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ピークをめざして ROAD TO PEAKS

山が好き。自然が好き。初心者トレッカーのひとり言

カムイヌプリ(摩周岳)トレッキング2006.9(7)~ピーク出現~

2006年09月22日 12時12分59秒 | 北海道トレッキング
(写真:めざすピークが見えてきました)


左手に摩周湖、右手に広大な原野を見ながら、さらに進んでいると、前方にカムイヌプリが見えてきました。

次第に天候も回復してきた様子。

かぶっていた雲の傘も次第にとれて、ピークが見え始めました。(写真)

写真、右端のピークが、カムイヌプリの山頂です。


★今日のひと言:よ~し、このまま晴れてくれよ~。

カムイヌプリ(摩周岳)トレッキング2006.9(6)~右側の風景~

2006年09月22日 08時29分59秒 | 北海道トレッキング
(写真:右側の景色は、こんな感じです)


左手に摩周湖を見ながら、さらに進むと、右側の景色が一気に開けました。(写真)

このあたりは、人が一切立ち入らない、手付かずの原野・・・という感じですね。

こんな風景を見ていると、知床・羅臼湖のあたりを思い出したりして・・・ヒグマとか出てきそうで・・・少しビビリながら歩きます。


★今日のひと言:ビビリながらも、ガンガン進みます。(笑)

カムイヌプリ(摩周岳)トレッキング2006.9(5)~左手に摩周湖~

2006年09月21日 12時16分49秒 | 北海道トレッキング
(写真:左手に摩周湖を見ながら歩きます)


カルデラの尾根道・・・、左手には美しい摩周湖が、木々の間から見え隠れしています。(写真)

少し歩いては、足を止め、少し歩いては、足を止め・・・。

・・・写真ばかり撮って、前に進みません。(笑)


★今日のひと言:先を急がないと・・・。

カムイヌプリ(摩周岳)トレッキング2006.9(4)~快適トレッキング~

2006年09月21日 08時28分09秒 | 北海道トレッキング
(写真:こんな道です)


距離はありますが、アップダウンがほとんどないので、快適なトレッキング。

歩きはじめは、白樺に囲まれた道を清々しい気分で歩きます。(写真)

・・・快適、快適。


★今日のひと言:歩くには、ほんとに恵まれた環境ですね。

カムイヌプリ(摩周岳)トレッキング2006.9(3)~遠い道のり~

2006年09月20日 17時59分18秒 | 北海道トレッキング
(写真:遥か彼方に見えるカムイヌプリ)

第一展望台横の登山口から、少し入ると、このような風景。(写真)

カムイヌプリは、遥か彼方に見えます。

それも、そのはず。

片道7.2キロ、往復14.4キロの道のり・・・。

ふ~・・・。

ピークの直下を除いて、アップダウンがほとんどないことだけが救いです。


★今日のひと言:長い道のりですが、がんばります。


カムイヌプリ(摩周岳)トレッキング2006.9(2)~神の山へ~

2006年09月20日 08時25分58秒 | 北海道トレッキング
(写真:第一展望台横の登山口)

摩周湖第一展望台に到着。

端っこの「登山者用駐車スペース」に駐車して、準備を始めます。

◆ ◆ ◆

世界でもトップクラスの透明度を誇る摩周湖は、アイヌの人たちから「カムイトー(神の湖)」と呼ばれ、敬われてきました。

その“神の湖”を抱く、摩周岳。

「カムイ・ヌプリ」とは、アイヌ語で「神の山」の意味です。

摩周岳は、周囲約20キロのカルデラ湖である美しい摩周湖の南東端にそびえ、1000mに満たない標高ながら、切り立った山容が印象的で、摩周湖の写真には必ずその姿が写っている山・・・。

◆ ◆ ◆

今回、トレッキングの目的地に、このカムイヌプリを選んだのは、やはり摩周湖の美しさから・・・でした。

これまで、摩周湖の美しさに惹かれ、何度となくこの地を訪れてきましたが、・・・カムイヌプリに登るのは初めてです。

摩周湖を展望するポイントは、第一展望台、第三展望台、裏摩周展望台と、3箇所あります。
どの展望台も素晴らしい景観を楽しむことができ、中でも「第三展望台」は、私の大好きな場所の一つなのですが・・・。

実は、もう一つ。もっとすごい展望台があることに気がついて・・・。(笑)

そうです!

