ピークをめざして ROAD TO PEAKS

山が好き。自然が好き。初心者トレッカーのひとり言

六甲トレッキング2006.1(1)阪急御影から石切道へ

2006年01月31日 12時15分24秒 | 六甲トレッキング
(写真:石切道の標識に従い、山上をめざします)

新しい年が明け、2006年最初のトレッキングは、地元・六甲へ。

1月某日、寒さで縮んでしまっている心と体に鞭打ち、梅田から阪急電車で御影へ向かいました。

今回は、いつもの「芦屋ロックガーデン~最高峰」のルートではなく、御影から石切道を通り、ガーデンテラスを経て有馬温泉(ゴールは同じです)というルートを選びました。

極寒期・1月の山道は、人影もなく、風の音だけがしていました・・・。

この日の平地の最高気温は、7度前後。
六甲山系では、おそらく3~4度といったところでしょうか。
これで風が吹くと、もう、たまりません。
体感温度は、氷点下・・・のように感じます。(大袈裟?)

ただ、登りでは、それでも汗をかきます。急坂が続くと、顔から汗が滴り落ちるぐらい。
・・・これが厄介なんです。
汗が冷えてくると、これまた地獄の寒さ。
冬のトレッキングは、体温調節が、ものすごく難しい・・・と痛感している今日この頃です。

薄手のものを重ね着して、こまめに体温調節する・・・、ということに尽きると思いますが、なかなか難しいです。


人気(ひとけ)のない山道。

風の音だけが響いています。

標識に従って、一人黙々と、ピークをめざします・・・。


★今日のひと言:ときどきすれ違うトレッカーの「こんにちは」の声だけが、自分を勇気づけてくれます・・・。

八重山旅日記(20)/マリンブルーに魅せられて(最終回)

2006年01月28日 12時20分46秒 | 沖縄旅行
(写真:私の№1スポット、波照間島のニシ浜ビーチ)

長々と書いてきました「八重山シリーズ」も、ついに最終回となりました。

写真は、私の一番お気に入りの場所、波照間島のニシ浜ビーチ・・・。


今回の旅行の最大の収穫は、やっぱり、素晴らしい海との出会いでした。

八重山の海は、どれもこれも、もう、ホントに素晴らしかったです。


・・・島の人は、「(沖縄)本島の海は汚れていて、美しくない」と言うそうです。
なぜ沖縄本島の海は美しくないのか・・・?
あんなにきれいなのに・・・。
現地に行くまで、濁った大阪湾しか知らない私には、まったく理解できない発言でしたが、今回、八重山への旅行で少しわかったような気がします。

それだけ、八重山の海は素晴らしいということなのでしょう。
(本島の海も、あんまり見たことはないのですが・・・)


「美ら島」、「美ら海」・・・。

本当の“マリンブルー”というのは、こういう色のことを言うんですね。


今回、大好きになった波照間島は、いつかまた必ず、訪れたいと思います。

それまで・・・・・・、いや、いつまでも永遠に、この輝きを失わないでいてほしい・・・です。


ありがとう、八重山諸島!


★旅の終わりに・・・。私を癒してくれた、八重山の島々、美しい海、そしてこんなに美しい八重山を護っている人々に、感謝!


八重山旅日記(19)/石垣牛、アゲイン!

2006年01月27日 12時17分06秒 | 沖縄旅行
(写真:石垣牛???のステーキ)

八重山最終日のお昼ごはん。八重山での最後の食事です。

今回の旅行で、最高に美味しかったのは・・・、石垣牛!

だから、・・・最終日は、やっぱり石垣牛で締めまっしょっ!!!


・・・ということで、行きましたよ、ステーキ屋さんに!

お店の駐車場の入り口には、「石垣牛ステーキ」の大看板!

「食べるぞー、オラッ!(なんでケンカ腰?)」
との意気込みも勇ましく、駐車場にレンタカーを停め、イザ、店内へ。

イザ、イザッ、イザッ、イザッ!(笑)

案内されたテーブルで、メニューを見ると・・・、ありましたっ!

石垣牛のステーキが!!!


