ピークをめざして ROAD TO PEAKS

山が好き。自然が好き。初心者トレッカーのひとり言

知床クルーズ(4) ~シャチに遭遇!~

2008年09月30日 08時21分11秒 | 北海道旅行
(今度はシャチに遭遇しました)


ヒグマのいるルシャ湾を後にして、クルーザーは知床岬へ向かいます。


霧のかかる知床半島に沿って、クルージング。

船に揺られて青い海をぼんやり見ていると・・・。

・・・ん?

なにか今、向こうの方で、プシュッと・・・。

・・・・・。



あっっ!!! やっぱり、プシュッとしてる!

ひょっとして・・・クジラ?
こんなところでホエール・ウォッチング?
と、思ったら・・・キャプテンが「あれは、シャチですね~」って。

え~!!! シャチ~?

シャチって、あの、白浜のアドベンチャーワールドにいるやつ?(笑)
・・・・野生のシャチ(というのでしょうか。笑)を見るのは、もちろん初めてです。
キャプテンによると、この海域は、クジラはしばしば現れるけれど、シャチが現れるのは珍しいそうです。



おぉ~!
3頭もいる~!!!
(単位は「頭」でいいのでしょうか・・・? 笑)



通りこした私たちのクルーザーの下を通って・・・。



わぉ~!



出てきたぁ~!



顔の横に白い斑点・・・シャチっぽい模様ですね。
これが、ベスト・ショットかな。



横からのショット。
クルーザーが近くに寄っていっても、全く動じる気配はありません。



そして、3頭のシャチたちは、仲良く、ゆっくり、優雅に、堂々と泳いで行きました。


★今日の一言:いやぁ~、いいものを見せてもらいました。(笑)

知床クルーズ(3) ~ヒグマ発見!~

2008年09月27日 17時21分53秒 | 北海道旅行
(ルシャ湾で親子のヒグマに遭遇)


ヒグマの出現率が高いルシャ湾に到着。
・・・もう、ワクワクです。
船のクルーは、双眼鏡で海岸線に注視・・・。
しばらくすると、「いました」との声!

私たち乗客は、その声を聞くやいなや、大きく揺れるのも構わず、全員立ち上がります。(笑)


一眼のファインダー越しに海岸線を探すと・・・・・、おぉ~!
いました、いました!

親子連れのヒグマです!


この日は波が高く、船が一箇所に留まると、波にまかせて大きく揺れます。
そんな状態の中で、必死にシャッターを切りました・・・。



河口付近の岩の上。
背中をこちらに向けてちょこんと座っている母熊。
遡上するシャケを狙っているようです。
なんだか、後姿がユーモラスですね。(笑)



こちらは、小熊。
2頭います。
まるで、ぬいぐるみが動いているよう・・・。



跳んだ!
母熊が、狙いを定めて川に飛び込んだ瞬間です。
(ブレていてすみません)



ザブーン!
・・・シャケは獲れたんでしょうか。



・・・どうやら取り逃がしたようですね。
残念そうに川面を見ています。(笑)



そして、さらにシャケ狩りは続くのでした・・・。



・・・こうしてしばらくヒグマ・ウォッチングを楽しんだ後、船は出発。
知床岬へ向けて、さらに進みます。


★今日の一言:次回は、シャチに遭遇!

知床クルーズ(2) ~出航~

2008年09月26日 23時59分05秒 | 北海道旅行
(クルーザーは知床の海を進みます)


いよいよ出航。

乗るのは、大型観光船ではなく、こんなクルーザー。
名前は、FOX号!


係の人に勧められ、クルーザーの先端に陣取り、いざ出発。


小型船の良いところは、岸壁ギリギリまで接岸して、知床半島の魅力を満喫できること。
その分、揺れますけどね。
特に先端部分は、フラットになっているため、座ってるのがつらい・・・。
3時間座っていたら、腰が痛くなりました。(涙)


