IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2012.07.04 パラミタミュージアムに初めて行ってきました。

2012年07月04日 23時54分15秒 | イベント・アートなど


パラミタミュージアムは「日本の美術館」的なガイドブックには掲載されているので、三重県の美術館としてはたぶん有名だと思うのですが、ワタシ自身は今回が初めての訪問。自宅からはクルマで1時間以上かかるので、なかなか行く決心がつきませんでした(笑)。

パラミタミュージアムのサイト:●●●● PARAMITA museum

さて、平日の午前中ということで、ガラガラなのかと思いきや、そこそこお客さんが来ているよう。


常設展、企画展と色々な展示があるようですが、今回は初めての訪問なので、全部を一通り観ようと思います。


1F/第1・2・3室 池田満寿夫「般若心経シリーズ」
地蔵や佛塔を焼き物で制作。作品がどうこうというより、展示室の雰囲気がイイ感じ。ただ、作品1つ1つに彫られた「masuo」というサインが大きく目立って、煩悩を感じますなぁ(笑)。



企画展「四大浮世絵師展 -中右コレクション-」
前期は「写楽・北斎」(7月11日まで。後期は「歌麿・広重」7月14日~8月26日)。
写楽の作品では、有名な大首絵がたくさん飾られていましたが、特徴である背景の雲母(きら)摺りの状態の悪いものが多くてちょっと残念。
また、写楽作の人物や背景がやたらと細かい歌舞伎の一部分を表現した浮世絵も多数展示。

北斎の作品としても歌舞伎の一部分を表現した浮世絵が多数展示されていたが、やはり注目は冨嶽三十六景。有名どころでは『凱風快晴』がありますが、それの「青刷り」も併せて展示されていました。好きなものとしては、切手にもなっている『神奈川沖浪裏』も展示。あと、同じく切手になっている『甲州石斑沢』も展示がありましたが、保存状態が悪かったのか、色がイマイチで残念。




企画展「第7回パラミタ陶芸大賞展」
識者推薦の6氏の作品を来場者が投票し、大賞を決めるというもので、今回は神農巌氏が大賞に選定されていました。作品は壷の口がだんだん大きく開いて大皿に変化していく一連の作品群で、女性の子宮・胎盤をイメージしているとのこと。なかなか興味深い作品群でした。他に5人の作家の作品群も展示されていて、それぞれ面白かったデス。




 

パラミタガーデン
ミュージアムに隣接した回遊式庭園。彫刻家/山口牧生氏の作品が庭園内に点在し、なかなかイイ感じ。




休憩所
ドリンクの自動販売機とテーブルがあるだけのシンプルな休憩所。テーブルや椅子は木製でイイ感じ。ガラス張りの向こうにはパラミタガーデンがあり、くつろぐにはいい場所。
300円で「仏像コレクション」、200円で「写楽コレクション」のガチャポン(ガチャガチャ)がありましたが、こーゆーの、買うんですかね?



こんなところがワタシのパラミタミュージアム初体験でございました。



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