リリースが多かった6月。
ちょっとばかりご紹介します。
【
Attack Decay Sustain Release/Simian Mobile Disco】
フジロックにも出演するSimian Mobile Disco待望のデビューアルバム。
ダンス・ロック・テクノ・ハウス・ソウルが凝縮されています。
嫌味のない攻撃性にプラスされたポップさ。
昨今この手の音楽が流行していますが、
アタマひとつ飛び抜けたかな。
ひとつ不満なのはジャケットのデザインが手抜きというか、ださい。
【
Icky Thump/The White Stripes】
1曲目から圧倒されたわけですが、
バグパイプを使った6曲目から、メグの初ヴォーカルが聴ける7曲目
にかけてのつなぎ方や試みが何ともおもしろい!
ロックってまだまだ進化できるんだなぁ。
いろんな方面でオススメされているのもうなずけます。
ちなみに「Icky Thump(イッキー サンプ)」とは
英国北部の人たちの言葉「ECKY THUMP」
(「Everything is Fine」や「No Problem」の意)からきており、
スペルを変えたものだそうです。
【
We Are The Night/Chemical Brothers】
どんだけ~。アゲてくるんですか!
DJ OZMAも真っ青ですよ。
We Are The Nightって。。。
夜にこんなの聴いてしまったら気分が昂揚して寝れません。
8曲目とか地球外へ吹っ飛ばされそうです。
スカッとしたい時にオススメです。
それにしても、ケミカルって頑張ってるなー。
テクノ系は“名が通った人”のものが聴きやすい。
“隠れた名曲”があるのはジャズとJ-POPが持論。
ケミカルを聴いたことがない人にオススメするアルバムは、
『Surrender』
オアシスのノエル・ギャラガーがヴォーカルで参加している
Let Forever Be は、
ソニーのCMなどで使われ、耳にしたことがある人も多いはず。
【
INO hidefumi/The Force of Exotic】
“
Satisfaction”が話題となった猪野秀史による全曲オリジナルミニアルバム。
タワーレコード × イノセントレコードのコラボレーションにより
完成した今作は、エキゾ音楽がコンセプト。
Satisfactionの衝撃が強かったため、若干の物足りなさはあるものの、
この夏にぴったりの1枚だと思います。