随分とほったらかしにしておりました。
今年は地震の津波や台風に伴う大雨など、全国で水害が多く発生しました。
人々の暮らしで、直接ダメージを受けたのが水道の断水のようです。
こうした状況から、手押しポンプ井戸の依頼が過去最高となっています。
しかしながら、手押しポンプは深さ7~8mくらいを限界としています。
10m以上の深さでも汲み上げれますが、かなりの力が必要となります。
家庭用の井戸ポンプは、100V400w以下のものが多く、
小さなポータブル発電機で使用することが出来ます。
通常、災害が起こると、電気、ガス、水道が止まる事が多いです。
そのため、非常用の最低限の対策として、
カセットコンロや、ポータブル発電機は準備しておきたいものです。
カセットコンロで、ちょっとした料理は作れます。
発電機があれば、照明器具を点灯させれます。
そして、井戸があれば水を汲み上げれます。
さらに、簡易浄水器があれば安心して飲用水に出来ます。
まあ、浄水器が無くても井戸水を沸かして飲めば大丈夫でしょう。
ただ、鉄分が多いとちょっと味が不味いかもしれません。
飲用不可の井戸水でも、短期間の飲用なら病気になることも無いでしょう。
災害が起こる前に対策を考える方が増えてきました。
あれだけテレビなどで災害地域を映されれば、当然かもしれませんね。
昔は何処の家庭に井戸はありました。
薪で御飯を炊き、料理を作った。
ロウソクやランプで灯を燈した。
考えてみれば、昔の方が災害時に強い生活が出来ていたのでは・・・
今の時代、公共の施設が普及した反面、災害時には人々をパニックにさせている
公共施設は、便利な反面、不便なものである。
我が命は我が守る。
そんな意識を持って頂きたいと思います。