いけふくろう通信(発行人=ムッシュ)

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阿佐ヶ谷「藤田美菜子氏 個展<おくりもの>」(いけふくろう通信第408号)

2007-09-24 22:10:16 | イベント・お祭
第405号で紹介をした「Caffe Fresco」さんで開かれていた個展の紹介。
たまたま入ったお店だったのに、なんていう偶然でしょう。

普通の喫茶店とは趣を異にするこのお店の主張にすばらしさを感じつつ、
注文を終え、待ちながら、ボーッと壁を眺めると、なんというのか、
心の温まる、ホッとするような作品を見つけました。

思わず写真を撮ったのが、以下の写真です。















どうです。癒されるというか、優しい気持ちが伝わってきませんか。
私は、講演会前のちょっぴり慌ただしいひとときをこの素晴らしい空間で、
過ごせたことに喜びを感じつつ、会場へ向かいました。
(といっても、私が講演者だったのではありません。あしからず。)

なお、この藤田美菜子氏の個展<おくりもの>の会期は、
2007年9月1日から9月30日まで。

ぜひ、「ラテアート」と「デザインカプチーノ」を飲みながら、
素晴らしい作品をご覧ください。

<場 所>


~ムッシュ・いけふくろう~

『サインミュージカル・Call Me HERO』(いけふくろう通信第394号)

2007-09-02 22:08:41 | イベント・お祭
昨日、生まれつき耳が聞こえない大橋ひろえ氏が主役を務めるミュージカル、
『サインミュージカル・Call Me HERO』を鑑賞してきました!

耳が聞こえないと言うことは音も聞こえないということ、
にもかかわらず、音の振動を読み取り、「心で音楽を聴いている」という
主役の大橋さんの言葉に、感動しました。

また、聞こえないことにまつわる悩みも知りました。
たとえば、障害者雇用枠での採用。
一見、有名な会社に勤められていいなと思っていましたが、
聞こえない人にとっては、それが彼ら・彼女らの自由を
奪っていることを。

そういったことをみせられると、思わず私もなんかくよくよなんか
していられなくなってきてしまいます。といいつつも、ウルッときました。

さらには、大橋さんの「力強さ」と「負けず嫌いさ」というのでしょうか、
何事にも積極果敢にチャレンジをしていく姿勢には、感動しました。

もちろん主体の音楽に合わせてのダンスも素晴らしく、
気持ちさえあれば、耳で音が聞こえなくたって、心で聴けば、
素晴らしいダンスができるのだと思いました。

公演終了後、私は、ものすごいパワーをもらって帰ってくることができました。

なお、次回公演は、2007年12月8日(土)・9日(日)に北千住のシアター1010で
3回の公演が予定されています。

手話を学んでいる方に限らず、どんな方にもオススメできるミュージカルです。

~ムッシュ・いけふくろう~

2007年・夏「T聴協・サークル主催 納涼会」(いけふくろう通信第383号)

2007-08-27 22:00:21 | イベント・お祭
ということで、一昨日の土曜日に行ってきた「納涼会」の概要を紹介。

まずは、ろう協会長の挨拶では、当日は、朝日新聞社主催のスピーチコンテスト
と同日ということで、来年以降は違う週にしましょうかね、との提案がありました。

私は、朝日新聞社のスピーチコンテストに行ったことはありませんが、
いろいろと噂は聞いており、是非行ってみたいと思っていますので、
週を変えるという提案はいいと思います。

で、食事交流。私はスピーチコンテストに参加するため、
なんだか食べてはいるものの、どこに入っていったのか分からず、
あんまり食事をした印象がありませんでした。

そして、スピーチコンテスト。
参加者は、ろう者2名、昼サークル2名、夜サークル2名の合計6人。
あみだくじで順番を決めたのですが、な・なんと一番手話経験年数が短い私が
一番最後……。

