凡人マスター

音楽、映画、場所、食べ物、言葉、生活用品…私的オススメをご紹介。
気になるものは拾ってあげてくださいね。

地震に遭いました~その後@福岡でひとり暮らし中

2005年03月25日 | Weblog
今日はその後のことを書きます。
その前に、
ジョズエ氏、いつも隣で元気づけてくれてありがとうございました。
私的にジョズエ氏に関しては、地震よりも耳の軟骨ピアスの激痛のほうが心配でした。
もう大丈夫ですか!?
ヒップス2号・コロスケ、一言一言にとても励まされました。ありがとうね。コロスケ、これからも怖がらずに福岡遊びに来てね!R.ヤザワさんにもご心配おかけしました。ヒップス2号は4月からまた一人暮らしが始まるけど、家具の配置とかよく考えてね。熊本市内のいとこの家もけっこう揺れたそうです。(あまり揺れを感じないように設計されたマンションなのに)あと、あいちゃん電話ありがとう。ちょうど会社片付け終わってなんだか放心状態な時だったので助かりました。いつもいろんなことで心配かけてごめんね。jocoもありがとう。準備は済んでるみたいやけど東京もずっと言われ続けているから気をつけてね。
他にもいろんな人から心配していただきました。この場を借りてありがとう。
(ブログのこと知らないから無意味か!?)

その後の状況ですが、頻度は下がったけどまだまだ余震は続いています。仕事中にグラっとくることもあれば、夜中寝てる時にグラグラと揺れだしたりします。揺れで目は覚めるけど、だいぶ熟睡できるようになりました。2~3日食欲がなかったけど、そっちももう大丈夫です。余震にも慣れてきちゃいました。余震が来ると本震の時がチラッと頭をよぎることがあって少々ビクつく時がありますが。。。そんなこんなで今はだいぶ落ち着き元気になりました。

この地震で良かった点は日曜日だったことと、時間帯。地震の翌日会社に行ったらめちゃくちゃだったので、平日だったら絶対誰か怪我をしていたと思う。それは自分かもしれない。被害の多い博多・天神は会社が多いしね。それに交通機関も麻痺していたので家にもなかなか戻れなかったと思うし。時間がお昼前だったことも不幸中の幸い。あと30分~1時間遅かったら火を使う人が増えていたから家事や火傷の被害がもっと出ていたと思う。
被害も段々と明るみに出て来ました。
比較的新しいうちの会社のビルにもエントランスや社内の壁にひびが入っていました。
福ビルは3ヶ月以内に1億円かけて窓ガラスの交換等をするそうです。天神西通り沿いにも倒壊の恐れアリのビルがあり警戒中です。


そうそう、東京もだけど、四国の大平洋側、和歌山などの紀伊半島、そして大分・宮崎も気を付けたほうがいいらしいので、これを機にもう一度避難用品や避難場所をチェックしてみて下さい。福岡であったぐらいなので日本で安全な場所はもうないでしょうから、全国のみなさん気をつけて下さい。

あと地震雲について。
3/18、3/21によくネットで見ていたそれらしきものを見ました。
前日の3/19は夕焼けがすごくきれいでした。
その時はあれ?って思ったけどまさかって感じでした。
そう、まさか福岡で…。まさかって思っちゃだめですね。
口に出すとオカルティックな人と思われて嫌だから言わずにいたけど(3/18)
何かあったら口に出さないとなーと思いました。
備えあれば憂いなしですから。
100%あてにはならないけど自然や動物のサインは大事。
近所のノラ猫や鳥を見るとホッとします。
だって地震の日、彼等はいなくなってたんだもん(泣)