カムイヌプリの山頂から見る摩周湖・・・きっと、とんでもなく素晴らしいはず!(確信)


・・・今まで見たことのない場所・角度から、素晴らしい摩周湖を見ること・・・。

これが、カムイヌプリを選んだ理由であり、今回のトレッキングの最大の目的です。


それでは、この“神の山”のピークをめざして、ハリキッて行きましょう!(笑)


★今日のひと言:行くゾー!


カムイヌプリ(摩周岳)トレッキング2006.9(1)~お天気が心配~

2006年09月19日 12時24分43秒 | 北海道トレッキング
(写真:第三展望台から)

本日より、カムイヌプリ(摩周岳)のトレッキング・レポートを開始します。
どうぞ、お付き合いください・・・。


前日、旭岳トレッキングを終え、レンタカーで川湯温泉まで移動。
これが、かなりの距離で、・・・5時間ほどかかりました。

前日の天候は、雨。
当日の天候は、・・・曇りのち晴れ。
朝、川湯温泉のホテルでトレッキングの準備を整え、『曇っていてもいいから、霧だけはヤメテ~』と願いながら(笑)、摩周湖をめざしました。

川湯温泉から摩周湖までは、クルマで20分程度の道のり。
登山口のある第一展望台へ向かう途中、まずは第三展望台で、様子を見てみます・・・。

・・・めざす、カムイヌプリ(摩周岳)のピークは雲をかぶっていましたが(写真)、なんとか霧だけは免れました。(笑)


★今日のひと言:ピークへ到達するまでには、晴れますように!


いよいよ北海道トレッキング!

2006年08月29日 09時28分43秒 | 北海道トレッキング
(写真:花博鶴見緑地公園。毎日ここを走っています)


先週末は、出張で東京に行っておりましたが、ホテルに缶詰めだったので、これといって報告することがありません・・・。

・・・残念。


さて、いよいよ今夏のメインイベント、北海道でのトレッキングが近づいてきました。

昨夏は、初心者だと言うのに、無謀にも日本百名山の『斜里岳』に挑みました。

沢登りに沢下り・・・、川の中で転倒したりして・・・、打撲に筋肉痛で、体がボロボロになりました。(笑)
オマケに・・・、山頂でデジカメの電池が切れて、山頂の風景も撮れずに帰ってきたという体たらく・・・。(涙)
まぁ今となっては、どれもこれも、いい思い出です。

・・・で、今回は、トレッキング2年目ということもあり、さらに欲張って(笑)・・・、できれば3つほど山登りをして来ようかと・・・。

・・・無謀過ぎますかね?(笑)

予定では、旭岳に、黒岳に、カムイヌプリ。

行程は、ブログのお友達で私の尊敬するTAKEさんに、いろいろとアドバイスをいただきながら決めました。

天候(私“雨男”です)と、自分の体調とを考えながら、できるだけ頑張ってみたいと思っています。


実は、このメインイベントに備えるために、8月から朝のジョギングを始めました。

自宅から徒歩5分の「花博鶴見緑地公園」。(写真)

このやたらと広い公園の中で、毎朝7時頃から、1時間程度のジョギングと、腕立て、腹筋、ストレッチ・・・。

私の職場は、8~9月は「夏期勤務」といって、出勤時間が遅くなります(10時出勤になります)。
なので、朝はわりと余裕ができるんですね~。

始めて1カ月になりますが、自分でもよく続いているな~と思います。

もちろん、今朝も走りましたよ。

これで体力が付いたかどうかは定かではありませんが・・・。(笑)


なにはともあれ、こうやって準備はそれなりにしましたので、あとは頑張るのみです。

少しの間、お休みします(今週いっぱいは、お休みします)が、またこのブログで報告しますので、みなさん遊びにきてくださいね。

それでは、行ってきます!


★今日のひと言★今回のトレッキングに際して、いろいろと丁寧なアドバイスをいただきましたTAKEさん、本当にありがとうございました!
心から感謝しています。


知床・羅臼湖トレッキング3/羅臼湖制覇!(そんな大袈裟な!)