え~っと、値段は、・・・・・と。

・・・、値段は・・・・・、・・・・。(涙)

・・・・・・・・・・高すぎて、ここでの発表は、差し控えさせていただきます。(号泣)


ふと見ると、ランチメニューが・・・。

おぉ、あるやん!!!ステーキランチが!!!

しかも、1,280円と、お手頃価格!!!

いいじゃん、いいじゃん!

ただ、・・・・・、オーストラリア・ビーフですけど。(涙)


一瞬の躊躇もなく、これを注文しました。

って、おいっ!!!石垣牛を食べるんとちゃうんかいっっっ!!!
(ツッコミは、大阪弁でどうぞ)


・・・・・・、石垣牛のステーキではないけれど・・・、石垣(で食べた)牛のステーキということで・・・。

う~ん、苦しい・・・。

・・・とほほ。(泣)


でも、めちゃ美味しかったッス!!!


★今日のひと言:・・・ま、いっか。(笑)


次回、八重山シリーズの最終回です。

八重山旅日記(18)/ガジュマルの樹

2006年01月26日 12時08分52秒 | 沖縄旅行
(写真:精霊が宿ると言われるガジュマルの樹)

石垣島鍾乳洞の植物園の中で、ガジュマルの樹を見ました。

写真のとおり、見事な巨木でした。

ガジュマルの樹は、屋久島以南の南西諸島に育つ熱帯性高木。
枝から多数の気根と呼ばれるひげ根を出す特徴があり、その気根が地面に到達すると、木質化し、やがては幹に成長するという、生命力にあふれた樹です。
大きなものになると、ブランコができるほどだそうです。
また、沖縄では、ガジュマルの古い巨木には、“キジムナー”という名の精霊が住むという言い伝えがあるそうです。

“キジムナー”は、体調1mくらいの子供の姿をした精霊で、真っ赤な髪の毛と赤い肌の色をしているそうです。

いたずら好きな“キジムナー”は、寝ている時に現れ、眠っている人の体を締め付けるなどのいたずらをするそうです。

いたずら好きですが、家に住み着くと、その家が栄えるとも。

沖縄の家庭では、“キジムナー”が現れ、悪さをしない為の厄よけとして、庭木の「ガジュマルの樹」に釘を打ち込んでいるとか・・・。


石垣島のお店で、キジムナーのイラストが書かれたTシャツを売っていました・・・。
かわいかったですよ。
買いませんでしたけど。(笑)


★今日のひと言:ガジュマルの樹に棲む精霊、キジムナー。一度見てみたいですね・・・。

八重山旅日記(17)/水牛車にゆられて・・・

2006年01月25日 12時27分00秒 | 沖縄旅行
(写真:水牛車からの眺め~由布島へ~)

ジャングルクルーズ、ジャングルトレッキングのあとは、バスで移動。

レストランで八重山料理を食べ、「星砂の浜」に立ち寄ったあと、最終目的地の由布島へ。

昼食はまぁまぁ・・・。
「星砂の浜」では雨になり、早々にバスに戻ったので、レポートできる内容はありませんでした。
「星砂の浜」を見たい方は、コチラをどうぞ

http://blog.goo.ne.jp/takejgoo/e/1a6986fddc5b8cf4f77e9ed24cc5d6cd
(TAKEさんのブログです。八重山の写真が満載です♪)

由布島は、周囲約2.2kmの小さな小さな島。
かつては竹富島などから移り住んだ人たちが暮らしていたそうですが、現在は島全体が亜熱帯植物楽園になっています。

島では、10種類以上、4万本近くののヤシ類を中心に、ハイビスカスやブーゲンビリアなど、色鮮やかな植物を見ることができます。
また海岸には、マングローブが広がり、トントンミー(とびはぜ)やシオマネキなど無数の生き物を見ることができるほか、天然記念物のセマルハコガメや珍しい蝶に野鳥など、亜熱帯の自然がそのまま豊かに息づいている島です。

西表島から由布島へとつながる浅瀬は、満潮時でも深さが1mほどしかありません。

ここを水牛車でゆっくりと渡ります。

由布島は、かつて竹富島や黒島から移り住んだ人々が対岸の西表島に水田を作って暮らしていました。その頃、農耕用に使われたのが、水牛。

この優しくて利口な動物は、昔も今も島の人と共に生きています・・・。


★今日のひと言:がんばれ、水牛くんたち!