地震に遭いました@福岡でひとり暮らし中

2005年03月22日 | Weblog
みなさん電話やメールありがとうございました。
20日は日曜日だったので、地震が起きた時私はまだ眠っていました。
揺れでガバッと上体を起こしたのですが、その時は自分の置かれている状況がわからず軽く放心状態。ハッと我に還った時には、いろんな物が落下し始めていました。『どうしよう、そうしようもない。とりあえず揺れが治まるまで待とう。』そう自分に言い聞かせたけど、なかなか揺れが治まらない。福岡だけじゃないかもと思い、携帯で長崎の実家に電話してみて少しだけ話しました(地震中はすぐ繋がりました。)『万が一エアコンが落ちてきたらどうしよう…』この辺りからなんだか怖くなり、とりあえずエアコンから離れ布団を頭からかぶって揺れが治まるのを待ちました。
揺れが治まった後、即ガスの元栓を確認し、テレビをつけました。
『やばい。大きな地震だ。』きちんと理解できたのはその時でした。
その後も続く微妙な余震。茫然とテレビを観てたけど、急に『こうしちゃいられない』と思い、洗顔→歯磨き→着替え→お化粧と大急ぎで済ませ、避難準備を始めました。(お化粧は避難準備の後でいいのに何故かいつものように一連の行動をとってしまいました)
●タオル(普通のとハンドタオル)
●下着
●コンタクト用品、メガネ
●携帯の充電器
●化粧品&洗顔、化粧水が入ったお泊まりセット(1泊用が幸いにも家にありました)
●携帯ラジオ
●財布、保険証、免許証などの貴重品
とりあえずこれらをバックに詰め込んで、その後懐中電灯などの電池確認と軍手と靴下の準備をしました。落下しそびれた物は下ろして…そうやっているところでいろんな人からメールが届きました。みんなありがとう。自分以外の人と繋がったことと、メールは使えるんだとわかったこととで少し安心し、ふわっと涙がでました。いつものように感情を伴ってというか、高ぶって出る涙の出方とはなんか違う涙で初めての感覚でした。緊張の糸が一瞬切れたんだと思います。
準備が終わってからはずーっとテレビを観ていました。
その間余震が続いていたので、念のために一番近くに住む一人暮らし友人と避難所の確認をし合いました。
実家には帰れない、運悪く彼氏は連休福岡にいない(奴は運がいいね)近所付き合いはない、仲の良い女友達は近くにいない、電車に乗れない、外も家の中も危ない、電話は通じない…でも、今ここでは死ねない。あれもこれもやりたい。大事な人たちを残しては逝けない。やりたいことは、今までやろうと思えばやれた些細でくだらないことも含まれていました。大袈裟だと思う人もいるかもしれませんが、1Kの部屋で自分一人、予測できない大きな本震や治まらない余震…ハンパなく滅入ります。感情的になり過ぎるわけでもなく、ただ自分の身を自分で守ろうと思うことだけで精一杯。そんな感じでした。

恐らく夜は眠れないだろうと思い、昼寝をしようとしたけど余震に起こされてばかりで…結局15分ぐらい仮眠をとりました。夜、会社の先輩ジョズエ氏から連絡が『社内がめちゃくゃなので明日は急遽出社です』やっぱり…だって会社は天神なんだもん。

夜は夜でかなりのビクビクしながら寝ました。余震の度に起きるのでなかなか眠れず翌日出社しました。ちなみにお風呂はマッハで入りました。こんな時に建物倒壊とかシャレにならんよと思いながら…。

会社…はい、ぐちゃぐちゃでした!パソコンは変なとこに移動し、書籍はバラバラ。もちろん割れそうなものはほとんど割れていました!もうめちゃくちゃ。

うわぁぁぁーーー。この先を書こうとしたところでまたちょっと大きめの揺れが。震度4だって。まだゆらゆらとしていて気持ち悪いです。
ちょこちょこ書きためて一気にアップしようとしたけど、また改めて書きます。

『下妻物語』、石橋をガツンと叩いて…

2005年03月14日 | 映画
昨日『下妻物語』を観ました。(ちょっと遅いかな!?)
深キョンのロリータと土屋アンナのヤンキー。評判通りハマリ役!
映画自体もおもしろかったです。
わき役も良かった。樹木 希林、宮迫博之 、篠原涼子 、阿部サダヲ、生瀬勝久、
岡田 義徳、小池栄子、矢沢心、 荒川 良々 、そして本田 博太郎さんも!
最近エンタの神様でよく見かけるマジャも出ていました。

『下妻物語』の中で心に残ったセリフ

☆『人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。
  幸せを勝ち取ることは不幸に耐えることより勇気がいるの。』

☆『女はよ人前で涙なんか流しちゃいけないんだ。同情されちまうからな。』

☆『自分が大事なものは絶対貸しちゃいけないの。
  貸してもいいのはどうでもいいものだけ。
  だから私は借りたものは返さない主義。
  その代わり貸す時は戻ってこなくてもいいって思うの』


