初心者鉄日記

2017年2月、鉄に目覚めました

鉄道初心者が乗り鉄・撮り鉄と色々やってます

スラップ・ショット

2005年08月31日 | 映画
●8月31日(水曜日)
【映画】
『スラップ・ショット(ジョージ・ロイ・ヒル監督/1977年)』
 ポール・ニューマン主演。アイスホッケーのマイナーリーグを舞台にしたコメディー。
 一応スポーツものなので、弱小チームが強くなって行き優勝するまでの過程を描いてはいるが、試合内容はどうでもよく、ひたすら選手の日常と試合での乱闘を描いている。熱血度は低いが笑いはそこそこ。
 たぶん不道徳系スポーツコメディーの走りかもしれない。乱闘専門のハンセン兄弟がいい味を出している。

【ニュース】

医師、手術中に患者殴り停職3カ月 「痛い」と言われ

ジンギスカン食べ比べよう 札幌でサミット第2弾 来月17-19日

負けたら「マケボノ」曙改名マッチ受けた

ギネス本社に日本人乱入 警備員とトラブル

【本日の教訓】
 無駄な苦労をすることはないが、してしまったらその苦労を無駄にしてはいけない。

【散歩】
 本日の歩行距離約5km。

黒い天使

2005年08月30日 | Weblog
●8月30日(火曜日)
【読書】
『黒い天使(コーネル・ウールリッチ)』
 「黒のシリーズ」の四作目にあたるサスペンス小説。
 殺人罪で逮捕された夫の無実をはらすため、主人公の女性が少ない手がかりを元にして真犯人を捜すサスペンス。
 著者はアイリッシュ名義で『幻の女』を書いている。
 私のお薦めは、『幻の女』『暁の死線』『黒いカーテン』
 『黒衣の花嫁』はまだ読んでいないので悪しからず。

【ニュース】
 自作小説を無断使用、脚本家伴一彦さんが演出家ら提訴
 
 ガザ地区でキリストの遺体発見か

 無名の中学生がマラソン大会で好記録

【散歩】
 本日の歩行距離約5km。

突撃隊

2005年08月29日 | 映画
●8月29日(月曜日)
【映画】
『突撃隊(ドン・シーゲル監督/1961年)』
 スティーヴ・マックイーン主演の戦争映画。
 1944年、ジークフリート線に展開している独軍と膠着状態になっている米軍だが、主人公たちの所属する中隊が、訳あって彼らの小隊のみを現場に残して移動してしまう。
 残された小隊は戦力の低下を独軍に悟られないように、あの手この手を使ってだましにかかるが……。というお話。
 前半はややコミカルだが、後半はどんどん重苦しくなって行く。
 マックイーンは降格された元軍曹で一匹狼の役所。
 ちなみに脇役として東宝怪獣映画で有名なニック・アダムスがポーランド人難民役で出演している。

【ニュース】
公選法OK「当煎茶」受けた、全国から注文殺到
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20050829i514.htm

【ネタ】
今からでも間に合う自由研究特集
http://www.manabinoba.com/index.cfm/4,6496,149,html

【本日の教訓】
 人生における壁は眺めるためにあるのではなく、越えるために存在する。

【散歩】
 本日の歩行距離約5km。

ドッジボール

2005年08月28日 | 映画
●8月28日(日曜日)
『ドッジボール(ローソン・マーシャル・サーバー監督/2004年)』
 とってもお馬鹿な脱力系スポーツコメディー。頭を空っぽにしてみるにはちょうどいい映画。
 基本的には弱小チームが困難な闘いに挑むという、スポーツもの特有のストーリーになっているのだが、やるのがマイナースポーツのドッジボールなので微妙なおかしみを醸し出している。
 というか、これは私の知っているドッジボールじゃねえ。相手にボールをぶつけて退場させるところ以外は全然別なスポーツだ。これがアメリカの公式ルールなのだろうか。それともこの映画用にでっち上げた架空ルールなのかしら?
 内容は零細スポーツジムを経営する主人公(ヴィンス・ヴォーン)が、彼のジムの乗っ取りを企む最新設備を擁するフィットネスジムの経営者(ベン・スティラー)の野望を阻止するために、ラスヴェガスで開催されるドッジボール大会(賞金五万ドル)に参加するというもの。
 いちおうスポーツものなので、メンバー集めや伝説の元名選手の老人による特訓あったりなどのポイントは押さえてあるが、登場人物が妙、というか変、というか知能が低い、というかバカ。展開も結構投げやりな感がする。まあ、そこがいいんですけどね。
 私にとって苦手な下品なギャグが多いので少々戸惑うが、それ以外は脱力ギャグや伏線なしの投げっぱなしお馬鹿ギャグなどがあってそこそこ楽しめる。
 後半のドッジボールシーンはそれなりに盛りあがった。やっぱりどこか変なんですけどね。
 なぜかツール・ド・フランス7連覇(この映画の当時は5連覇中)の名選手ランス・アームストロングや往年のアクションスター、チャック・ノリスが物語のポイントで伏線もなく登場して話を盛り上げる(?)
 ドッジボール協会の会長役でカーク船長もいたぞ。
 敵役のベン・スティラーがとても濃くて下品。
 エンド・テロップの最後まで必ず観るように。

