いけふくろう通信(発行人=ムッシュ)

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2009年・秋「鬼子母神界隈」(いけふくろう通信第543号)

2009-09-20 23:06:24 | イベント・お祭
初のシルバーウィーク二日目の今日は、
久しぶりに鬼子母神界隈を散策してみました。

お目当ては、鬼子母神と大鳥神社で、
毎月1回行われている「手創り市」を見ること。



場所は池袋から歩いて、だいたい15分程度。
お昼過ぎに行ったのですが、会場はかなり賑わっていました。

会場である鬼子母神、大鳥神社には、
出展者が畳2畳分くらいのスペースに、手作りの商品を並べ、
販売していました。



商品の種類はほんとうにたくさん。
優柔不断?な私は、かなり目移りしてしまいました……。

イラスト、ポストカード、ブックカバー、お財布、
コップ、アクセサリー、自家焙煎のコーヒーなど、本当にいろいろ。
そして、どれも市販の大量生産されている商品と異なって、
自然を感じられる優しい風合いの商品が多かったのが特徴でした。

ちなみに、出展者の方は若い方々が圧倒的に多く、
服装も個性的。さすが芸術家の方々です。

今日の気持ちの良いお天気、そして場所もあるのだと思いますが、
心地の良い雰囲気でした。

で、何か買ったの?と尋ねられそうですが、今日は初回ということもあり、
まずは、全体の下見?ということで見ただけでした。

なお、次回の「手創り市」は10月11日とのこと。
詳細は、下記をご覧ください。
http://www.tezukuriichi.com/

(余 談)
ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが、鬼子母神の「鬼」の文字は、
上に「角」(ノ)がありません。

その理由は、

その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、
王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。

しかし、その性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、
人々から恐れ憎まれました。

お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、
その末の子を隠してしまいました。その時の帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、
お釈迦様は、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。
いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。

そこで帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、
その後、安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるように
なったとされています。

とのことです。





それから、下の写真が鬼子母神の境内に鎮座していた阿吽(あうん)の獅子です。

右側に座っているのが「阿」。



左側に座っているのが「吽」。



物事の始めと終わりを表すようですが、
よく聞く、「阿吽(あうん)の呼吸」という言葉の語源も
この獅子からきたようです。

最後に、地元愛を謳う当通信。
これからもしっかりと地域に根ざした活動をしていきたいと思います。

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~ムッシュ・いけふくろう~


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