話は変ります。

私:「すみません、ちょっといいですか?」
暗い夜道を歩く青年:「あっ?ええ、何でしょう?」
私:「見てみて!26年ものよ!じゃ~ん」
暗い夜道を歩く青年:「…うぎゃーーー!!」
…コートの下は全裸♪
なんてことはしませんが、ここ数日テンションが高い。

表立ってニコニコしていたり、明るかったりという感じではなく、
妙に自己中な気分。
手の込んだことを黙々としたい(やりたいことだけ)
面倒臭いことはしたくないし、考えたくない。
何としてでも手に入れたい。
あれもこれも不要なものは全部まとめて捨てたい。
あれを着たい。
今は食べたくない。
○○したい気分、○○したくない気分。
サクサクと健康的に、感情の赴くままに行動してみたい。
春は始動の季節でもあるのでこの兆候が顕著に出てくる。

こう自分の中でテンションが高まっていく時は
●ストレスレベルが高い
●何かを我慢していた
なんてことが多い。だからちょっと気を付けておかねばならない。
落ち着け、落ち着けと。難しい方へ行かず気楽に簡単にと。

冷静になると、『生』への執着心が出てくる。
丁寧かつシンプルな思考になる。
水面に顔を出した時の気持ち良さと似た気分になる。

でもせっかくテンションが高いなら利用しないともったいない。(よくあることでもないし)いつものように石橋を叩きながら、しかも手すりに掴まりながら端っこを渡るのではなく、石橋をガツンと叩いてみて、真ん中を突っ走ってみたい。

新聞について。日本はビンボー火の車!

2005年03月09日 | Weblog
新聞が好きだ。
どこが好きかと言われると、
約30頁(面)の中に、過去・現在・未来が詰まっているところと、1面の写真、文字の集まり、そしてあの紙だ。

新聞を好きになったきっかけは、朝日小学生新聞。
世の中の出来事を知ることにワクワクしたし、読者投稿の絵や話、ゲームや芸能情報も楽しみのひとつだった。
大人の新聞(普通の新聞)をちゃんと読み始めたのは小6の冬に起こった湾岸戦争の記事からだ。こども新聞を読みながら、もっと詳しく知りたいという衝動に駆られた。難しい漢字や言い回しが沢山あったので辞書で調べたり両親に聞いたりしながら読んでいた記憶がある。今現在の出来事だけではなく、過去の反省や未来へ繋がる回顧、そして次世代への提言がいろんな視点から書かれているところにとても惹かれていたのだと思う。

学生時代ある新聞社で約3年間アルバイトをしていた。簡単な写真の現像やパソコンでの処理、電話番、花だよりや青果市況の確認、投稿されてきた俳句の清書や整理…いろんな雑務の中でスクラップが一番楽しかった。全国紙、地方紙、スポーツ紙、業界紙…いろんな新聞がある。記事によって読み比べるのもおもしろい。地方面に掲載されていておもしろかったのは、人のお尻の形に似たでっかい大根が収穫された記事や小学生が夢を語るコーナー。スポーツ新聞はスポーツだけじゃなく、ギャンブルやエロページにも随分と社会勉強させてもらった。

今はパソコンひとつで膨大な情報に触れることができる。過去の検索も、ものの数秒だ。新聞の肩身は狭くなっていくのだろうか。

新聞のおもしろさは既成事実の羅列だけではないところだ。人間の生き様や感情(善くも悪くも)が沢山詰まっている。
新聞を読むことは楽しいよ。


『けたはずれの火の車状態なのに、つぶれない風を装っているのが日本という国だ。その財政を平均サラリーマンの家計に見立てた記事があった。月収は52万円でローンの返済が20万円だ。出費がかさみ、新たに月々37万円の借金をしている。ローン残高は約7090万円にもなる。』

ある新聞記事から抜粋。

新聞は難しいものじゃない。
ある新聞記者の方が言っていた。
「老若男女、職業も違えば環境も違ういろんなひとが読むから、記事はわかりやすく書かないといけないんだよ」と。



