ピークをめざして ROAD TO PEAKS

山が好き。自然が好き。初心者トレッカーのひとり言

槍ヶ岳(11/最終回) ~高山グルメ(おまけ)~

2011年08月27日 20時14分18秒 | 百名山トレッキング

[う~ん、道路にピントが・・・(笑)]


槍ヶ岳シリーズのおまけです。

槍ヶ岳から下山後、奥飛騨温泉で一泊し、高山に寄り道・・・。



高山の古い町並みを少しだけ散策。




目に付いたのは「飛騨牛にぎり寿し」の看板。
さっそく買ってみます!(笑)




う~ん、美味でした。




つづいて、これまた「飛騨牛」の看板。




牛串に・・・。




コロッケ!


う~ん、飛騨牛づくし!

飛騨牛の屋台料理を満喫しました!


・・・最後はまた、グルメブログになってしまいましたが(笑)、
実はこのとき、体のほうは筋肉痛でガタガタでした。


往復30km、標高差2000mは、体には相当キツかったようで・・・。
いつもは筋肉痛知らずのCWXサポーターも、このときばかりは効果がありませんでした・・・。




それでは最後に、飛騨乗越付近から見た「槍ヶ岳」の雄姿を再度。




★今日のひと言: 槍ヶ岳、次は別ルートで登りたいですね。永遠の憧れです。



槍ヶ岳シリーズは、今回で終了です。お付き合いありがとうございました。

槍ヶ岳(10) ~下山~

2011年08月26日 19時56分25秒 | 百名山トレッキング

[千丈沢を下って新穂高へ]


槍ヶ岳に別れを告げ、いよいよ下山。




高山植物の花々も、別れを惜しんでいるよう・・・。




奈落へ落ちていくような下り。




斜面の緑はとても鮮やかでした。




可憐な花々に見送られて、先を急ぎます。




千丈沢分岐。
下りなので、まったく息は上がっていません。




途中からは、西穂に向かって歩きます。




黙々と歩いて、槍平に到着。




槍平小屋横の川原で昼食タイム。
槍ヶ岳山荘で用意してもらったお弁当、名物・ちまき弁当をいただきます。




自前の味噌汁と一緒に。




昼食を済ませ、槍平小屋を出発。




新穂高へ、先を急ぎます。




途中出会ったパーティー。
何を見ているのでしょうか・・・。




真っ赤な木の実。
同じ道を戻っているのですが、往路では気づきませんでした。




延々と歩き続け・・・。




穂高平小屋に到着。




この時点で、相当ヘロヘロ・・・。(笑)
自分へのご褒美。




さらに歩いて、新穂高のゲートに到着。
ゲートは、閉まっていました。




駐車場が見えてきました。




とうちゃ~く!




時刻は、16時前。
いやぁ、よく歩きました。



★今日のひと言: あ~、疲れた。


(つづく)

槍ヶ岳(9) ~さらば、槍!~

2011年08月25日 20時13分31秒 | 百名山トレッキング

[槍の雄姿にお別れです]



穂先に2度登って、そろそろ槍とお別れの時間です。




槍ヶ岳山荘前は、気持ちよく晴れ渡っていました。




槍沢の方向。




もう一度、槍の雄姿を目に焼き付けて・・・。




山荘前は、出発の準備をするトレッカーたちでいっぱいでした。




今日は、新穂高まで約15kmの道のりを一気に下ります。




山荘から、南岳方面へ。




沢が一気に落ち込んでいるので、すごい高度感があります。




左手に殺生ヒュッテの赤い屋根。




振り返ると、槍。




飛騨乗越まできました。




ここから千丈沢を槍平方面へ下ります。




最後にもうひと目、槍ヶ岳を。
雲のない真っ青な空に、そびえ立っていました。
(この時間に穂先に登ればよかった・・・。笑)



★今日のひと言: さらば、槍。また来年!(来るの? 笑)


(つづく)

槍ヶ岳(8) ~ピークからの絶景とブロッケン現象~

2011年08月24日 19時31分53秒 | 百名山トレッキング

[雲に槍ヶ岳の影が!]


2度目の穂先登頂。



ピークの祠の前まできました。




祠には、「槍ヶ岳登頂」の表示板が置いてあります。




今回は、それを持ってポーズ。
いつものポーズとはちょっと違います。(笑)




雲の向こうから日光が照りつけています。




と、反対側の雲海には、穂先の影が。

ん? ・・・これはっ!



そうです!
いわゆる「ブロッケン現象」のようです!



