2012年3月18日に放送された
世界の子どもがSOS・仕事人バンク☆マチャアキJAPAN7
アフリカ・タンザニア「ザンジバル」ドンゲ村
あの村人と掘った井戸が故障したと連絡を受けました。
完成して5ヶ月あまりしか経ってないのに水が出なくなった。
村人にことを考えると、いてもたってもいられない心境になりました。
連絡をしてきたのは、現地在住の日本人の方で、
井戸掘りロケで、通訳や準備に貢献してくれた女性の方です。
連絡はメールで届きました。
連絡を受け、すぐにテレビ局(制作会社)に連絡。
テレビ局側は「対応を検討する」と言ってくれました。
しかし、現地では井戸水が出なくなって村人は困っています。
一刻も早く復旧作業をしなければなりません。
ロケ中に知り合った、青年海外協力のボランティアの日本人男性も協力してくれて、
井戸そのものの水が枯れたとかではなく、ポンプの故障が原因ではと・・・
あの井戸を掘ったのは乾季の時期、だから今は水位が上がっているはず。
だから、私もポンプの故障と直感しました。
ポンプの故障となる2つの問題点を伝えました。
すると、やはり地中ピストンから水が上がってくるパイプの接続部分の切断
と、原因が分かりました。
修理は街の業者によって完了し、水が出たと国際電話で聞かされました。
ポンプのトラブルまでは村人では修理が出来ず、
意外なところに盲点があったな~、と、思いました。
村人2500人が使用する井戸。
現地通訳の女性の方も、そして私たち井戸掘りスタッフメンバーも、
「掘って終わり」ではなく、井戸に対しての責任をもっています。
今回は、現地にいる方の迅速な対応によって早期解決できました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ザンジバルは遠く、なかなか行くことができませんが、
今後、私自身も個人的に支援し、また行こうと考えています。