卒業に向けた最後の直線である春学期のスタートを水曜日に控え、学校ではShoppingと称する「授業の見本市」が始まり、一気にあわただしくなってきました。そんな中、昨年の春、一緒にSpring Exerciseを戦ったクラスメートのジェフから全校生宛に送られたきたのが、「Committee on Public Service」というタイトルの非常に興味深いメール。
ケネ . . . 本文を読む
「Korea-Japan Tripを通じて日本、韓国をどうしても訪問したいけれど、お金の関係で如何しようもない。」
こんな想いを抱えつつケネディスクールで学ぶ、主として発展途上国出身の学生のために、日本Cacusu・韓国Caucusが今年初めて導入したのがKorea-Japan Friendship Fund。
経済的な厳しさ(ケネディスクールのFinancial Officeに届け出て . . . 本文を読む
「一人でも多くの日本ファンを作りたい!」
こんな思いひとつで、ケネディスクールで学ぶ日本人が、一丸となって準備を続けている一大イベント、Korea Japan Trip 2008が2ヶ月後に迫ってきました。
韓国人の友人たちと協働しつつ取り組んでいるこのKorea Japan Tripは今年で3回目。
「将来、各国のリーダーとなるケネディスクールの学生達に、日本と韓国 . . . 本文を読む
日本の民間非営利セクター、そしてそれを支える寄付やボランティア活動は、なぜ諸外国と比較して低調なのか?
これまで、日本の経済構造や雇用慣行、そして宗教にスポットを当ててこの問題を議論してきましたが、今日は日本の政府と社会の関係から考えてみたいと思います。
仮説5:政府によるクラウディング・アウト(Crowding-out:押しのけ)効果
政府と民間非営利セクターとの間のトレードオフの . . . 本文を読む
仮説3:“母のような”企業と業界団体
Johns Hopkins(ジョンス・ホプキンス)大学のCenter for Civil Socitey Studies(市民社会研究所)が取りまとめたレポート「Global Civil Society Overview」では、民間非営利セクターの規模だけでなく、その活動分野についての調査結果もまとめています。それを見ると、教育(23%)に次いで大きいのが . . . 本文を読む
「なぜ日本の市民社会(民間非営利セクター)は振るわないのか?」
「なぜ日本の民間非営利セクターに人と金が回らないのか?」。
今日の記事ではJohns Hopkins(ジョンス・ホプキンス)大学のCenter for Civil Socitey Studies(市民社会研究所)が取りまとめたレポート「Global Civil Society Overview」に . . . 本文を読む
政府の失敗と市場の失敗を補う存在として世界的にその存在感を増しつつある非営利民間セクター。一方で、Johns Hopkins(ジョンス・ホプキンス)大学のCenter for Civil Socitey Studies(市民社会研究所)が2003年4月に公表した「Global Civil Society Overview」によると、日本の状況は、民間非営利セクターで働く人の割合で見て . . . 本文を読む
Johns Hopkins(ジョンス・ホプキンス)大学のCenter for Civil Socitey Studies(市民社会研究所)が2003年4月に公表した民間非営利セクターの国際比較「Global Civil Society Overview」が照らし出したのは、グローバルなレベルで、政府と市場との挟間で確かな存在感を放ちつつ、人々の日常生活・仕事に、そして公の . . . 本文を読む
国際的に、あるいは一国内ですらはっきりとした定義がないために、横断的な比較が困難であった「民間非営利セクターの国際比較」というチャレンジングな課題に取り組み、現時点で恐らく世界で最も広範で信頼性の高いアプトプットを出しているのが、昨日紹介したJohns Hopkins(ジョンス・ホプキンス)大学のCenter for Civil Socitey Studies(市民社会研究所)。 . . . 本文を読む
寒々とした冬の立ち木をオレンジ色に照らしながら、凍てついたチャールズ・リバーに沈んでいく夕日。今日もボストンの気温はマイナス10度。体感気温はマイナス20度にもなる外気に包まれると、長時間の作業で曇った頭も一気に澄み渡ります。
朝から大学にこもって取り組んでいるのは、
「グローバルなレベルでのNPO(民間非営利)セクターの動向の把握と、アメリカ・イギリス・アイルランド・イ . . . 本文を読む
年末・年始、静まり返ったケネディスクールでひたすら格闘を続けています。相手は修士論文であり、またクライアントに対するコンサルティング・ペーパーでもあるPAE(Policy Analysis Exercise)。
僕のクライアントになってくれているNPO(非営利法人)Common Impactは、NPOと企業との「♡出会い♡」をサポートするサービスを展 . . . 本文を読む
2008年。僕にとって30代最初の年が幕を開けました。
米国で自分の好きな勉強に没頭できる時間も残り半年となり、年の後半、7月からは東京の職場に復帰することになります。
ケネディスクールでの学びを総決算し、新しい職場での挑戦が始まる年、たくさんの別れと出会いを経験する一年でもあるでしょう。
そんな一年のスタートに当たってのResolution(抱負)は、
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