八重山旅日記(16)/ジャングル・トレッキング

2006年01月24日 12時14分55秒 | 沖縄旅行
(写真:展望台から見るマリュウドゥの滝/望遠10倍で撮影)

浦内川の上流でボートを降りたあとは、約30分のジャングル・トレッキング!

トレッキングを趣味としている私にとっては、ウキウキの時間♪♪♪

・・・といっても、普段着とスニーカーで十分な“散歩”程度の山歩きですが・・・。

前日に雨が降ったらしく、足元が悪くて、歩くのがたいへんでした。

中には、パンプスで参加されている女性もおられましたが・・・。(笑)

気温20度。
山道(といっても、平坦な道です)を、約30分。
軽く汗ばむ程度の、いい運動ができました。
お年寄りやお子ちゃまでも、十分に歩ける行程です。

展望台から「マリュウドゥの滝」を望み(写真)、さらに奥にある「カンビレーの滝」まで。
(マリュウドゥの滝では最近、事故が多発しているとのことで、滝へ下りる道が通行止めになっていて、間近で観ることはできませんでした。残念!)

「マリュドゥ」とは、方言で「丸く淀んだ」という意味。
この滝は、日本の滝100選にも選ばれているそうです。

一方、「カンビレー」は、方言で「神の座」を意味する言葉。
西表島の15ヶ所の神が集まり、シマづくりの談合をした聖地である・・・とか。
・・・「神の座」といえば、大阪のラーメン「神座(かむくら)」を思い出すのは、私だけでしょうか・・・。(笑)
神座のラーメン、美味しいんですよね~。(ぜんぜん関係ないけど)


これら2つの滝を観たあと、同じ道のりを辿り、船着場に戻りました。

途中、イリオモテヤマネコの看板(説明)がありましたが、ついぞ本物を見ることはできませんでした・・・。

残念!

★今日のひと言:野生のヤマネコですから、ぞろぞろと人が歩いているようなところには、そうそう出てきませんよね。おまけに夜行性らしいですし・・・。

八重山旅日記(15)/西表島ジャングル・クルーズ

2006年01月23日 23時40分37秒 | 沖縄旅行
(写真:浦内川のジャングル・クルーズ/迫るマングローブ林)

八重山の旅、3日目は、西表島へ向かいました。

石垣島の離島桟橋を朝8時半に出発して、夕方5時頃帰着予定の1日コース。

天候は、あいにくの曇り(時々雨)でした・・・。

大原港から、浦内川下流のボート乗り場までは、観光バスで移動。

その間、運転手兼ガイドを務める女性ドライバーの楽しいお話と現地の唄を楽しませてもらいました。

西表島は、面積約284平方キロメートル、沖縄県では沖縄本島に次いで2番目に大きい島です。
島の面積の約90%が山岳地帯で、亜熱帯のジャングルが広がっています。
一般道路でも、カンムリワシやセマルハコガメに出会え、運がよければイリオモテヤマネコに遭遇することもある(なかなか見ることは難しい)そうです。


浦内川下流のボート乗り場からは、20分程度のジャングル・クルーズ。
ディズニーランドのジャングル・クルーズのように動物たちはほとんど見かけませんでしたが(って、一緒にするなー!)、亜熱帯特有の景観を楽しみました。(写真)

ボートを降りてからは、徒歩でさらに上流へ向かいます。


★今日のひと言:日本最後の秘境といわれる西表島・・・。でもこんなに簡単に観てまわれるのね・・・。まるで、TDL・・・。(笑)

八重山旅日記(14)/石垣牛を食す。

2006年01月22日 23時59分03秒 | 沖縄旅行
(写真:石垣牛の特選カルビ)

石垣の夜は、一度は食べてみたいと思っていた石垣牛を食べることに。

「石垣牛」というのは、石垣で生まれて、石垣で育った、「生粋の石垣ッ子」なのだそうですね。

えっ? そんなん当たり前やって?