これは、フレペの滝。・・・たぶん。(笑)
海から見ると、趣も違います・・・。


岩場に、ウミウを発見。
船上(揺れまくり)&望遠&手持ちのため、写真がブレまくります。(笑)
・・・手ぶれ防止機能も限界。


さらにクルーザーは、進みます・・・。


こちらは、カムイワッカの滝。・・・たぶん。(笑)
川の水が温泉になっているため、流れ込んだところの海の色が変わっています。


水深の関係もあり、クルーザーは、接岸ポイントで思いっきり接岸したあと、一度、沖に出て進み、また接岸する・・・といったことを繰り返します。


濃い“青”。・・・オホーツク・ブルーとでも名付けましょうか。
知床半島の珍しい景色と、こんなオホーツク・ブルーを交互に見ながら進みます。


そして船は、いよいよ、ルシャ湾へ。
ルシャ湾は、ヒグマの出現率がもっとも高いポイント。
今回の知床クルーズの大きな目的のひとつが「海からヒグマを見る!」なので、すごく楽しみです。



この岬を越えると、ルシャ湾です。・・・たぶん。(笑)
・・・出るか、ヒグマ!(笑)


★今日の一言:次回、ヒグマ発見!

知床クルーズ(1) ~オロンコ岩~

2008年09月25日 08時31分34秒 | 北海道旅行
(オロンコ岩のてっぺんから)

大雪山トレッキングの後、その日のうちにウトロに移動し、翌日。
天候は、濃霧・・・。
予定していた「知床クルーズ」は、濃霧のため欠航か・・・と思いましたが、少しずつ霧が晴れ、予定より1時間遅れで出航するとのこと。
出航まで時間があったので、港近くのオロンコ岩に登ってみました。


港の先端に、要塞のように聳えるオロンコ岩・・・。


岩肌を取り巻くように、階段が取り付けられています。




急な階段を上がります。


岩の上まで上ると、美しい海・・・。


岩の上は、カモメの憩いの場になっていました。




はるか北へ続くオホーツク海。


一方、知床半島側の景色は、やっぱり霧が・・・・・。


この状態で海に出て、知床半島の美しい沿岸の景色が見られるのか・・・ちょっと心配。


★今日の一言:では、そろそろ出航の時間です。

大雪山・黒岳~北鎮岳へ(9/最終回) ~下山~

2008年09月22日 08時44分52秒 | 北海道トレッキング
(紅葉を見ながら下山)

北鎮岳のピークからの眺望を楽しんだ後、下山。
この日は、このあと下山後にウトロまでの移動が待っています。

下りも結構、気を使います。


雪渓を見ながら、来た道を戻ります。




人のいない道・・・。
BGMは、アート・ガーファンクルの「Old Man」
この曲が頭の中をずっと流れていました。

充実感と爽快感を味わいながら・・・。
往路とは違い、なんだかとても優しい気分で歩いていました。


黒岳石室あたりから。
稜線が空に映えています。


黒岳ピークからの下り。

・・・天上散歩の気分です。


そして、ようやくロープウェイの黒岳駅に到着。
ふ~・・・。


大雪山シリーズは、今回で終了です。
お付き合い、ありがとうございました。



★今日の一言:次回からは、「知床クルーズ」のシリーズをスタートします。




大雪山・黒岳~北鎮岳へ(8) ~北鎮岳ピーク~

2008年09月18日 12時21分44秒 | 北海道トレッキング
(北鎮ピークから黒岳方面を望む)


北鎮分岐からラストスパート。

ピークまで400m。



そして、ようやくピークに到着。
400mの登りに10分かかりました・・・。


北海道第2の高峰、北鎮岳ピーク。
標高2,244mです。


思わず、ロッキー・ポーズ!・・・おバカですね。(笑)


え~、それでは、北鎮岳ピークから見える山々の眺望を・・・。
西側からグルッと360度、見渡します。


西側に見える、鋸岳と比布岳。


旭岳方面。
少し雲をかぶっています。


お鉢を挟んで向い側、北海岳方面。
こちらも、少し雲が・・・。


歩いてきた黒岳方面。
こうやって見ると、結構遠い・・・。
あんなに遠くから歩いてきたのか・・・なんて思ってしまいます。(笑)


がんばった足。(笑)
今回デビューのKEENのライトトレッキングも、一気にドロドロ・・・。(笑)


★今日のひと言:う~ん、爽快感&充実感!