 余談ですが、私もドッジボールは好きでした。
 小学生の時はドッジボール大会を生徒会に提案して開催にこぎ着けたこともあります。こぎ着けたのは上級生で、私は提案しただけなんですけどね。
 私のプレイは全然ボールを受けることが出来ないので、よける方専門でした。とにかくよけてよけてよけまくるだけ。
 必ず最後の一人になるまで残って、相手の集中攻撃を食らってやられてしまいました。

シャレード 真昼の決闘

2005年08月27日 | 映画
●8月27日(土曜日)
『シャレード(スタンリー・ドーネン監督/1963年)』
 オードリー・ヘップバーン、ケイリー・グラント主演。音楽はヘンリー・マンシーニ。
 古き良き時代の少々ユーモアをまぶしたサスペンス。何者かによって夫を殺された若い未亡人が主人公。夫は二十五万ドルの大金の秘密に関与していたらしく、その金のありかを巡り怪しい人物たちが彼女の周りに現れる。
 誰が夫を殺したのか? 二十五万ドルの行方は? というサスペンスで話が進む。
 ゆるく劇空間を作っているので、殺人が何件か起きてもそれほど残酷な感じはしない。謎の人間関係に翻弄されるヘップバーンが綺麗。いいなあヘップバーン。可愛らしくて品がある。ここでふと思ったのだが、この女優は女性の目から見るとどう感じるのだろう?
 それはさておいて、この映画、今ならもっと切れのあるテンポの良い映像に出来るのだろうけれど、ヘップバーンの替わりはいないと思う。
 どうしても見つからない二十五万ドルの謎が話の鍵。ちゃんと伏線を張ってある。
 余談ですが、話の先を読みながら犯人の予想を立てていたら当たりました。登場人物が少ないので当てやすかったです。

『真昼の決闘(フレッド・ジンネマン監督/1952年)』
 ゲイリー・クーパー主演の西部劇。ちなみに彼の新妻役にグレイス・ケリー。
 なかなかいいなあ、これ。良くできた小品。
 南部の小さな町で保安官を務めているのが主人公。彼が復讐にやってくる無法者たちと孤立無援で闘わなければならなくなってゆく過程を丹念に描いている。
 話は午前10時半くらいから始まって、正午過ぎに終わるという、ほぼリアルタイム・ムービーの体裁をとっている。
 町の人々の小市民ぶりが実にいい。普通なら誰かが立ちあがって主人公に協力するのだが、何やかんや理由をつけて誰もしない。まあ、主人公の頑固さが招いたことも少しはあるのですがね。
 町の人や友人に協力を求めては断られてしまう主人公が精神的にどんどん追いつめられてゆくのが、いい感じ。
 銃撃戦はあっさりしていたが、話の構成はとても良くできていた。
 たった28日で撮ったそうな。
 よい低予算映画の見本のひとつだと思う。

ジャッカルの日 星空のむこうの国

2005年08月27日 | 映画
●8月26日(金曜日)
『ジャッカルの日(フレッド・ジンネマン監督/1973年)』
 フレデリック・フォーサイス原作。物語の時代は1963年。時のフランス大統領ドゴール暗殺を請け負った殺し屋「ジャッカル」とそれを阻止しようとするフランス警察の行動を描いている。
 「ジャッカル」の行動もフランス警察の捜査もとにかく地道。どちらもマメにこつこつと準備・活動をしてゆく。かったるいと言えばかったるいのだが、それなりにリアルなので私は好感を持って観た。
 ラストのサスペンスは少しゆるめ。原作も面白いので一度読んでみて下さい。
 ジャッカルのライフルが味があっていい。モデルガンで売ってないかな。自作するのもいいが、法律に触れそうだ。