2005年09月19日 12時00分38秒 | 北海道トレッキング
(写真:神秘の湖、羅臼湖です)

ヒグマとのニアミスの後、さらに進み、羅臼湖へ向かいます。

途中、自然解説員の浅野さんから、知床に咲く花や植物、生息する動物などの話を聞きながら、楽しく歩きました。

単独で歩くより、こうして話を聞きながら歩く方が、絶対勉強になりますね。
これまでも何度か知床には足を運んでいますが、ただ漫然と景色を見て回っていました。
解説を聞きながらモノを見ると、こんなに違って見えるものかと思いました。
今回は、知床の自然について、本当にいろいろなことを学ぶことができました。

そして、ほどなく羅臼湖到着。

羅臼湖は、水面標高740mの自然の宝庫。湖へ続くルートはここ1箇所しかなく、冬期は立ち入る人もほとんどいないそうです。
背後にそびえる天頂山と前方にそびえる西知別岳に囲まれ、神秘的な水面をたたえていました。

案内板によると、羅臼湖は、面積0.43平方キロメートル、最大水深2.1m、湖岸延長線3.7km。3000年前の天頂山の噴火により溶岩でせき止められてできた湖で、魚類は生息していないそうです。

知床自然センターで用意いただいた弁当に舌鼓を打ち、しばしの休憩です。

この弁当、結構いけました!
体験プログラムに付いてくるお弁当なので、まったく期待していなかったのですが、なかなか美味しい弁当でした。
なんでも、以前の弁当は、入れ物がイマイチだったそうで、参加者の方が「このままではダメ」と、弁当箱を寄附されたそうです。
弁当箱を入れる袋も、解説員の浅野さんが出張の際に京都で“仕入れ”てこられたとのことで、いろいろと工夫されているようでした。
手づくり感があって、なかなか良かったです。

その後、どんどん気温が下がり、休憩もそこそこに帰途につきました。

帰りも、クマに出会わないように浅野さんの「ホイ、ホーイ」という掛け声の後を楽しく歩き、トレッキングルートの入り口には、14時に到着しました。

これから羅臼湖へ行かれる方へ。
体力的には、ハイキング並みと思っていただいて結構ですが、足元が悪いため、トレッキング・シューズまたは長靴の着用が必須です。
あと、個人で行かれる方は、ヒグマ対策を忘れずに!


自然解説員の浅野さん、本当にお世話になりました。
そして、同行した大津からの4人組のお姉さんたち、埼玉から来られたクマ好きでベテラン・トレッカーのスミさん、楽しい時間をありがとうございました!

★今日の教訓:その土地に詳しい人の言葉に耳を傾けると、単独(自力)で行くより、何倍も充実した内容になる!色々なことを知ることは、ものすごく大切。見えないものが見えてきたり、ただ漫然と見ていたものが意味を持つようになる。

知床・羅臼湖トレッキング2/ヒグマとニアミス!

2005年09月18日 12時10分16秒 | 北海道トレッキング
(写真:羅臼湖トレッキングルートから羅臼岳を望む)

自然解説員の浅野さんの「ホイ、ホーイ」というヒグマ避けの掛け声の下、トレッキング・ルートを進みます。(浅野さんの掛け声、今でも耳に残っています)

浅野解説員によると、「ヒグマと遭遇してから逃げるというのは到底ムリなので、ヒグマに気づいてもらって、ヒグマに逃げていってもらう」のだそうです。
でも、浅野さんの「ホイ、ホーイ」っていう声、ものすごく優しいんですよね。追い払うというより、何かを呼んでいるような・・・。
あんな優しい声を聞いたら、ヒグマさん、喜んでこっちに寄ってくるんじゃないかなー、とか思いつつ、後ろを歩いてました・・・。

トレッキング・ルートは、足元がぬかるんでいて少しの注意が必要ですが、体力的には子供でも十分対応できる道のりです。アップダウンもそんなにありません。
一の沼から順に、二の沼、三の沼・・・と、羅臼岳の素晴らしい眺望を見ながら、巡っていきます。

そして・・・。それは、三の沼にさしかかった時でした。

僕のグループの後ろを歩いてきたグループが、ヒグマに遭遇。

後ろから、ものすごい勢いで追いついてきたので、おかしいなーと思っていたら「5mの至近距離で遭遇した」と。

顔面蒼白で、手にはクマ避けのスプレーを持ったままです。

環境省の人で、そういった場面には慣れているはずなのですが、さすがに至近距離で遭遇したことはあまりなかったらしく、「まだ鳥肌が立っている」と言っておられました。

これを聞いた僕のグループも、一時騒然としました。

おーこわ。ぶるぶるガクガク。

僕たちのグループは、浅野解説員の「ホイ、ホーイ!」という掛け声が効いていたのでしょうか、結局、遭遇することはありませんでした。

でも、ヒグマに襲われるのはもちろん恐くて嫌ですけど、ちょっと姿は見たかったような・・・。

★今日の教訓:ヒグマさんには「ホイ、ホーイ!」