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お楽しみブック届きました

2014-06-14 10:38:13 | Weblog
夏の【ハンドメイドインジャパンフェス2014】のお楽しみブックが届きました。配布、宣伝用に作成されたパンフレットです。このガイドブックを見てもかなり催しの本気度というか、参加する方々、主催者側のレベルがものすごく高いんだなあということが分かります。こういうパンフレットというかプログラムって催し物のレベルを図るものなんですよね。私も自分の個展を開催するときのチラシ、南姫ラボのチラシを作るときはすっごく気を使いますし、入念に準備してつくります。また、配布する時期も配るのが遅くなるだけで集客力が全然違います。また遅いと「こんなに遅く宣伝して、やる気あるのかな」と思われます。とにかくお知らせは早く、が肝心です。

それから早すぎると開催することをうっかり忘れ去られてしまいます。早くお知らせしたら、第二、第三段階のお知らせや告知も必要です。イベントを作り上げるとはそういう気配りによって告知していくのが本当に大事なんです。人を集める、ということは人の気持ちを集める、ということにほかならないからです。
実際足を運んでもらうということがどれだけ大変なことかということを身をもって知っていますので足を運んでくれたということはそれだけでとてもありがたいことです。それをうっかり主催者が「当たり前」に思っていたら、もう二度とその人は足を運んでくれません。「信用」と一緒で、人の気持ちを掴むとは霞を掴むように難しく、大変なことです。

特に私の場合、配布用のパンフレットに関連したイラストに携わることも多いので、自分でそういう物を作るときは今までの経験がすごく役に立ちます。一番大切にしていることは、「しっかり準備して作った冊子」と、「慌てて作ったやっつけ仕事」の冊子は全然違うということです。表紙だけ見ても分かります。自分が作った時なんか明らかに満足度が違います。どう違うのかと言われると感覚でしか説明できないんですが、訴えてくるものが違う、とでも言うんでしょうか。思いを込めて作ったものって、その作品や商品から発せられる「見てみてー」という力があるんですよね。原価が高いか安いかとか関係なく。作りが上手いか下手かとも違う。

私が「すごいなあ」と思う色々な作品とか商品とかって、それが作り上げられる裏側にものすごい努力や工程があったりするんですね。それらが凝縮されてそこに存在している。パンフレットやポスターなんかも、イベントの趣旨や準備が一枚の画に込められている。そういう思いが込められた作成物は一目観た人に訴える力があるんじゃないかと思いますし、自分のイラストやチラシなんかもそういう風になったらいいなあと思いながらいつも作っています。