しっかりとスピーチをしようと思えば思うほど、
先にスピーチをする人の手話が見えないこと、見えないこと。

こんなに手話が読み取れなかったのは、生まれて初めてでした…。

そして、ようやく私の順番に。これでも出席者で最年少の私には、
「がんばれよ~」とか、「がんばって」というエールをいただき、
早速、スピーチをしました。

正直、かなり緊張をしてしまい、どこをみたらよいのか分からず、
つい、サークルの会長をみて、手話をしていたら、
まわりから、「おい、会長ばかりみないで俺の方も見てくれよ」との
メッセージが……。
途中、まわりに支援をいただきながらも、楽しく、スピーチをすることが
できました。

そして、選考の結果、「ユーモア賞」を受賞しました。
まぁ、あんまりこういうイベントで先に立ってやる方ではないので、
正直、ちょっと緊張しましたが、なんでもまずはやってみるのも
いいなぁ、と思いました。

ちなみに、私が手話した内容(原稿)は、次の通りです。
ちょっとこの通りにできたかと言えば、それは疑問ですが、
まぁ、だいたいこんな感じの話をしました。
テーマは皆さんご想像通りの「食」に関する話です。

まぁ、納涼会には適した内容かといえば、違うのでしょうね。
それだけがどうにも自分としては納得できません……。
みなさん、すみませんでした。

テーマ『食へのこだわり』

 私は食べることがとっても好きです。
たとえば、醤油、マヨネーズ、ケチャップならこのメーカー
というこだわりがあります。
友人には「それはグルメだ」と言われますが、
食べることにこだわりをもつことは必要だと思います。
人は一日に朝、昼、晩と三回、必ず食事をします。
だからこそ、楽しく美味しく食べるためには、
食にこだわることが必要だと思っています。

 たとえば、外食をする場合にも、私なりのこだわりがあります。
私が好きなお店は、店内がきれいで、メニューが多すぎず少なすぎず、
ちょうど良い量で、値段も高すぎず安すぎずちょうど良いところです。
また、店員も身だしなみ、仕草がしっかりとしていて、
食事中にふと厨房をみると店員はきれいに清掃をしているところです。
逆に、嫌いというか、苦手なお店は、店内が汚く、メニューは多すぎて
選ぶのに困ったり、値段が極端に高かったり安かったりするところです。
また、店員も長髪、ひげ、ピアスなど、身だしなみも悪く、
仕草もいい加減なところです。

 それから、ファミリーレストラン、チェーン店も少し苦手です。
そういったお店だと全国どこでも同じメニュー・値段で食事をすることが
できます。ただ、人にも一人一人に個性がありますよね?(同意を求める)
私は同じようにお店にも個性があった方が良いと思います。

 さて、私の経験談をここで紹介します。ちょうど、私が大学生の時、
先生と一緒に入ったお店での出来事です。ドアを開けて店内をのぞくと、汚い。
不安に思いつつもビールを注文しました。
すると、ビールとコップがきましたがコップが…、汚れていた先が見えない……。
嫌々ながらも飲んでいると、今度はすごい物音がしました。
先生に「今の音は何ですか?」と尋ねると先生は「たぶん、世田谷線の音だろう」
との返事。なんとなく納得しながら、飲み続けるとまたしても、大きな物音が。
ふと音の下方向に目をやると、な・なんと、大きなネズミがいました。
ネズミはドスドスと走って逃げていきました。
私は先生に「すぐにお店を出ましょう」と言いました。以上が、私の経験談です。

 さて、これまで食へのこだわりについて話してきましたが、
高級なお店や安すぎるお店が決して悪いとは言いません。
でも、先ほど言ったような安心をして食事ができるお店が私は好きです。

