松坂屋美術館『SNOOPY x 日本の匠』展のついでに名古屋ボストン美術館『北斎展』を観てきました。
名古屋ボストン美術館のサイト:北斎:概要|展覧会:展覧会一覧
展覧会はアメリカのボストン美術館所蔵の北斎初期の作品から晩年のものまでを展示。
初期のものは西洋絵画の遠近法を取り入れた作品が多く、それがちょっと目に付くというか鼻につくというか(笑)であまりいい感じがしませんでした。A4ぐらいの紙にやたら細かく対象を描き込んでいるのもちょっと・・・という感じ。また、古いものなので、紙が変質していたり、絵の具が劣化していたりで、当時の本当の画質ではなかったところがやはり残念。
やっぱり見応えがあるのは、小学生の頃から知っている『冨嶽三十六景』の作品群。『凱風快晴』や『神奈川沖浪裏』はやっぱりスゴイ!
それから、『百物語』というお化けを描いた連作は、ワタシが小学生の頃読んだ『日本・世界の妖怪図鑑』(正確なタイトルではありません)に出ていて、ものすごく懐かしい気持ちで観ました。
こんな感じで★3つ。