今年最後のニューヨークタイムズ紙は1面からめくれどめくれどSaddamの文字ばかり。昨日の午前6:00、1979年から24年間にわたりイラクを恐怖で支配し、近隣諸国との戦争に国富を費やしてきたサダム・フセイン元大統領が、彼自身が秘密警察を使って多数の人々を処刑してきたイスティハバラット(Istikhbarat) で絞首刑に処せられました。
紙面では刑場での彼の様子や死刑執行官 . . . 本文を読む
ウソのように静かな生活になりました。昨日・今日とNemoの散歩をして、読書をして、ご飯を食べて、寝てるだけ・・・まるで隠居のようです。日本にいたのではおそらく持つことの出来ないこの静かな時間を利用して、秋学期が終わった今の時点での思いを残しておこうと思います。次学期以降の一つの道しるべになればよいのですが・・・
そもそも僕は何のために2年間も日本を離れ、職場を離れこんなところ . . . 本文を読む
今日のお昼12:00の統計学の試験終了を持って秋学期が終わりました。Thanks giving休暇をほとんど唯一の例外として、あとはひたすら図書館と学校に夜遅くまで、時には明け方までこもる日々もこれでようやく一段落です。
もちろん、このようなストイックな生活を送っていたのは僕ばかりではありません。そもそも僕が所属するMPP(Master of Public Policy)Progr . . . 本文を読む
昨日朝、Harvard Square駅前の売店の棚は松坂投手の顔でいっぱいでした!特にBoston Herald紙の一面は「ようこそ!」と巨大な日本語の大見出し。また、Boston Globe紙の一面には甲子園で松坂投手が胴上げされている懐かしい写真まで登場しています。
松坂投手については、ここボストンの人気球団Boston Red Soxが西武ライオンズとの独占交渉権を史上 . . . 本文を読む
アドリアンはSocial Studiesを専攻するハーバード大学の3年生。大学が提供するTutor Service(個人指導サービス)を通じて出会い、10月以降、毎週2回、1回1時間程度の英会話のパートナーとしてお世話になってきました。
今振り返ると、もう随分と昔のことのように感じますが、秋学期が始まった当初、僕が所属するMaster of Public Policy Pro . . . 本文を読む
ケネディスクールの授業が教授と学生、あるいは学生同士の議論に基づく「対話式」であることは既に紹介しましたが、こうした双方向の関係を創る機会は教室内だけではもちろんありません。
「Take a Faculty Member to Lunch Program」は、こうした機会を創るために大学が提供するプログラムの一つです。内容は読んで字のごとく。「教授をランチに連れて行こうプログラム」です。De . . . 本文を読む
終わりの見えない圧倒的なリーディング、これ以上絞っても水一滴出てこない程脳みそを悩ませ続けたレポート、神経の隅々まで緊張させて臨んだクラスでのディスカッション・・・途方もない知的苦悶と無力感、そしてほんの小さな達成感が同居し続けたケネディスクールでの秋学期の授業が今日をもって終わろうとしています。
9月11日月曜日からスタートした今学期では6つのコースを履修していましたが、最後の授業となった . . . 本文を読む
今日は夕方6時より、Harvard松下村塾の政治班のグループ勉強会に参加してきました。メンバーは全員で8名。留学に至る前のそれぞれのキャリアが、ジャーナリスト、中学校教師、自治体職員、教育関係NGO職員、銀行員、中央官庁職員と多様であるため、各自の得意分野や視点が多様である一方で、勉強会のテーマである「日本のソフトパワー」についての強い問題意識は共通している面白いチームです。今日 . . . 本文を読む
ケネディスクールで学ぶ意義のひとつに、ここCambridgeの「地の利」を挙げる人は多いと思います。
Cambridgeには、政治・行政大学院であるケネディスクールのほかにも、ハーバードのプロフェッショナル・スクールとして、Medical School、Business School、Law School、Design School、Public Health、Educationといった様々 . . . 本文を読む