浅井戸と深井戸の違いは何か?
15mを超えると深井戸とか、30m超えると深井戸とか・・・
まあ、浅いから浅井戸。深いから深井戸でイイんじゃない(*^o^*)
私の場合、地上式のポンプを取り付ける井戸を浅井戸。
水中ポンプやジェット式ポンプを取り付ける井戸を深井戸と言うことが多いです。
しかし、15mの井戸で深井戸用の水中ポンプを付けたり、
逆に、50mの井戸でも浅井戸用の地上式ポンプを付けたりする事があります。
なんで?\(◎o◎)/!
50mの深さにある水でも、被圧という帯水層の圧力により
地表面近くまで回復(上昇)してくることがあります。
地上式ポンプの汲み上げ揚程は8mですので、
水位が8mよりも浅く上がってくる場合、地上式ポンプで汲み上げることができます。
つまり、50mの深さから地表面近くまで自噴してくるということです。
これが、地表面より上に吹き出せば自噴井戸ですよね。
ラッキー(*^^)v
ところが、
地下水位が10mより深い場合は、地上式ポンプでは汲めなくなり
水中ポンプやジェットポンプを取り付けないと水は出てきません。
そうなれば、わずか15m程度の深さの井戸でも深井戸用の水中ポンプを取り付けます。
井戸は深く掘ればお金がかかります。
でも、地下水位が浅ければ、安い地上式ポンプで完成できます。
井戸は浅くても、水位が深ければ高価な水中ポンプを取り付けなくてはならず
ポンプ自体の金額が高くなります。
御理解できましたか?