ピークをめざして ROAD TO PEAKS

山が好き。自然が好き。初心者トレッカーのひとり言

2月の六甲山 ~雪の最高峰~

2013年02月21日 21時04分26秒 | 六甲トレッキング

[最高峰ピークは、やっぱり雪でした]


先週末、ホームコースの六甲を歩いてきました。




いつもの阪急芦屋川駅から。
寒いだろうなぁ・・・と思いつつ、山頂をめざします。




ロックガーデンから。
お天気は、晴れ~雪模様。
この日は、市街地でも雪がちらついていました。




風吹岩では、晴れ間がのぞいていました。




ひなたぼっこをするイノシシ親子に遭遇。
・・・いつもこの辺で見かけます。




横池。
水面は凍っていませんでした。




・・・が、池の周りは、こんな感じでした。




雨が峠付近から、少し雪が目につきはじめました。




ゴルフ場横を抜け、本庄橋跡を経て、七曲りへ。




七曲り登山道に入り、積雪が目立ちはじめました。




雪国的な風景。




山頂に近づくほど雪が多くなって・・・。




最高峰の山頂は、真っ白でした。




お昼ごはん。
お湯が沸くまで、寒さに耐え続けます・・・。




山頂からの眺め。雪雲で暗~い・・・。




さっさと昼食を済ませて、下山。




1時間半で、有馬温泉に生還。
このあと、温泉でゆっくりさせていただきました~。



★今日のひと言:六甲はまだまだ“冬”でした。あ~寒かった!

須磨浦散歩 ~冬のお手軽ウォーキング~

2013年02月20日 21時13分47秒 | 六甲トレッキング

[標高260mの鉢伏山頂へ]


2月。
寒くて、できれば外に出たくない・・・という気持ちを奮い立たせて、お手軽ウォーキングへ。須磨浦公園駅から鉢伏山~旗振山~鉄拐山~高倉山は、装備もいらず、お散歩気分で歩けるコースです。

2月上旬、垂水のアウトレットへ行くついでに、少し歩いてきました。



須磨浦公園駅からスタート。




線路をまたぐ橋を通って・・・。




階段の続くコースを登ると、展望所はすぐそこ。




眼下に須磨海岸。




お天気に恵まれると、サイコーの景色が広がります。




明石海峡大橋~淡路島。




鉢伏山頂を通過し、少し歩くと旗振山山頂にある「旗振茶屋」。




鉄拐山から、ウバメガシのトンネルを通って進むと・・・。




高倉山まで、片道約1時間のお散歩。
この先、さらに足を延ばすと「須磨アルプス」ということになりますが、今日はこのあたりで引き返します。



★今日のひと言:お天気の良い日を選んで、是非一度、歩いてみてください!

ぼくのメジャースプーン、名前探しの放課後 <辻村深月>

2013年02月02日 21時45分08秒 | BOOKレビュー

[読む順番があります・・・]


久々のブックレビューです。
直木賞作家として有名な辻村深月さんの「ぼくのメジャースプーン」と「名前探しの放課後」。
最近、この2タイトルとの出会いがありました。


私の辻村作品への入り口は、「ツナグ」でした。
他の映画を観に行ったときに流れた「ツナグ」の予告編。
面白そうだと思い、原作を読んでから、映画を観ました。
映画を観る前に原作を読むと感動が薄れる・・・と言う方もいますが、私は原作を先に読むほうです。映画での描写の意味がすごくわかるように思いますね。


それはさておき、「ツナグ」の原作を読んだ後、その文章や表現がとても気に入って、辻村作品を読み始めました。
「ツナグ」次に読んだのが「ぼくのメジャースプーン」でした。


ぼくのメジャースプーン
主人公は不思議な力を持った小学4年生の男の子。
ある事件に巻き込まれ、心を閉ざしてしまったクラスメイトの女の子を救うために頑張る、せつなく、健気で、温かくて優しい物語です。
んでもって、最後には少し涙腺をもっていかれました。
歳をとって(涙腺が)ゆるいもんで・・・(笑)
この解説に、次は「名前探しの放課後」を読むように!と書いてありました。
それに従い、続けて読むと・・・。


名前探しの放課後
これまたSFチックで、不思議で、温かく、優しい物語でした。
読み進むうちにどんどん引き込まれ、一気に読み終えました。
ストーリーとしても、どんでん返しがあって「やられたー!」という感じでしたが、最後まで「ぼくのメジャースプーン」とのつながりが見当たらなくて、「どーなってんのー?」、「ひょっとして見落としたかな?」という感じでした。

・・・そしてそれは、最後の最後にわかりました。
「そうきたかーっっ!」
さらに、ちょっと嬉しくなって、またまた涙腺を持っていかれました。(笑)


うーん、辻村深月、恐るべし!
自分より17歳も年下なんですけど(笑)・・・改めてすごい作家さんです。


熱心な読者の方々にはお馴染みだそうですが、辻村作品には、多くのリンクがはられているそうです。
辻村さんがしかけたお楽しみポイント・・・私もこの辻村ワールドを存分に楽しみたいと思います!


★今日のひと言:この2タイトルは、できるだけ「ぼくの・・・」→「名前探しの・・・」の順に読みましょう!