ドラマの話『Mの悲劇』etc…

2005年03月07日 | Weblog
テレビっ子でドラマっ子な私。
しかし今回はなんだか惹かれるものが少なく、ちゃんと観ているものがあまりない。
そんな中で観続けてきて良かった!と思うのは
回を重ねるごとにおもしろくなってきている
『Mの悲劇』
中盤の脚本に中だるみがない、このドラマ良作です。
(最近途中で崩れていくドラマが多かったので)
最初はドラマの雰囲気と違和感があったエンディング曲もはまってきたし。
そこまで高い視聴率を誇るドラマでは正直ない。
でも、『ドラマのおもしろさ=視聴率』ではないと常々思う。

ハセキョーの復讐劇だけで終わるドラマではなく、
先週から第2ステージに入ったという感じになってきた。
毎回先につながる伏線が随所に敷かれているので
レンタルになったらもう一度1話から観てみたい。
毎週観ている人いますか?
昨日の佐々木蔵之介すっごく怖かったよね!?
佐々木蔵之介が出ているドラマはけっこう観ているのですが、
昨日のMの悲劇で薮本を脅すシーンの蔵之介さん、ハンパなく怖いです。
ホラー映画より怖い。
「キャンペーン中なんだよ!!」と、
アサヒ本生の東京ラブストーリー風のCMで見られる蔵之介さんとはわけが違う。
来週も怖そうだけど楽しみだなー。

怖いといえば、先週の2時間ドラマ『溺れる人』での篠原涼子のアル中ぶりもある意味怖かった。
でも篠原涼子好きだな~。たまらなくかわいい!
あっ、変な意味ではないよ。長年のファンなだけです。
平凡なハッピーじゃもの足りません(ちょっと古いな)
母性も色気も強さもかわいさも、それぞれの役に合わせて出すことのできる、素敵な女優さんだと思います。4月から日テレであるanegoも楽しみだわ。
ちなみに鈴木保奈美、中谷美紀 鈴木京香も好きです。

あと、目の保養と単純に楽しめるということで『ごくせん』も観ています。
もこみちカッコイイよもこみち。もこみちだけど…
同じ年ぐらいと思っていたら二十歳なのね。
横にいたらドキドキだなー。
もこみちくんは今の髪型が似合うと思う。
最近の若い男の子は顔立ちがきれいで小さい子が多いな。

『○○を忘れないこと』

2005年03月01日 | エッセイもどき・空想など
たまにはドロドロとした恋愛の話でもしようか…いや、しない。
何かおすすめ品のご紹介でも。ちょっとそんな気分ではないなー。

3月1日。
吹く風はまだ冷たくも、霞む空を包む陽射しは緩やかな暖かさを連れてきた。
なんだか今日の私、詩人だわ。。。まぁいいや。

出会いもあれば別れもある季節、春。
何もそう暗く考えずに、生命の誕生や飛躍の季節だと考えると自然と元気が湧いてきます。
家の前の公園に植えてある桜の樹も、開花の準備を始めたようです。

昨日、これから始めること・始めたいこと・続けていくこと・やらなきゃいけないことなんかを久々書き出してみました。どれも難しいことではなく、やろうと思えばできることです。
パッと思いついただけでも20個ありました。それによく考えてひとつプラスしました。

『○○を忘れないこと』
中学校時代の学年目標、自ら○○するからヒントを得ました。
○○の中はその時々によってなんでもいいんです。
心がギスギスしている日は『ユーモアを忘れないこと』
誰かの思いやりを感じたら『ありがとうの気持ちを忘れないこと』
髪が跳ねていたり眉の手入れをさぼっていたら『女性であることを忘れないこと』
喧嘩をしたら『相手が怒った理由を忘れないこと』
何か決めたら『実行することを忘れないこと』
ことがうまく運んでいる時は『その感触を忘れないこと』etc…

世間一般で言う『大人』になり、少しづつ『経験』し『自己管理』で生活していると、都合よくいろんなことを忘れちゃうんです。悲しいとか悔しい気持ちもですが、楽しいやうれしいなんかも。成長期や思春期と感じ方が変っていることは否めません。
子どもの頃に戻りたいわけじゃない。気力で乗り切れる今だからこそ、
初めてに触れる、心に刻む、何かを恐れる…そんな気持ちを忘れないこと。
春霞む空の下、そんなことを考えています。