古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

日本神話 国生み、神産み

2016-10-02 10:27:27 | 歴史
こちらに、日本神話をわかり易く説明しています。

その昔、世界がドロドロで形もない時代に、少しづつ変化して
天と地に分かれます。
天上の世界を高天原(タカマガハラ)とび、神様が埋めれますが、
最初の神様はまだ未熟です。代々と生まれることで少しづつ人の形になり
男女の形になります、夫婦の形となって5代目に
男神のイザナギノミコトと
女神のイザナミノミコトの夫婦が日本国を作ります。



二人の神は、天の浮き橋の上に立ち、矛で大海をかき混ぜ、矛を持ち上げると矛先から
ぽたぽたとしずくが落ちて島が出来ます。
イザナギが「私の余分なところで、お前の足りないところを塞いで、 国を生もう」
とチャレンジするが、最初は失敗に、2度目に成功して
最初に淡路島、次に四国が生まれ、
隠岐の島、九州、壱岐の島、対馬、佐渡島と生まれ、
最後に本州が生まれます。
本州・九州・四国以外の島に 壱岐対馬があり、隠岐の島 と淡路島 離れた佐渡島の
5つの島しかないことを覚えておいてください。

国の基礎が出来上がると、次に神々を生みます。
石の神、土の神、建物の神、海の神、風の神、
木の神、山の神、野の神、霧の神、谷の神、
船の神、食べ物の神…たくさん生まれました。
しかし、火の神カグツチを生む時に、母イザナミも焼けてしまい亡くなります。
亡くなった神は、黄泉の国(ヨミノクニ)へ移ります。

次に、イザナギの神らしくない行動の注釈がはいります。
イザナギは、怒って火の神カグツキの首をはねて殺してしまいます。
それでも妻イザナミが恋しくなり黄泉の国へ向かいます。
黄泉の国であった妻は、肉の塊のような見にくい姿になっていました。
イザナギは逃げ出します、イザナミが追いかけます。
黄泉の国の出入り口を岩でふさいで、夫婦の口げんかがはじまり、
イザナギは離縁の話を伝えます。それに怒った
イザナミ「あなたがそのようなことおっしゃるなら、
あなたの国の人間を毎日千人ずつ、しめ殺してくれましょう」
イザナギ「そんならワシは毎日1500人の人間を生むまでのことじゃ」
と人間には性と死が生まれます。

その後、イザナギの
右目から アマテラス
左目から ツキヨミ
鼻から  スサノオの3貴神を生みます。
そして、アマテラスには高天原を
ツキヨミには夜の国(黄泉の国)を、
スサノオノミコトには海原(地上)を、
それぞれ支配させることにされたのでした。


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3 コメント

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千年マルテンサイト (グローバルサムライ)
2024-03-10 18:12:43
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズムは人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆる科学体系の根本を揺さぶり始めている。ひるがえって考えてみると日本らしさというか多神教的な魂の根源に関わるような話にも思える。
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黄金の国ジパング (某出版社)
2024-03-16 15:10:13
「ローマ人の物語」などで有名な歴史小説家塩野七海先生も「多神教徒である日本人が世界で主張すべきこと」で似たような見解をお持ちですよね。日本に根差したグローバルサムライ哲学みたいなもの(よくわかりませんが国学の発展形?)を哲学者はなぜ追求しようとしないのでしょうかね。
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平安時代以前だったのか (後鳥羽院の残照)
2024-04-19 22:44:52
古墳時代の上古刀にマルテンサイト組織が確認されていたなんて、知らなかった。
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