も、全然暑くないよ・・と涼しい顔でした。
暑さに慣れているのでしょうね。
私など体が北国仕様になってしまっているからか?
東京のムッとしたじめじめした暑さには「ぎゃ~~」と、耐えられませんでした。
この暑さもお盆まで・・・と思って、自慢の立佞武多祭りを楽しみ、乗り切りたいと思います。
さて
そうそう新作!!
もうすでに他のサイトでご覧になっているかもしれませんが・・・
昨日行ってきました。立佞武多の館~~~
写真だと大きさが伝わらない感じがします。
本物みてほしいですね~~。ビルの6階~7階の高さと言えば想像つくかもしれませんね。
この写真はエレベーターで上がって上から写しました。
これは顔の辺りをアップしたものです。
この手に持っているのが「纏」(まとい)です。2017年新作の題名は「纏」まといです。
私は纏というのは火事に関係しているもの・・・くらいにしか分っていなくて
調べてみました。
そしたら江戸時代に大火事があったことで、町の火消しの旗印に作られたものだそうです。
上部に組を表す頭があり、馬簾(ばれん)と呼ばれる房飾りがあり、手に持って振り上げたり
回転させたりして、火消しの士気を高めるために使われたそうです。
重さが15kg~20kgもあったそうで、これを持つ人はかなりな力持ちだったに違いありません
こちらは二階辺りから撮った 下の台座の途中から上です。
この台座だけで約10mなんですよ。
「その火事まった」
とでも言っているようですね。
顔も気合が感じられます。
後ろは・・・・燃えてる・・・・
燃えてる・・・
江戸時代の江戸の大火事もそうですが
五所川原にも大変な火事がありました。
昭和19年と21年に五所川原の街をほぼ焼き尽くす火事が二回もあったのです。
最初の火事からやっと復興してきたころまた・・・・
本当にこの火事にあった人たちはどんなに大変だったことでしょう?
3年のうちに二回も家を焼かれたら・・・と思うだけで大変さが分かります。
たぶんそういう火事から立ち上がった五所川原の人の頑張りをこの纏(まとい)に
表現したかったのだと思います。
「二度の大火から復興していく五所川原の
不撓不屈(ふとうふくつ)の精神を
火事場で纏(まとい)を振る火消しの
勇敢な姿で表現した」と・・・。
そのように意味を感じてみるとまた違った感動が湧きます。
昔の五所川原の人たちはがんばった!
今の五所川原の人もがんばろうよ!と聞こえてくるようです。
吉幾三さんもこの祭りのスタートを切って「立佞武多」歌いますよ。
8月4日 初日と 6日の中日に吉さんが来ます。
立佞武多の館の最後に吉さんいますよ!
立佞武多と吉さんは切っても切れない間柄なんです。
では間もなく始まる立佞武多まつり、お楽しみに~~~。
へばっ!