茨城から発信します

旅が好きです。
見て 聞いた 茨城を紹介します。
昔の写真から旅の思い出を紹介します

茨城より発信します 常陸風土記だいだらぼう伝説

2011-08-31 07:00:00 | 茨城紹介
「だいだらぼう」伝説



東水戸自動車道路大洗IC近くです。

国道51号から見えます。

石造



私の家から大洗海岸に向かう途中に大串貝塚があります。

“ 蜂に注意 ”

こわいので貝塚の撮影は中止しました。

「だいだらぼう」の後ろ姿、石造。





この貝塚は「常陸の国」の風土記に依りますと

「だいだらぼう」と云う巨人住居跡だと云われています。

背の高さは約10mで 丘から手を伸ばして海から貝を取ったそうです。

だいだらぼうの池



その証拠には「だいだらぼう」の足跡が池として残っています。

足跡は長さ40歩、幅20歩もありました。


足跡池で足の指には稲が植えてあります。

記述に依りますと小便が穿った穴は直径20歩余りでした。

(尾籠なことですが忠実に書きました)

縄文時代の家と人




その後縄文時代の人が集落を作り住んでいます。

話しかけられたようで立ちすくみました。






「だいだらぼう」は地方の民話だと思っていました。

先日千波湖に行きました。

その時千波湖を作ったのは「だいだらぼう」だと云うことを知りました。






常磐線内原にも「だいだらぼう」がいて農耕のため土地改造をしています。


その時出来たのが千波湖でした。

この碑を見て「だいだらぼう」が実在したことを信じましょう。






「だいだらぼう」は非常に優しい人のようでした。

日本各地にいるようです。

あなたの側にもきっと居るでしょう。

だいだらぼっち でいだらぼっち だいらんぼう

色んな呼び名があります。

注意してみてください。




茨城より発信します 水戸の萩祭りが始まります

2011-08-29 00:12:47 | 茨城紹介
久しぶりに偕楽園に行きました。

偕楽園はご存じのように岡山の後楽園、金沢の兼六園

とともに日本の三名園です。

偕楽園の好文亭




偕楽園では間もなく「萩まつり」が始まります。

偕楽園の萩は伊達藩から贈られています。

「仙台萩~先代萩」歌舞伎のようですね。


特急スーパーひたち




萩はまだ殆ど咲いていません。

園内はまだひっそりしています。





竹林は静かでとても綺麗でした。

ミ~ン ミ~ン ミンミン蝉の甲高い鳴き声が聞こえてきます。


竹林





杉林




好文亭の修復工事は見られません。

好文亭の中門




遠方に見えるのは「桜田門外の変」オープンセットです。

随分通ったものでした。


千波湖湖畔のオープンセット




セットの様子をブログで紹介しました。


俳優さんが出てきました。







遠くは青森から、エキストラさんからもコメントを貰いました。

10数年も映画を見ていなかったのに「桜田門外の変」

最初に見ました。


千波湖




「いい色」が終わりに近づきました。

サイトが変わるのを始めて経験しています。


千波湖湖畔の花



新しいサイトでも茨城を紹介します。

思い出の旅はフイルムスキャンに時間がかかります。

ゆっくりスローで続けます。





思い出のサンフランシスコ

2011-08-27 07:00:00 | 海外旅行
もし海外旅行が出来るなら私はもう一度サンフランシスコへ行きますね。

5月のそよ風は心地よくサンフランシスコはとてもあかるい街でした。







フィシャマンズ・ワーフの新鮮なシーフードにワインは最高でした。

ホテルに戻るとフロントでワインツアーの案内がありました。

直ちにツアーを申し込み、翌朝7時マイクロバスが迎えに来てくれました。

ホテルを巡回しフィッシュマンズ・ワーフの車庫に着きました。






大きな観光バスが並んでいてガイドに従って乗車します。

バスに乗り込むと窓側はどこも満席です。

側に来て欲しくないな ~ そんな目つきの人が多いですね。






私は黒髪のアジア人と思われる女性の所に行き“ 空いていますか? ”

“ 空いています、どうぞ ”

バスはサンフランシスコ湾岸沿いを走りベイブリッジを渡りました。

素晴らしい眺めだが彼女の横顔が気になります。

ベイブリッジを渡ると小休止、 “ 自然が呼んでいます ”

彼女と名刺を交換して自己紹介が終わりました。

彼女はシンガポールの人で旅行社に勤務、旅の調査で渡米しています。

仕事で東京にも来ていました。





(ワインの入った樽の前)



