初心者鉄日記

2017年2月、鉄に目覚めました

鉄道初心者が乗り鉄・撮り鉄と色々やってます

グリコのゴールインマークに関する一考察

2013年09月02日 | 雑学
 両手を高々と上げてゴールするグリコのシンボル、これはゴールインマークという。
 作られたのは大正十一年(1922年)
 マークの由来はウィキペディアによれば、江崎グリコの創業者、江崎利一が散歩中に神社の広場で遊んでいた子供がゴールインポーズをしているのを見て「これだ!」とひらめき、作成した、とのこと。

 なぜ子供が両手を挙げたポーズをとってゴールしていたのか?
 これにはモデルがいると思う。

 チャールズ・パドックという短距離の名選手で、1920年のアントワープ五輪100mで優勝し、翌年には10秒4という当時の世界記録も出している。(映画「炎のランナー」では主人公のライバルとして登場しています)。
 彼は100mにある種の革命を起こし有名となった。それはフライング・フィニッシュというゴール方法で、ゴール直前にフィニッシュラインに向けて飛び込んでいくというスタイルだった。
 その方法でオリンピックで優勝し、世界記録をたたきだしているのだから、皆がこぞって真似をし、一時期の流行となったらしい。
 おそらく子供たちは知ってか知らずか、パドックのポーズを真似していたのだと思う。