留学予備校アゴス・ジャパンの横山会長とは、ケネディスクール留学時代に出会い、Japan-Korea Tripへのご支援、そして留学時代の経験を綴った「ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ ~世界を変えてみたくなる留学~」出版に当たって、「読者モニター」としてメッセージを頂くなど、これまで大変お世話になってきた人生の先輩です。
横山さんがモットーとされている「人生で関わった人の成功」や . . . 本文を読む
「大したことはない、単なる儀式だ。そんなことより、今の自分は"お祭り”に興じている場合なのか?」
“その日”が近付くにつれ、こんな斜に構えたような気持ちが自分の中で支配的になっていた。
しかし“その日”の前日は何故かなかなか寝付けない。それなのに“その日”の朝はいつもと違って目覚ましが鳴る前に自然と目が覚めた。
「何だこりゃ。やっぱり興奮しているの?自分・・・」
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ケネディスクールに所属する学生の国籍が如何に多様であっても、それで自然と「国際色豊かな」大学が創られる訳ではありません。
クラスのディスカッションにしても、言葉のハンディを抱える留学生たちが留学生ならではの視点で貢献するには、Home Groundで戦っているアメリカ人以上の準備をしてクラスに臨むことが必要不可欠。さもなければ、ディスカッションは自然とアメリカ人中心のものとなって . . . 本文を読む
世界中から集まった約900人の学生たち、そして教授陣が「Ask what you can do」をモットーに様々なイベントを企画・実施するコミュニティー、ハーバード・ケネディスクール。
そんなケネディスクールに今年は24人の日本人が学んでいます。前職は僕と同じく中央官庁からの派遣組が約3分の1、そしてコンサルティング等の民間企業、国際機関、NGO、地方自治体、JICA、日銀、マスコミ等、さす . . . 本文を読む
ケネディスクールの教授陣や学生たち、あるいは卒業生達は、しばしばそのスピーチの中で、あるいは日常会話の中で、母校のことを「コミュニティー(共同体)」と表現します。
ジョン・F・ケネディ大統領の就任演説における余りにも有名な一節
“Ask what you can do” 「(政府に頼るのではなく、まず)自分にできることは何か問いたまえ」
がケネディスクールを形作る哲学になっ . . . 本文を読む
John F. Kennedy Forumの壁に掲げられた約80の国旗。その下に集うのは“To make this world better place”という共通の理想を胸に抱きつつ、これまでそれぞれが培ってきた世界観、職業観、そして人生観をさらに深め、広げるべく、多様なバックグランドをひっさげて世界中からやって来た、211名のケネディスクールの新しい担い手達です。 . . . 本文を読む
ケネディスクールに集まった約100人の聴衆の前で自らの痛ましい経験を、時に涙しながら語られたのはYong-Soo Lee(リ・ヨンス)さん。今年79歳になるそうです。
「私は韓国の子ではなく、朝鮮の子です。」という自己紹介で始まった悲痛な体験談。一つ残念だったのは通訳が極めて限定的だったこと。彼女が張り裂けるような声で語るストーリを3分の1か、時には4分の1くらいに“要約”し . . . 本文を読む
Spring Exerciseの谷間にあたる穏やかな土曜日の午後3時少し前。来週から本格化するグループ・ワークに向けた作業を朝から続けていた僕は、厚ぼったいSpring Exerciseのファイルをいったん閉じて図書館を後にしました。
自分の中で未だ解決のつかない葛藤を抱えながら。
向かった先は、ケネディスクールBelfer Center5階のBell Hall。柔らかな春の日差し . . . 本文を読む
ブッシュ大統領にとって“中間試験”の意味を持つビックイベントとしてこのブログでも紹介した「中間選挙」が行われてから約4ヶ月。次なる、そしてアメリカ政治最大のイベントである大統領選挙に向けた候補者たちの長いマラソンレースは既にスタートし、そして熱を帯びています。
次期大統領選挙は僕が留学を終え帰国した後、2008年11月に行われます。「何だ、まだ2年近くも先の話じゃないか!」と思ってしまいます . . . 本文を読む
今週水曜日(2月28日)から今日までの4日間の日程で、「Cool Japan 2007」という非常に興味深いイベントがHarvard、MIT(マサチューセッツ工科大学)の共催で開かれていました。ポップミュージック、アニメ、映画、更にはアキバ系と言われる「オタク文化(Geek Culture)」まで、世界を席巻する日本のポップカルチャーがテーマのこのイベント。初日は筒井 . . . 本文を読む
今日のお昼12:00の統計学の試験終了を持って秋学期が終わりました。Thanks giving休暇をほとんど唯一の例外として、あとはひたすら図書館と学校に夜遅くまで、時には明け方までこもる日々もこれでようやく一段落です。
もちろん、このようなストイックな生活を送っていたのは僕ばかりではありません。そもそも僕が所属するMPP(Master of Public Policy)Progr . . . 本文を読む
ケネディスクールで学ぶ意義のひとつに、ここCambridgeの「地の利」を挙げる人は多いと思います。
Cambridgeには、政治・行政大学院であるケネディスクールのほかにも、ハーバードのプロフェッショナル・スクールとして、Medical School、Business School、Law School、Design School、Public Health、Educationといった様々 . . . 本文を読む
今日は、昨日に引き続き、ケネディ・スクールのフォーラムについて、より具体的に「Can North Korea’s Nuclear Breakout Be Stopped?(北朝鮮の核をとめることは出来るのか?) 」とのテーマの下で開催された昨日のフォーラムの内容について紹介します。
10月9日に行われた北朝鮮の核実験、及びその後の国連安保理における制裁決議の議論等の影響もあり、最近、ケ . . . 本文を読む
ケネディ・スクールの貴重な「無形資産」の一としてケネディ・スクールの政治研究所(http://www.iop.harvard.edu/)主催の「フォーラム」を挙げることが出来ます。今日・明日と2回に分けて、「フォーラム」の概要及び、本日参加した「Can North Korea’s Nuclear Breakout Be Stopped?(北朝鮮の核をとめることは出来るのか?) 」 . . . 本文を読む