『星空のむこうの国(小中和哉 監督/1986年)』
 久しぶりに見直してみた。
 あの「少年ドラマシリーズ」にオマージュを捧げた映画。8mm映画出身者が初めて16mmフィルムで撮影している。プロ・スタッフは照明とカメラマン、プロの役者は主演女優(デビュー作)と医者役の二人だけ。他は全員が友人や知り合いのアマチュアばかり。予算はあの文芸座が半分を出し、残りの半分は監督の持ち出しだそうな。
 私も8mm映画を少しだけかじっていた(主に役者とスタッフ)ので、もう何もかもがとても懐かしい。
 そういうわけで、技術的にも演技的にもアレなんですが、それは良い意味での若さって事で、とにかくムードいいのよ。私の好み。
 パラレルワールドをテーマにした純愛もので、監督のコメントによれば、『ある日どこかで(1980年)』に影響を受けているそうな。
 もうなんつーか、嬉し恥ずかし映画で、背中がむずがゆくなってくるのがとっても気持ちいい。観ていて思わず身悶えしてしまう。
 この映画を好きだと言ってくれる人とは、いい友達になれそうだ。どこかにいないか? いてくれ。

鏡 パイレーツ・オブ・カリビアン

2005年08月26日 | 映画
●8月25日(木曜日)
『鏡(アンドレイ・タルコフスキー監督/1975年)』
 開始十分後に眠くなり、一時間後に本当に寝てしまいました。睡眠による中断を挟んで再開し、やっとラストまで観ました。タルコフスキーの自伝的映画だそうです。バカ映画好きの私はこういう映画は正直苦手です。勉強のためにと思って観ましたがとても辛かったです。風の表現が印象に残りました。生まれる時代は自分では選べません。

『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち(ゴア・ヴァービンスキー監督/2003年)』
 口直しに観た、大ざっぱな感じのするエンターテインメント系海賊もの。アクションものが好きな私には楽しめました。
 後半の剣劇が不死身同士の対決なので、あまり緊張感がありません。物語前半の方が面白い。海賊ものでは『カット・スロート・アイランド』がありますが、私にはこちらの方が好みでした。
 空中前転しながら相手の剣をかわすアクションが懐かしい。十代の頃はオレも出来たんだけどなあ。空中前転……。助走をつけられればですけどね。
 ジョニー・デップがいい味を出している。

おまけ
マイヤヒー
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=7653

ロイドの要心無用

2005年08月25日 | 映画
●8月24日(水曜日)
『ロイドの要心無用(フレッド・ニューメイヤー/サム・テイラー監督/1923年)』
 ロイド眼鏡で有名なハロルド・ロイド主演のサイレント喜劇映画。
 わけあって物語の後半で12階建てのビルに登る羽目になってしまった男の話。大時計の針にぶら下がる主人公のスチール写真は有名なので、どこかで見た方も多いと思う。
 断片は特集番組で見たことがあったのだが、全編を見るのはこれが初めて。
 やっぱこの時代の喜劇はすげえや。役者が身体を張ってるもんなあ。台詞がないだけに話がとても分かりやすく作ってある。
 私はこういうのが大好きなのだ。
 いつかこんなのをアニメでやってみたいものだ。って、ダフネのマイアが近いことを少しばかりやってたりしますが。
 顔面滑りとか、頭での階段落ちとか、鉄階段転がり落ちとかね。作業中は無意識にやっていたのだが、今回この映画を観て、自分がサイレント喜劇にかなり影響を受けているのを再確認した。まだやっていないことがいっぱいあるので、チャンスがあったらいつかどこかでやっちまおうっと。
 そういえば、光と水のダフネで使用されているネタが若い視聴者の方には「ドリフターズ」を連想させるらしいのだが、実はドリフの原点はこの頃のサイレント喜劇だったりする。興味のある方は「チャップリン」「マルクスブラザース」なんかをご覧になって下さい。ドリフがほぼまんまネタにしていますから。
 ちなみにマイアの顔面滑りのルーツはバスター・キートンの映画にあったと思います。
 小ネタ満載。当然のごとくハッピーエンド。ああ、楽しかった。前半は少々退屈なんですけどね。

