古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

古事記と仏教 仏教について

2017-07-04 19:50:20 | 歴史
「古事記」「日本書紀」は天皇家の正当性を史記に盛り込んだので
中国から伝わってきた 仏教 は、全く無視している。

どうもそうでもない様です。
まずは、仏教について勉強してみます。
もうすぐ、お盆ですが、仏教と云えば、お盆に、お寺からお坊さんが来て、お経を上げてもらう。
最後に、皆で「南無阿弥陀仏8なむあみだぶつ)」と唱える。
おじいちゃん、おばあちゃんが「これで極楽へ行ける」と喜ぶ。
結婚式は神社で、お葬式はお寺で
大体こんな感じではないでしょうか。

実は、最初に日本に伝わった仏教は、そんなものではなかった様です。
インドで、御釈迦様が悟りを開き、お弟子様たちが各地で教えを広めていく。
そして、中国大陸に広まった時には、「大乗仏教」と云う形になり、朝鮮半島を経緯して日本に伝わります。

では、仏教について勉強してみましょう。
【永久保存版!やさしい仏像入門・基本知識】から
なんと
《仏像は4種類ある!》

・如来(にょらい)
悟りを得た者。ブッダともいう。服は布きれ1枚。手塚マンガの影響でブッダ=釈迦と考えている人が多い。
確かに釈迦はブッダだが、あくまでも大勢いるブッダの中の一人であり、釈迦だけがブッダではない。

・菩薩(ぼさつ)
ただいま修行中!出家前の王子時代の釈迦がモデルなので、他者を救う“行”をしている。
すぐ助けに行けるよう基本的に立ち姿で表され、瞑想には入らない。

如来(悟り済)>菩薩(修行中)>明王(民衆を守る)>天部(仏界を守る)

御釈迦様(ブッダ、ゴーダマ・シッダールダ)仏教界の頂点はありません。
悟りを得た如来様は

●釈迦如来 ・・・ 悟りを得たブッダ(ゴーダマ・シッダールダ)
●阿弥陀如 ・・・ 極楽へ往生させてくれる。釈迦と同じインドの王子だが、悟ったのは釈迦以前
●薬師如来 ・・・ 身体と心の病気を癒してくれる。阿弥陀の次に悟りを得た如来。
●大日如来 ・・・ 密教(真言宗)にのみ登場する特殊な如来で最高仏。宇宙そのもの。
          すべての仏像は大日如来が時と場所を超えて変化した姿とされている。仏の中の仏。
お釈迦様は如来ですが一番の新参者で、最高神は 大日如来 となります。

南無阿弥陀仏は、阿弥陀如にお願いしています。
極楽から弟子の菩薩たち(25人)を従えてお迎えに来て下さる。

それぞれの如来様には、お弟子様がいて、菩薩と呼ばれています。
・勢至菩薩…智恵の仏
・観音菩薩…慈悲の仏 は 阿弥陀如 のお弟子様です。

更にすごい未来の如来
●弥勒(みろく)菩薩…釈迦の次に如来になることが約束されている人物で、56億7千万年後に世界を救いにやって来る。
もうめちゃくちゃすごい未来のお話です。人類はと云うより、未来の地球を超えて宇宙はどうなっているのか?
弥勒菩薩は未来の銀河を救う神様かもしれませんね。

御釈迦様(仏陀・ブッダ)の教えについては
仏陀の教えは如何でしょうか。