茨城から発信します

旅が好きです。
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茨城から発信します 茨城県植物園の熱帯植物館

2013-08-30 07:00:00 | 茨城紹介

茨城県植物園熱帯植物館

猛暑が続いたので身体が耐熱性になったようです。

食虫植物を見た後に熱帯植物館の花を見る元気も残っていました。

花の名前を調べたが名札が消えて読めません。

場所もはっきりしません。

 カトレア、 ベニヒモノキ、 キツネノマゴ、

 オオインコアナナス、 エクメア・ファスキアタ、

サンタンカ、 パンダセルレア

これらの花が有ることは分かりました。

その他は分かりません。

撮った花を下に羅列しました。

皆さん、知っていたら番号と花の名前をコメント欄に記入してください。

お願い致します。

「いい色」の頃はtakaさんが教えてくれました。

takaさんは見ていないかなぁ ~

 

 

 


茨城から発信します 茨城県植物園の食虫植物展

2013-08-28 07:00:00 | 茨城紹介

茨城県植物園で食虫植物展が開催中でした。

食虫植物にはモーセンゴケ類、サラセニア類、

ネベンテス類、ハエトリグサ類が展示されていました。

虫取りスミレ   

綺麗な花でも油断はできません。

葉の一面に生えた腺毛の粘液で虫を捕らえますが、

粘着液が弱く葉もほとんど巻き込まないため、

コマバエ程度のものしか捕虫しません。

美しい花を咲かせるので人気があります。

 

メキシコを中心とした着生種、北アメリカの地生種、

高山やヨーロッパなど寒い地域に自生するものがあります。

セファロタス

 

地面にかわいい袋を無数に並べます。

オーストラリアの固有種で、最近は園芸店でもたまに見かけるようになりました。        

 

よく日に当たると下の写真のようにあずき色になりますが、

通常は上の写真のように緑色です       

暑さ寒さに強いですが、空中湿度は高めに保ちます。

ウツボカズラ属  


東南アジアからマダガスカル島にかけての熱帯雨林に

自生する蔓植物で、葉先のつるに捕中葉をつけ


壷状になった捕虫葉の中には水が溜まっており、

臭いで獲物を誘い込んで壷に落とし消化酵素や細菌によって消化し吸収します。


長さが40cmを越える巨大な捕虫袋をつける種もあり、

愛好者らによって多くの交配種が作られています。

ハエ取り草  

葉の内側に3対の細い感覚毛があり触れると葉を閉じます。

開閉運動、狭窄運動で獲物を消化・吸収します。

草も恐ろしいですね。

 


ひまわり

2013-08-26 07:00:00 | 茨城紹介

 

ここは那珂市・歴史民俗資料館前のヒマワリ園です。

見頃を迎え「ヒマワリ祭り」の準備が行われています。

ヒマワリは太陽に向かって咲くと聞いていました。

 

太陽に向かって整然と咲いています。

植物が光に反応することを「向日性」と言うそうです。

つまり、ヒマワリの「くき」の東がわと

西がわでのびる早さが違います。

 

この違いの原因はオーキシンというホルモンのせいでした。

 

だけど、ヒマワリは、花をさかせるころには「くき」の

のびが止まっているので太陽の方を向くことはしなくなるんだ!

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ゴッホにとっての向日葵は明るい南フランスの太陽、

ひいてはユートピアの象徴であったと言われています。

南仏のアルル滞在時に盛んに描いた向日葵を、

ゴッホは精神が破綻し精神病院での療養が始まってからは

ヒマワリを描いていないこともその根拠とされています。

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たんたかさんは冬の鳥撮りのエサ作りに余念がありません。

 

お庭に見事なヒマワリの花が咲いていました。

たんたかさんに「ヒマワリは太陽に向かって咲きますか?」と聞きました。

庭のヒマワリの花は東を向いてるのと南に向いてるのと・・・

低いのは西に向いてるし 玄関前に植えてるのは北向きですね(笑)

 おおらかなコメントが返ってきました。

 

 


茨城より発信します 成就院のサギソウ

2013-08-23 07:00:00 | 茨城紹介

大塚町・成就院池公園のサギソウが今見頃を迎えています。

成就院池公園は常磐道水戸ICの近くにあります。

一時期、サギソウは絶滅の危機にありましたが

地元の人々や愛好会の人達の努力でサギソウは増えています。

現在は市民の憩いの場となっています。

成就院は正覚院(真言宗)末寺としてこの地にありました。

その院の敷地にあった池は今も残っています。

成就院池の側に有った「成就院不動堂」は移転してここから見えません。

サギ草は、真夏の暑さの中で、白鷺が群れ飛ぶように咲く

純白の可愛い花で以前は日本各地の湿地で

見ることのできた野生のラン科植物です。

サギソウの花言葉は「夢でもあなたを想う」

素敵ですね。

本州の41道府県に自生していたのが、現在は3県で絶滅、

茨城県を含めた7県では一部自生しているようです。

当初は、心なき人達によって盗難にも遭ったが、

現在では毎年8月、自生地の緑のキャンパスで白い可憐な

「白サギの舞」を楽しませてくれています。

平成18年7月に木道の下で黄金色に眩しく光る

「ひかり藻」が発見されたようですが一度見たいですね。

サギソウの花が咲く頃に毎年訪れずれています。

              (2013.8.15 撮影)

 


茨城から発信します 茨城県近代美術館・熊田千佳慕展

2013-08-21 07:00:00 | 茨城紹介

猛暑が続きます。

今日は静かに茨城県近代美術館で絵画を鑑賞してきました。

皆さん、良くご存じの「ファーブル昆虫記」を

熊田千佳慕(ちかぼ)画伯は絵画で表現しています。

ふん玉どろぼうとの争い  

極めて繊細な表現で昆虫を描いています。

ジャン・アンリー・ファーブル著「ファーブル昆虫記」の

挿絵を描く事を祈願していました。

千佳慕は草の上に腹ばいになり虫の目線で観察しました。

キンイロオサムシが天敵のヒキガエルに出合った場面  

原作にないミツバチを描きヒキガエルの視線を遮った!

55歳以降にその願いが叶い、70代には絵本

「ファーブル昆虫記の虫たち」の原画で二度にわたり

「ボローニャ国際絵本原画展」に入選し注目を集めています。

1989年「J.Hファーブル展」が(神奈川県立博物館)に

千佳慕が描いた「ファーブル昆虫記の虫たち」原画が展示されました。

「J.Hファーブル展」会場で特別許可された千佳慕は

ファーブルの帽子をかぶったり顕微鏡をのぞいています。

ここは湘南ジージさんのお膝元ですね。

(熊田千佳慕・本名;五郎、横浜に生まれる)

それを見たフランスのファーブル友の会の人は

「ファーブルは文字をもって、虫の世界を世の中に知らせたが

あなたは絵筆をもって虫の世界を人に知らせてくれた」と

称賛しています。

この話が広まって千佳慕を「プチファーブル」と称しています。

素晴らしい絵画に感動しました。

「星空のジェット機」

入場の時に渡されたパンフレットをスキャンしてお目にかけます。

内容もパンフレットを引用しました。

9月16日(月・祝;休館)まで開催しています。