ごっこ

2005年08月23日 | Weblog
●8月23日(火曜日)
 昔の子供の遊びで「ちゃんばらごっこ」と「西部劇ごっこ」というのがあったが、この二つは私の年齢ではあまりメジャーではなかった。たぶん、五歳くらい上の世代の定番だろう。いちおうやったことはあるんですけどね。「早撃ちごっこ」なんてのを。
 では、私らの定番は何かというと、「戦争ごっこ」と「怪獣ごっこ」である。
 戦争ごっこは父親が自衛隊員だったせいがあるかもしれない。怪獣ごっこは、あの「ウルトラQ」の本放送が小学一年生で、「ウルトラマン」が小学二年生だったためである。どちらも白黒テレビにかじりついてリアルタイムで見ていたのだ。この当時、世の中は空前の怪獣ブームだったのよ。
 雪国なので怪獣役になった仲間を掘った穴に埋めて、その上から雪をかぶせておく。オモチャの車を手で走らせて行くと、雪の中から怪獣が現れるという仕掛けだ。この怪獣出現の瞬間をローアングルから見ると、けっこうな迫力なのだ。
 雪像で身の丈以上の怪獣を作り、ウルトラマンになりきってドロップキックでぶち壊したりしたこともあったな。もっとも着地に失敗し、背中から落ちて、息を詰まらせ悶え苦しみましたが。

『黄色いリボン(ジョン・フォード監督)/1949年』
 ジョン・ウェイン主演。
 主人公である退役寸前の老大尉が、騎兵隊を率いて最後の任務に赴くという、ぬるーい活劇。
 馬の疾走シーンはそこそこ迫力がある。撮り方はあの名作『駅馬車』とぼほ同じなんですけどね。
 ネイティブアメリカンの扱いとかを横に置いておけば、そこそこ楽しめる西部劇。
 舞台は騎兵隊が駐屯する砦と付近の平原。それだけに西部劇定番の酒場の殴り合いがあったのには驚いた。
 主題歌は有名。ネイティブアメリカンに殺される武器商人が悲惨。

丸い空

2005年08月23日 | Weblog
●8月22日(月曜日)
 ふと、過去の記憶が甦ることがある。
 それは幼い私が丸い空を見上げて泣いている記憶だった。
 なぜ丸いのかというと、空の周りが暗いもので囲われて縁取られているからである。それが何なのかは全く分からない。
 私が丸い空を見上げながら泣いていると、縁から大人の手が伸びてきた。記憶はそこまでで終わりである。
 いったいこの記憶は何なのだろうと考えたが、これ以上は何も思い出せなかった。
 ある年の年末に帰郷した際、この記憶をふと思い出し、母に聞いてみた。
 母は私の説明を聞くと、「ああ」とうなずき、
「その伸びてきた手はわたしの手。あんたが幼稚園の時に裏の畑で遊んでいて、肥溜めに落ちたのを私が助けたんだよ」

『マイノリティ・リポート(フィリップ・K・ディック)』読了。
 短編集。映画化された『マイノリティ・リポート』と、『トータル・リコール』の原作になった「追憶売ります」が入っていた。「水蜘蛛計画」はSF作家ポール・アンダースンがなぜか予知能力者として登場するドタバタ。
 本日の歩行距離7.5km。

ハートブレイク・リッジ

2005年08月22日 | 映画
●8月21日(日曜日)
『ハートブレイク・リッジ(クリント・イーストウッド監督/1986年)』
 クリント・イーストウッド主演の軍隊もの、というか小隊もの。
 主人公は朝鮮戦争、ベトナム戦争などで実戦を経験したベテラン海兵隊曹長。有事には勇敢かつ有能だが、平時では酔っぱらって喧嘩三昧の日々を送るただの迷惑野郎。平和な時代では軍隊でも持て余されている。
 酒が原因で問題を起こした主人公が原隊に復帰するところから話は始まる。
 海兵隊といえば精鋭部隊として有名だが、長い平和ですっかり腑抜けになっていた。大隊長は規則にうるさいマニュアル野郎で嫌みな奴。小隊長は大学で講義をしているのが似合いそうな眼鏡のインテリ。兵士は緊張感もなくすっかりだらけている。
 そんな部隊に主人公が着任し、部下を鍛え始める。彼の古いやり方に部下は反発。大隊長もなんだかんだと難癖をつけてくるが、主人公は自分の信念を貫く。
 後は、色々あって部下との信頼関係が生まれてきたところで、海兵隊に実戦への出動命令が下される。
 場所はグレナダ。あの「グレナダ侵攻」である。
 戦闘シーンは並。緊張感もそれほど無い。
 とにかくぬるーい感じのする映画です。でも、作品としては全体的にトーンが明るいので私は好きだ。
 アメリカ万歳的なところがあるのだけれど、あの『グリーン・ベレー』に比べたら可愛いものだ。
 日本の自衛隊を舞台にして、こんなのが出来ないかな。
 ああそうだ、『守ってあげたい』が近いと言えば近いかもしれない。もっとも実戦出動の代わりに災害救助でしたが。
 ちなみに私の父も自衛隊現役時代に災害救助活動に何度か出動しております。土砂崩れで民家が埋没した時なぞは、長い鉄の棒を泥の中に突っ込んで、埋まっている罹災者を捜すそうです。

甲子園2連覇!