“ ナパ・ワイナリー ” に着きました。

ブドウ農園を見てブドウの圧縮機の説明を受けワイン貯蔵庫の見学です。

試飲もありました。

食事はツアー料金に含まれていません。

彼女を誘って昼食です。

その時始めてカリフォルニア・ワインを味わいました。

カリフォルニア・ワインは美味ですね ~

彼女はサスペンスが好きで夏樹静子のファンでした。

夏樹静子? 話が弾みません。















ゴールデンゲート・ブリッジを眺めフィッシュマンズ・ワーフ到着解散です。

もう18時を過ぎています。

彼女を誘って夕食・シーフードにロゼワインで乾杯です。

時の経つのを忘れていると彼女が

“ 明日の朝5時発で帰国です、まだ準備が出来ていないので・・・ ”

私も一緒にケーブルカーに乗って終点まで行きました。

私のホテルは終点の一つ手前だが彼女のホテルまで送ってあげる積もりでした。






歩くわ 歩くわ 薄暗い道を1km 以上は歩いたでしょう。

中心街から離れた場末のホテルでした。

無事に彼女をホテルへ送り届けました。

ここでタクシーを待っても来る気配はありません。

薄暗い人通りの少ない道、急ぐほどだんだん怖くなりました。

遠くに光る海岸の明かりを頼りにやっとホテルへたどり着きました。

彼女からお礼の手紙が届きました。

シンガポールへの招きのメールに最適の季節は12~2月のようでした。

しかし香港風邪、SARS などで行く機会を無くしました。

クリスマスカードは2回貰いました。

メールの回数は年々減ってついに音信不通になりました。

怖かったが楽しかった思い出は鮮明に残っています。

人との出会い、これが旅の醍醐味でしょうね。


(1998.5.16 サンフランシスコに立ち寄って)

アメリカ東部の大地震

2011-08-25 07:00:00 | 海外旅行




23日アメリカ東部で大地震がありました。

M 5.8、 混乱するアメリカ人が放映されました。

その時、私は古い写真をスキャンする準備をしていました。

“ もう海外への旅は出来ないだろう ”

昔の写真をスキャンして海外への一人旅を楽しむ準備をしていました。

ここはワシントン記念塔です。





ホワイトハウスを見学して来ました。

大行列の観客です。





( 希な地震で観衆は驚いたことでしょう )


私は二度とここへ来る機会は無いのだから長い列に心棒強く並びました。

ホワイトハウスを前にしてカメラを向けると警備員に注意をされました。

ハウスの中には執務室やダイニングルームを見ましたが簡素です。

長い時間がかかったのに短い時間で中を通り抜けました。

ワシントン記念塔に登りました。

展望台からの眺めです。





正面に議事堂。

途中にあるスミソニアン博物館へ入ると

ライト兄弟が発明した飛行機が飛んでいるように見えます。




アポロ8号も展示されています。





これは22年前、アメリカ東部に住んでいる兄の招待で

母と一緒に行きました。





ナイアガラの滝を見物、好奇心の強い母です。





滝壺が見たいとせがみます。




滝を眺めて満足そうでした。

パチンコの玉がこんなに出たらなぁ ~
 


日本人観光客の声が聞こえてきました。




茨城より発信します 笠間、製陶ふくだの巨大花瓶 震災は厳しかった

2011-08-23 07:00:00 | 茨城紹介

2年前のことですが北関東自動車道で笠間へ行きました。

友部のPAで徳利みたいな巨大な陶器を発見!

さっそく笠間の観光案内所で尋ねました。

“ 製陶ふくだ ”

庭に度肝を抜くような 巨大花瓶が4本も立っていました。

“ 親方 ”と呼ばれていた福田さんが窯場を案内してくれました。




不思議に思ったのは巨大花瓶が座台の上に立っています。




(問い)倒れませんか?

(答え)花瓶には底がありません。

    中に頑丈な心棒で固定しています。

“ 福田の親方 ”

どうして作っているのか現場を案内されました。

大きな粘土のドーナツを竈の中で重ねていきます。


大きな円錐の竈です。





少し固まったところで次の粘土のドーナツを繰り返し重ねます。




追加のタイミングは技術、経験と勘、根気が大切でしょう。

型が出来上がって模様を付け上薬をして火入れをします。

パンフレットによると No. 7 体造っています。

重さは 2.5トン ~ 6,5トン

高さは 5.5 m ~ 11 m

直径  約 2 m

余りの大きさに呆然として上を眺めました。

庭に4体が立っていました。





一体はペルー共和国へ寄贈しています。

一体は茨城県に寄贈、国道355号に立っていました。。

登り窯




今度の震災で巨大花瓶は倒壊し登り窯も壊れました。








ここで写した写真をCDにコピーして親方に送りました。

記念になると大変喜んで貰いました。


招き猫






もう破壊した窯の後片付けは終わったようで9月頃再建にかかるようです。

親方、焦ってはだめです。

着実な復旧をお祈りしています !