ブロッケン現象
ブロッケン現象(ブロッケンげんしょう、Brocken spectre)は太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。 光輪 (グローリー、glory(英語))、ブロッケンの妖怪(または怪物)などともいう。
(Wikipediaより)




穂先にいる数人の影がはっきりと見えました。




こちらはコンデジでアップで撮ったものです。
人が雲の中にいるようですね~。不思議~。




ピークからは、風で雲が切れた瞬間、こんな景色が見えました。




南東の方向に、南アルプスの山並み。
一番左のきれいな台形が富士山です。




北方向は、厚い雲に囲まれていて何も見えません・・・。




南西の方向は、南岳。その向こうに穂高連峰があるはず・・・です。




ピークから少し下ったところで、穂高連峰が少し見えました。
薄い雲が通過中です。




雲の切れ間から、ジャンダルムが顔を出しました。


山頂から見えた景色は、以上です。
雲が多い中、一瞬の切れ間からのぞく景色を楽しみました。




穂先から下りてくると、山荘がはっきり見えてきました。



★今日の一言:ブロッケン現象も見ることができ、ラッキーでした!


(つづく)

槍ヶ岳(7) ~2回目のピークへ~

2011年08月23日 19時22分58秒 | 百名山トレッキング

[早朝の槍ヶ岳!]


槍ヶ岳山荘の朝は早い!



朝食は、朝5時!
朝からしっかり食べます。




朝食を終えて外に出ると、山荘前はすでに大勢のトレッカーで賑わっていました。


で、槍は・・・。



濃霧で見えない~!!!




と、思ったら・・・。




霧の後ろに、青空を背負った槍の姿が!


風が強く、晴れ間が見え隠れしています。
よ~し! 登るぞー!!!




時刻は5時半。
気温は、約5℃・・・寒!




では、はりきって行きましょう!




岩登りも、空が青いと気持ちいいですね~。




昨日に続いて、2回目の穂先挑戦です。




そして、最後の階段。




ピークまで、あと3段・・・。




青空の中のピークです!




ピークの二等三角点を踏んで!



★今日の一言:う~ん、気分はサイコー!

       ピークからの眺めは、次回!


(つづく)

槍ヶ岳(6) ~夕闇せまる槍ヶ岳~

2011年08月22日 19時43分47秒 | 百名山トレッキング

[山荘前は充実感で満ち溢れていました]



槍ヶ岳山荘に荷物を置いて、穂先にひと登りしたあとは、ぶらぶらと・・・。




山荘前のスペース。
テーブルとイスが並べられていて、目の前にそびえる槍ヶ岳の雄姿を眺めながら、思い思いの時間を過ごすことができます。




私は・・・とりあえず、これ。
自分へのご褒美。300円也。(笑)
槍ヶ岳の抜群の眺望付きで。こちらはプライスレス。(笑)




眼下には、槍沢。
殺生ヒュッテが赤い屋根を見せています。




晩ご飯は、17:00。
普通ならかなり早い時間ですが、すでに腹ペコです。(笑)




消灯まではまだかなり時間もありますし外はまだ明るいので、少し散策。
山荘前に広がる槍沢には、高山植物の花々が咲き誇っていました。




足もとにお花畑が広がっています。
私の右足にはテーピング。(笑)




実は、千丈乗越からの登りで、右足くるぶしの外側に痛みが・・・。
テーピングで痛みはずいぶんマシになりました。




で、食後の・・・。




これも、やってみたかったことの1つでした。(笑)




売店でお土産などを買い・・・。




キッチン槍の名物・焼きたてパンは売り切れていました・・・残念。




そうこうしているうちに、雲海に陽が沈みはじめました。




一気に夕暮れ。




夕暮れの槍ヶ岳。
これがまた良かったです。




南岳の上方に月がでていました。




槍ヶ岳山荘の消灯は20時30分。




明日の朝は、なんとか晴れるかも。


明日も早いので、おやすみなさい・・・。



★今日のひと言:明日は、晴れた山頂に立ちたい・・・です。


(つづく)

槍ヶ岳(5) ~1回目の登頂~

2011年08月21日 17時51分39秒 | 百名山トレッキング

[槍のピークへ!]


やっとのことで、槍ヶ岳山荘に到着。



時刻はお昼の12時すぎ。
今日は、たっぷり時間があります。




今日は槍ヶ岳山荘に1泊するので、とりあえずチェックイン。




お部屋は、2段式ベッド。
人が少なく、結構ゆったりと使わせていただきました。



とりあえず、重いザックを置いて、身軽になって外へ。



槍の“肩”。
ここからは、槍の穂先(ピーク)まで30分で登れます。




手ぶらのトレッカーに続いて、穂先へ。




結構な岩登りです。




真上に向かって、よじ登る感じ・・・。う~ん、楽しい。(笑)




山荘を見下ろすと、すごい高度感。




岩をよじ登ること30分。
最後のハシゴが見えてきました。




空に向かって、ハシゴを登ります。
BGMは、ツェッペリンの「天国への階段」でどうぞ。(階段ちゃいますけど。笑)




で、登頂。(1回目)




手もとの高度計は、3180m。
日本で5番目に高い山のピークです。




とんがった山のテッペンは、高度感もバツグン。




下りるのが、また怖かった~。



★今日のひと言:この日は午後ということもあり、ピークは雲に包まれていました。

ピークからの絶景は、翌日(早朝)の報告で!