2005年08月21日 | Weblog
●8月20日(土曜日)
 うわーい!
 駒大苫小牧甲子園2連覇!
 前回の優勝は百年に一度の奇跡だと思っていた。出ると負けの北海道勢のイメージをさんざん植え付けられていたのだ。だから2連覇なんざ千年に一度の奇跡のはずだ。絶対にあり得ねえ。それがどうだ、2連覇ですよ、2連覇!
 ああ、ありがたい、ありがたい。生きていて良かった。北海道に生まれて良かった。
 今頃、北海道ではサッポロビールにジンギスカンで盛りあがっていることであろう。めでたい、めでたい。

 私の母校、旭川工業高校は一回戦で負けたんですけどね……。頑張ってくれ後輩。

『渚にて(スタンリー・クレイマー監督)/1959年』
 核戦争後の世界(1964年)を舞台にした終末もの。
 北半球は放射能で全滅し、人類はオーストラリアに生き残っているだけ。しかし、その放射能がしだいに南下してくる。南半球にはアフリカや南アメリカがあると思うのだが、いかがなものだろう? 原作にはその辺の描写があるのだろうか?
 じわじわと確実に死が迫ってくるのが重苦しくていい雰囲気。
 全体的に淡々と静かに物語は進む。
 パニックになるかと思ったら、それなりに理性的に最期を迎えた。終末ものとしては異色作だと思う。
 本日の歩行距離3km。

公募のお知らせ

2005年08月20日 | Weblog
 前略。
 現在執筆中の光と水のダフネ2(仮)の小説における登場人物の名前をこのブログで公募します。
 キャラクターはアニメ本編最終回24話に登場した、「M・MISAKI(通称偽マイア(笑))」です。
 ちょい役で登場の予定です。
 彼女のパーソナルネームの方を考えて下さい。「M・MISAKI」の「M・」の方です。ひらがな・カタカナ・漢字のどれでもOKです。フルネームでなければ納得いかんという方はフルネームでもOKです。
 応募資格はプロ(スタッフ・関係者)・アマ(ファンの皆様・通りすがりの方)のどなたでも構いません。
 選考は現時点では池端隆史が務める予定です。
 できれば、なぜその名前にしたのか理由を書いていただければ、選考の手助けになるのでありがたいです。
 例を挙げると。
 名前―○○
 理由―昔飼っていた猫の名前で愛着があるから。
 とか、
 名前―○○○
 理由―別れた彼女の名前。どうしても忘れられません。
 なんていうのでも結構です。理由らしいものがなければ名前だけでも構いません。
 なお、採用させていただいた場合、名前の使用権等の各種の権利はすべて池端隆史及び原作グループに所属しますので、そのへんはご了承下さい。
 それから何なのですが採用に当たっての賞品・景品等はありません。ごめんなさい。
 締め切りは今月中です。結果が出次第、このブログで発表いたします。
 応募はこのブログの「コメント」の部分をクリックして書きこんでくださいませ。応募は一人一回でお願いします。
 どうかふるってご応募下さい。

マッケンジー脱出作戦

2005年08月20日 | 映画
●8月19日(金曜日)
『マッケンジー脱出作戦(ラモント・ジョンソン監督)/1970年』
 珍しいドイツ兵による連合軍捕虜収容所からの脱走物。スコットランドが舞台になっており、全編に渡ってどんよりとした空模様で、作品のトーンも薄暗い。
 脱走方法は『大脱走』と同じくトンネルを掘ってのもの。
 主人公がドイツ兵のためか感情移入しずらいキャラクターになっていた。だって目的のためには味方(対立する人物ではあったが)を殺してしまうんだもの。
 ラストに至っても爽快感は全然無い。
『大脱走』を観た時には無性にトンネルを掘りたくなったものだが、これでは掘れない。
 本日の歩行距離6km。

或る夜の出来事

2005年08月19日 | 映画
●8月18日(木曜日)
『或る夜の出来事(フランク・キャプラ監督/1934年)』
 ゆるめのコメディー。作られた時代を考えれば、よくできていると思う。
 後の映画に使われたシーンがいくつかあった。
 『卒業』『ルパン三世 カリオストロの城』『新世紀エヴァンゲリオン』などは分かったが、他にもどこかで見たことのあるシーンやシチュエーションがあったので、この映画が元になっているのかもしれない。
『動機(横山秀夫)』読了。
本日の歩行距離3km。