大雪山・黒岳~北鎮岳へ(7) ~お鉢平から北鎮分岐へ~

2008年09月16日 08時19分23秒 | 北海道トレッキング
(お鉢平の絶景)

お鉢平に到着。
そこは、これまでとまた違った風景が広がっていました・・・。


パノラマ写真は撮れないので、右から左へ180℃の風景を、4カットに分けて。









カムイミンタラ・・・“神々が遊ぶ庭”。
その名に相応しい、雄大な風景が広がっていました。


この雄大な景色を左に見ながら、さらに道は続きます。




右側の斜面。


左側、お鉢の斜面にも紅葉が・・・。


ここからは登り。
北鎮のピークを見ながら。


道は、どんどん険しくなります・・・。


こんなガレ場が続きます・・・。
結構キツい・・・。


そして、ようやく北鎮分岐(旭岳方面と北鎮ピークへの分岐地点)に到着。

ここからピークまでは、あと約400mです。


★今日の一言:ピークはもうすぐ!

大雪山・黒岳~北鎮岳へ(6) ~お鉢平へ~

2008年09月13日 08時41分37秒 | 北海道トレッキング
(人のいない雄大な風景の中を歩きます)

黒岳石室を出発。
石室の分岐から、北鎮岳をめざします。



ここから北鎮岳までは、3.2kmの道のり。


雄大な風景の中を歩きます。

ここからは、トレッカーの聖域・・・。


このあたりの紅葉もキレイでした。


チングルマは、綿毛になっていました。
これもまた風情がありますね。


こんな風景が左右に広がっています。


凌雲岳の斜面。


左手に見える谷底には、有毒温泉からの流れ。
このあたりは、イオウ臭がたちこめていました・・・。


しばらく歩くと、お鉢平の展望スポットに到着。


★今日の一言:お鉢平の絶景は、次回。

大雪山・黒岳~北鎮岳へ(5) ~エゾシマリスくん登場~

2008年09月11日 08時33分38秒 | 北海道トレッキング
(石室の手前で登場したエゾシマリスくん)

黒岳ピークから石室に向かって岩場を下ります。

雪渓が間近に迫ってきました。


と、足もとに小さな動物がウロチョロと・・・。
エゾシマリスくんです!


逃げるのかな・・・と思いきや、私の足もとの枯れ草に興味を示し、ちょこちょこと寄ってきました。
シャッターチャンス!
あわててカメラを構えます。






レンズ越しに見るエゾシマリスくんは、とってもラブリー!
・・・・・と、あっという間に岩陰に入っていってしまいました。
このあたりは、ナキウサギ同様、エゾシマリスもたくさん棲息しているようですね。


少し歩くと、石室前の分岐に到着。

紅葉が鮮やかです。燃えるような“赤”!


石室に立ち寄ってみます・・・。


こっちは、鮮やかなオレンジ色。


・・・・・。

石室は、ほぼ無人?
・・・人の気配がしませんでした。(笑)


石室のトイレ。立派な建物。

ここで少し休憩・・・。


★今日の一言:次は、お鉢平から北鎮岳のピークをめざします。

大雪山・黒岳~北鎮岳へ(4) ~黒岳ピークから石室へ~

2008年09月09日 08時09分50秒 | 北海道トレッキング
(黒岳石室へ向かうルートから)

黒岳石室は、ピークから800m。

岩に描かれた標識に従って、石室へ向かいます。


雄大な景色に包まれて・・・。

左右に見える景色に感動しながら歩きます。
え~それでは、みなさんにも感動のおすそ分けを・・・。


右に見える景色。


左に見える景色。


足もとには、鮮やかな“赤”。


前方に、石室が見えてきました。


けっこう急な岩場を下ります。


石室の手前には雪渓が・・・。


・・・と、周辺から「チッ、チッ」、「チーッ、チーッ」と、どこかで聞いた鳴き声・・・。

そうです!
これは前日、ユニ石狩登山道の「鳴兎園」で聞いた、ナキウサギの鳴き声!


前方を見ると、カメラを据えている人が・・・。


優しそうなお兄さんでした・・・。
声をかけてみると、
「ナキウサギを狙っているんです」とのこと・・・。
「この辺り一帯、たくさん出ていますよ~」とのことでした。

と、目の前に、いきなりナキウサギが!!!


って・・・ウソです。(ごめんなさい)
実はこれ、ロープウェイ乗り場にあったポスターを写したものでして。(笑)
こんな写真が撮れたら最高・・・だったんですけどね・・・。(笑)


★今日の一言:次回は、エゾシマリスくん登場!こっちはホンモノですよ。