(つづく)

槍ヶ岳(4) ~槍の“肩”に到着~

2011年08月20日 20時30分11秒 | 百名山トレッキング

[霧の中の急登]



千丈乗越でお昼ごはん(まだ午前中ですけど。笑)を済ませ、さらに先へ。




行く手は、濃霧・・・。




霧(雲?)の晴れ間から、ちらっと見える景色。




足もとは、切れ込んだ谷・・・。




このあたりにも、高山植物が。
紫の花は、イワギキョウ。(たぶん)




ガンガン攻めていると、前を歩いているパーティーに追いついてしまいました。




標高は、2985m。
槍の“肩”までは、あと少しです。




足もとに迫る雪渓。
谷は、真下に切れ込んでいます。こわっ。




ここにきて、やたらとキツイ登り・・・。




若干、傾斜がゆるやかになりました。




と、向こうに見えるのは・・・!




そうです!
憧れの槍が、とうとう姿を現しました!




あまりの嬉しさに、ポーズをとる私。(笑)




そして、最後の坂を登ると・・・。




槍の“肩”に出ました。
そこには、デデェ~ン!と、槍の姿がありました。




本日の目的地、槍ヶ岳山荘に到着です。



★今日のひと言:とりあえず、見えるところまできました。次回は槍の穂先へ!


(つづく)

槍ヶ岳(3) ~千丈乗越で一休み~

2011年08月19日 20時23分28秒 | 百名山トレッキング

[空に向かって登ります]


槍平から2時間程度で、飛騨沢へ。

大きく開けた飛騨沢を、高山植物の花々を横目に登ります・・・。



と、少し開けた場所に到着。




ここは、飛騨沢を直登するルートと、千丈乗越を経由して西鎌尾根を辿るルートとの分岐点。


ここで、休息していた他のトレッカーと少しお話。
2組のトレッカーとお話しした結果、「飛騨沢は急登の連続で、景色に変化がないので、西鎌尾根へ上がるほうがいい」とのアドバイスをいただきました。
このアドバイスの従い、左手の西鎌尾根へ。




とはいえ、こっちのルートもすごい急登・・・。
とりあえず、空との境まで登らないといけません。




どちらかというと、こっちのほうが一気に高度を稼ぐルートなので、とんでもない坂道になっています。




ガンガン攻めて、ようやく尾根が近づいてきました。




尾根の部分が近づくと・・・山頂へ着いたような気分。(笑)




尾根へ出ました。
数人のグループが休憩していました。
先に見えるのが、槍と小槍・・・のはずですが、霧でほとんど見えませんでした。




この場所、千丈乗越(せんじょうのっこし)といいます。




一気に登ってきたので、かなり体力を消耗。
ちょっと早いけど、ここで昼食休憩とします。




お湯を沸かして、味噌汁の準備。




サイコーの景色をおかずに、槍平小屋でお願いしたお弁当をいただきま~す!



★今日のひと言:人生の幸せを感じるひとときです。(笑)


(つづく)

槍ヶ岳(2) ~過酷な急登~

2011年08月18日 20時47分45秒 | 百名山トレッキング

[槍ヶ岳へ!]


初日は、予想以上のザックの重さにやられました・・・。

二日目もほとんど状況は変わりませんが、気合を入れなおして・・・。



槍平小屋での一夜が明け、朝は・・・昨夕の霧がウソのような快晴!




5:30(はやっ!)に、朝ごはんをいただいて・・・。




重いザックを背負い・・・。




6時半に出発。




今日の歩行距離は初日の約半分の5kmですが、所要時間は初日と同じ5時間の予定。
つまり、それだけ傾斜がキツイんですよね。(汗)

槍平小屋から本日の目的地・槍ヶ岳山荘へは、標高差:約1200mです・・・。




森の中を、とにかく登って登って・・・。




途中、振り返ると、穂高連峰の山並みがクッキリと見えていました。




出発して1時間半。標高2400mまできました。




目的地までは、あと標高700m。道はまだまだ傾斜を増していきます。




アルプスらしい山並みが見えるようになってきました。




このあたりからは、高山植物がちらほらと。
これは、ヨツバシオガマ(だと思います)。




これは・・・リンドウ系?




この写真、もう、ゼェゼェハァハァ言いながら撮っています。

自分の激しい息遣いと、美しい花々が・・・まったく似合わない状況・・・。(笑)




こうやって写真で見ると、けっこう癒されますよね。

でも実際、撮っているときは、もうしんどくてしんどくて。(笑)




そうこうしているうちに、ずいぶん高度が上がってきました。



★今日のひと言:う~ん、まだまだ先は長い・・・。


(つづく)