大倉岳で一本、獅子吼で一本

朝起きたら寝室の窓がすんごい結露。窓を拭いてると桟のところに小さなヤモリ君がいるのに気がつきました。これから寒くなるので、外に放り出すのはやめときました。春になったら考えましょう。

今日も午前中は仕事です。軽くこなす予定だったんですが、１２時過ぎちまいましただ。昼飯はゴーゴーカレー。それから獅子吼エリアへ・・・。エリアに着くと風は着陸場へ吹き下ろしてる。西高東低とはいえ、高気圧の中心が揚子江の河口付近にあるので期待していたんだが、アウトっぽい。

クラブハウスのＰＣでライブカメラを見たら吹き流しがくるくる不安定。もうすでに１時になろうとしていました。大倉岳高原の練習場では風が入っているという・・・大倉岳へ移動を決断。獅子吼でグダグダしないことにしてるので、即移動です。大倉岳への移動は鳥越から尾小屋経由にしたんですが、途中サイクリストの集団に出逢って難儀しました。舗装してあるとはいえ、細い道がくねくねと登ったり下ったりしているのです。緊張しました。
さて、大倉岳高原の練習場ですが、一本走りましたが・・・ちゃんと浮いて滑空したところで、異変を感じました。スピードがついたままグーンと伸びる・・・追い風？ マズイ！！ コスモス畑手前で翼をシェイクして降下着陸。後ろから押されて吹き飛んじまうとこだった。w
翼をまとめて担ぎ上げで斜面を歩いて上がり、もうこの一本で風が売り切れたと判断しました。上がったところで、講習生さんが獅子吼エリアの風が変わって飛べるようになったとのこと・・・あー、ここの追い風は北風が弱ってきたからなのだね。時計は２時・・・。
グライダーをたたんで下山！ 獅子吼に戻ることにした。戻ってもまだ３時ってとこだ。まだ飛べる・・・かも・・・。

全速力で獅子吼に着いて、ゴンドラに乗り込んで空を見てると赤と青と黄色のＭ４と抹茶グリーンのＯ８。獅子吼のベテラーンパイロット達だ。あの空のおっさん達が着陸場へむかって高度処理に入ってる。渋い中粘ってたのに・・・コンディション崩れてきたの？ だよね？ よほどのことがない限り地上に戻ろうとしない人達だし。それに遅れてターコイズブルーのＤ２が遠く北から高度処理ゾーンにむかっていた。ギリギリまで飛んでいたいんだ・・・Ｔ見さんらしいなぁ。
さて、離陸場に着くと風はご機嫌がよろしくない。優しさがなくて、「飛びたいのなら飛んでみなさぁ～い」っていう上から目線の女王様状態。変態にはご褒美なんだろうが、あいにくおいらにはそういう趣味はない・・・が、飛ぶ。(爆)

最初のライズアップでは翼は上がりきらず、やり直し。風は少し強く入ってきた。しかし、かなり怪しい。ぐるっと回り込んでる感じ。翼の広げ直しをやってくれたＴＤの千Ｄさんが、出たらすぐにつぶされるかもしれないから注意しろとアドバイスをくれた（ありがたや）。２回目のライズアップで離陸成功。頭上で走りたがらない曲久郎を空へひっぱり出す。地から足が離れ・・・いきなり下降風！ まずっ！！　テイクオフ下の灌木めがけて滑空！！！ スピードが十分つくまで我慢し、ギリギリで向え角を上げた。僕と曲久郎は獅子吼の斜面から離れて外の空へ飛び出した。
空中では頭から抑え込まれる感覚。翼にも張りを感じない。この空域から胸をドキドキさせながら離れた。離れてからもハイバンクで旋回しながら下ろすなんてことはしなかった。初心者モードで両翼端折り（Big Ears）。だって、ゲインの哲さんが来ているんだもん。験が悪すぎる。w　彼が獅子吼エリアに来た時には、僕はやらかすことになっているのだ。

SAPPOROの季節限定ビールを飲んでみました。このメーカーは『限定もの』を醸すのが上手なんですよ。それが、まあ、ある意味僕の期待に答えてくれてサイテーの出来で出してくれてます。「美味しくない」んじゃなくて、　マ　ズ　イ　。ちょっと目を放している間に、この会社、どーなったんだ？？

本日のお酒：SAPPORO 冬物語　＋　宮崎芋焼酎　黒霧島