いえいえ。
そもそも「○○牛」の「○○」というのは、その牛くんが「最後に居た場所」を示すものらしいんです。

だから、どこで生まれ育った牛くんでも、最後に行った場所(牧場のある場所)が松坂なら
「松坂牛」、神戸なら「神戸牛」、ということになるらしいんです。
だから、他の場所で生まれ育てられている牛くんたちの中にも、「松坂牛予備軍」や「神戸牛予備軍」がたくさんいるそうです。

そんな中で、「石垣牛」だけは、石垣で生まれ、石垣で育ったものだけを、そう呼ぶことにしているらしいです。
そうやって、「石垣牛ブランド」を守っているんですね。

そんな予備知識もアタマに入れて・・・、行きました。
現地のガイドブックを見て、有名店に。

メニューを見ると・・・。

・・・ありましたよ。ものすごいのが。

石垣牛特選カルビ。1人前2000円!

迷わず、これを注文!
(うそ。さんざん迷ったあげく、とりあえず1人前だけ注文しました・・・。トホホホホ・・・)

出てきたのを見ると、これまたトホホな量・・・。(写真)

こ、こ、これで・・・、に、に、に、にせんえん!?!

ひぇ~~~~~!

・・・とか思いながら、食べましたよ。

お味の方はといいますと・・・。

そんなもん、美味しいに決まってるでしょ!!!

お口の中で、とろけるようでした。

おまけに、量も少なかったので、すぐに無くなってしまいましたわ。(泣)


★今日のひと言:恐るべし、石垣牛・・・。

八重山旅日記(13)/刺身と泡盛!

2006年01月20日 12時15分58秒 | 沖縄旅行
(写真:石垣島の離島桟橋横で食べた、マグロ刺身と泡盛カン)

午後、波照間島観光から石垣島に帰還。

みやげ物を物色しようとウロウロしていると、港に刺身を売っているお店を発見!

このお店、離島桟橋沿いに立ち並ぶ連絡船や現地ツアーの営業所と軒を連ねる、「マルハ鮮魚」というお店で、地物のマグロ(その場で捌いてくれます)を、お店の前のオープンテラス(!)で食べさせてくれます。

オープンテラスって・・・、道端に置いてあるテーブルとイスのことですけど。(笑)

このマグロ、「トンボマグロ」という名前で、うすいピンク色のきれいな身でした。

普通なら、これとビールですが、そこはホレ、せっかく八重山に来たのだから・・・。

・・・・・・ということで、泡盛!

ありましたよ、缶の泡盛が。(缶ビールならぬ、「缶泡盛」と言うのでしょうか)

この結構キツイ(アルコール度数の高い)お酒を飲みながら、新鮮なマグロに舌鼓を打ちました。

う~ん、昼間っから泡盛!(笑)


★今日のひと言:郷に入っては郷に従え!

八重山旅日記(12)/日本最南端の・・・パン。(爆)

2006年01月19日 12時07分15秒 | 沖縄旅行
(写真:日本最南端の碑とお昼ごはん)

波照間島の観光スポット、断崖絶壁の「高那崎」。

その南の端っこに、「日本最南端の碑」がありました。

写真は、その碑と、石垣島から同行してくれた、おなじみ「レーズン&マーガリンパン」!

ニシ浜の記事で登場したこのパン、まだ食べられてなかったんですね~。

“日本最南端のパン”となった彼は、さぞや喜んでいたことでしょう。

・・・このあと、私の胃の中に収まりましたけど。(笑)


この「日本最南端の碑」は、(近くにいた団体のガイドさんによると)何年か前に、はるばる北海道から来た青年が、“自力で”立てていったそうです。
当時、北海道には「日本最北端の碑」があるのに、ここには「最南端」を示すものがなく、この青年が自費で作ったとか・・・。

この碑のおかげで、今では、ここが島一番の観光スポットになっています。

ただ、この碑の横に、やたらとデカい「日本最南端平和の碑」というものもありましたが・・・。これは、最近できたもののようでした。
となりの団体旅行のガイドさんも、「間違わないように・・・」と言っておられました。



★今日のひと言:観光地では、近くにきた団体に混ざってガイドさんの話を聞くべし!旅行のガイドブックだけでは、わからないことも多いですからね。(これって反則?)