 皆さんもぜひ、食へのこだわりをもって、いいお店を探しましょう。
ただ、私のように週末に一人でお店探しばかりをしていると
彼女ができなくなるかもしれませんが……。

<編集後記>
サークルやこういったイベントに参加をする若い人が少ないようです。
私は積極的に参加をしているつもりはないのですが、あまりの少なさに
重宝がられているのでしょうか。
確かに、私は変わっていて、いつもどこに行ってもほどんどが最年少。
手話も、ちょっとした興味から始めてみましたが、まだまだ初心者。
しっかりと勉強をして、ろう者の方と面白く、話をしたいのですが、
なかなか殻を破りきれません。もうちょっとの思い切りの良さが、
欲しいものです。

~ムッシュ・いけふくろう~

2007年・夏「第20回・東京湾大華火祭」(いけふくろう通信第359号)

2007-08-13 21:12:08 | イベント・お祭
さて、今年も開催されました2007年「中央区区制施行60周年・第20回・東京湾大華火祭」。
私も昨年の公約を果たすべく、撮影に行ってまいりました。

今年は、20回目の大会ということだったからなのか、
ものすごい観客、圧倒されました。
ちなみに、警備は、警視庁第五機動隊。先輩がいたのかと思うと、
お疲れさまです!ご苦労様です!としかいいようがありません。

もちろん、今回はちゃんと三脚を持参したので、といっても試行錯誤しながら、
ぶれずに長時間露光に成功!以下、ベストショットを掲載します。

(ベストショット①)

少し大きめの画像をご覧になりたい場合は、下記リンクを。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ff/5d25bb823f3c76a43568ada94f700750.jpg

(ベストショット②)

少し大きめの画像をご覧になりたい場合は、下記リンクを。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/12/992162418762a71f518e0a22dddcba2d.jpg

(ベストショット③)


(ベストショット④)


(ベストショット⑤)


(ベストショット⑥)


(ベストショット⑦)


(ベストショット⑧)


(ベストショット⑨)


(ベストショット⑩)


(ベストショット⑪)


(ベストショット⑫)


(ベストショット⑬)


(ベストショット⑭)


(ベストショット⑮)


ということで、いかがでしたでしょうか。
まだまだ、ど素人ですので、いい写真は少ないでしょうが、
その点はご容赦ください。

ちなみに、これがいいと思うような写真がありましたら、
コメントをお寄せくださいませ。

さて、来年は……、どうしましょうか。
あまりの暑さにバテ気味の編集長でした。

~ムッシュ・いけふくろう~

2007年・夏「清里現代彫刻展・大原 竜幸 作品」(いけふくろう通信第354号)

2007-08-08 21:55:17 | イベント・お祭
ということで、前号で紹介しました、清里フォトアートミュージアムで
開催されている「清里現代彫刻展」のなかの大原竜幸氏の作品を紹介します。

テーマは「無題」ということですが、どうでしょう。
なんともいえない、躍動感というのか、力強さを感じる作品です。

私は、芸術については本当に疎いのですが、
彼の作品を観ると、なんというのか、現代日本を象徴するようなものを
感じるのです。うまくはいえないのですが…。

まだ、若干22歳の彼にこれからも期待してます。

(「無題」左方向より)


(「無題」右方向より)


(「無題」フラッシュ撮影)


それにしても、この清里フォトミュージアムは、自然の撮っても豊かなところに
ありながらも、建物はとっても特徴があって、素晴らしいところですね。

いつかは、こういうところに住んだり、旅行に行くことのできる生活がしたいですね。

(幻想的な森林・ヒグラシの声も聞こえました①)


(幻想的な森林・ヒグラシの声も聞こえました②)


(とっても幻想的な建造物・ドラマの舞台にもなりそうです)


<参 考>
清里フォトミュージアム http://www.kmopa.com/
清里現代彫刻展 9月30日まで開催。
西村豊「森の妖精 ヤマネ」展も拝見しました。
「ヤマネ」とっても、とってもかわいかったです。
ありがとうございました。

<編集後記>
いけふくろう通信社ならびにムッシュ・いけふくろうは、
これからも大原竜幸さんを応援していきます!

~ムッシュ・いけふくろう~