今日の夕食は昨日いただいた『酒粕 義左衛門』を使って三平汁です。
ところで、「石狩鍋」「三平汁」「粕汁」の違い、分かりますか? ウィキペディアで調べたところ、
「石狩鍋」は鮭を主材料とした北海道の郷土料理で。味噌仕立てであるため塩引きしない生の鮭を用いる。
「三平汁」北海道の郷土料理。昆布で出汁をとり、鮭、ニシン、タラ、ホッケなどの魚の塩引きまたは糠漬けをダイコン、ニンジンなどの根菜類やジャガイモと一緒に煮た塩汁で、冬の名物料理。
「粕汁」はだし汁に酒粕を溶いた汁物、またはだし汁に味噌と酒粕を合わせたものを溶いた汁物のことで、具材にはにんじん、大根、魚等がよく使われる。
とのことですが、ベースに味噌と酒粕を使って鮭を具材に使えば、どれにも当てはまりそうですね。
今回は味噌を入れていないので、一応「三平汁」としました。
なお、酒粕にはアルコールが含まれているのですが、粕汁2杯を食べてクルマに乗ったら酒気帯び運転で捕まったケースがあるそうですね(ウィキペディア「粕汁」より)。
さて、作り方。
4人前として具材は鮭切り身3切れ、ジャガイモ2個、ニンジン1本、タマネギ1コ、板こんにゃく1枚。
ベースとなるのは『酒粕 義左衛門』1枚半、醤油大さじ3、料理酒大さじ1、昆布1枚、塩少々。一味唐辛子少々。
まずは土鍋に水5カップを入れ、一口大に切ったこんにゃく、乱切りのニンジン、ハサミで切った昆布を投入し、5分ほど煮立てます。
その間、鮭の切り身を一口大に切って熱湯に入れて臭みを取ります。また、ジャガイモは一口大に、タマネギは櫛形に切っておきます。
土鍋に酒粕、ジャガイモ、タマネギ、鮭を入れて少し煮込みます。
酒粕を溶いて味見をし、塩、醤油で調整します。
器に盛ったら一味唐辛子をふって完成。
食べてみたら、まぁまぁレベルの味。酒粕の汁と鮭の相性は抜群ですが、全体としてすごく美味いという感じでもなく。何がどう悪いというわけでもなく(笑)。そんな感じの仕上がりでした。
一味唐辛子は、ワタシにはちょっと多すぎたかなと。