クリスマスカード、レターセット今年も販売しています

去年好評でした南姫ラボ特製クリスマスカード、クリスマスレターセット、今年も販売しております。ハンドメイドグッズ販売サイト「ミンネ」「クリーマ」「テトテ」にて購入出来ます。是非ご覧ください☆
また、お正月に向けて一足早くポチ袋などもありますので、まとめてご注文いただくと送料がお得です。この機会にご利用ください（＾ω＾）
ミンネ
https://minne.com/items/1129958
https://minne.com/items/1108885

クリーマ
http://www.creema.jp/exhibits/show/id/742302
http://www.creema.jp/exhibits/show/id/731743

テトテ
https://tetote-market.jp/creator/minamihime/cs2132461859/
https://tetote-market.jp/creator/minamihime/fk2197185634/

冬の始まり

街中でクリスマスの飾りつけや商品が多くなり、日に日に寒さも増してきた東京。暖房器具も使い始め、いよいよやってくる冬本番を前に、厚手のコートや冬用の布団を出して準備は万端と言ったところです。

ちょっと早いですが今年一年を振り返ってみました。
春、クラシックの コンサートや絵画展に精力的に出掛け、教養を磨くと共に大いに刺激を受ける。初夏、パシフィック横浜にてイベント参加。様々なアーティストとの交流で立体物制作の扉を開く。そのすぐ後、個展開催。急な催しにもかかわらず、過去最高の来場者となり、万感の思い。10年来となる友人に会うなど、自らのこれまでを振り返る良い機会に恵まれる。
私を形成する2大芸術家、「エロール・ルカイン」「ラウル・デュフィ」展に赴く。私の原点を再確認。
夏、国内を旅行し、古い友人と大いに語らう。アート仲間と都内にて芸術鑑賞を重ねて見識を広げると共に創作意欲掻き立てられる。オーダーのお仕事が頻繁に入るようになる。また、今年初めごろから新たに仕事の依頼を受けていた取引先での活動がいよいよ本格的になる。これまでにない種類のアート作成の依頼が増え、幅が広がる。
星空のレターセットなど、これまでにない種類の作品、商品が生まれる。自分だけの発想ではなく、私のイラストを理解してくれる第三者からの発想を基にした南姫ラボが出来るようになる。パッケージもリニューアルする。
秋、かなり多忙で中々個人的な動きは出来ないが、かなりのスキルアップに繋がる。この数年来の積み重ねがようやく功を奏している感じがする。
年末にはアート鑑賞や舞台を観に行く予定。

と、振り返ってみるとかなりアート、芸術に関わった一年だったような気がします。自分が生み出すだけではなく、いろいろな世界に触れたり、他の人に刺激を受けたりと、例年になく充実していたように思います。

来年は更に自分の絵や、絵だけに限らず創作活動を十分に繰り広げていきたいと思います。また、その為には絵だけではない世界に触れることがとても重要だと思っています。人との巡り合いも含めて、貪欲に突き進もうと思うのでした。

青空のした

昨日までのグズグズ空模様から一転、快晴の朝です。昨日の満月は白く冴え渡ってとても綺麗でした。

「仕事」ってなんだろう、と近頃よく考えます。
語源辞典には
しごとの「し」は、「動作」「行為を行う」意味のサ変動詞「す(為)」の連用形「し」で、「ごと」は「事」。
本来、しごとは単に「すること」の意味でしかなかった。
「すること」は「すべきこと」であり、「すべきこと」は生きていく為に働くことでもあるため、「職業」も意味するようになり、やがて「お金を稼ぐ為にすること」「職業」といった意味で「仕事」を用いることが多くなった。

とあります。
いつしかただの行為を表す言葉が、働いてお金を稼ぐ、資本を生み出して経済活動を促すような意味合いになってないかな、と思えます。
あるいは辛い業務、やりたくないことを表すような意味合いでも使われていないでしょうか。「今日も仕事」「仕事が溜まってる」「仕事が待ってる」って言うとすごいマイナスに聞こえるのは私だけ？
でも、仕事があるって、私にはすごく良いことだと思えます。それは私は自分の仕事が好きだから。好きなことを仕事にしてるって、周りからは気楽で良いわねって思われてるかもしれないけど、これはこれで全責任を負ってやってるんです。
病気や怪我をして書けないからって誰も代わってくれません。それで原稿落として、新聞や記事に穴あけたから、信用なくしたってナンの保証もありません。口を開けていたからって誰も仕事を取ってきてくれません。言葉遣いや、締め切りを守らなかったり重要な連絡を怠って仕事を失うことだってあります。
逆に、フリーだからって軽く見られて、散々作らされて挙げ句の果てに会社が倒産して原稿料回収できなくても誰にも文句言えません。
そんな可能性があっても、自分の描いた絵が、作ったものが、誰かに喜んでもらえるようなそんな今の仕事がやっぱり好きです。
保険屋さんの知り合いに、正社員にならないかと誘われたこともあります。安定した収入があって、肩書きがあって、その隙間に好きな絵を描いていれば良いじゃない、趣味の程度で楽しんでいればって。
もちろんその方は私の事をすごく心配して気にかけてくださったからそうおっしゃったんですけどね。

私はこの数年、「人生は1度きり」という言葉が常に頭にあります。
若くして突然亡くなることだってあります。死ぬまで行かないけど、病気で死ぬまで病院のベッドに寝たきりになってしまうかもしれない。
私の好きな正岡子規もそうでした。彼は自分の命をかけて俳句・詩歌の編纂という「仕事」をやり続けました。
自分が生きている使命のような、何事にも代えられない情熱をもって成し遂げたい、やり続けたい、ということ。お金を稼ぐだけではない、そんな魂の震えるような仕事がやはり、したいと思います。

誕生日

久しぶりのブログです。
前回が9月だったので、2ヶ月以上ご無沙汰していてビックリでした。かなり仕事が忙しく、落ち着いてブログを書くことも出来ないぐらいでした。

今日が誕生日なので、良い機会にまたブログを再開しようと投稿しました。
最近では、今までの漫画の連載やオーダー、似顔絵のお仕事に加えて新たな取引先が生まれたこともあり様々な分野のイラストを描いています☆
漫画を使用したチラシ、医療系の挿絵、名刺に使用する楽しいイラスト(それもウォーリーを探せのような発想力を試されるような！)それからLINEスタンプの作成。玄関マットのオーダー会社のデザインテンプレート、その他色々etc…本当にここ最近は短期間に色んな仕事をしました。

そこでふと思うのは、私はやはり絵を描いている時が幸せを感じると思うということです。それ以外のことももちろん一生懸命やっているつもりなんですが、何かほかと違います。紙に鉛筆でコツコツと描いていると、時間が経つのも忘れます。お仕事で描いている時もなるべく楽しんで描くことを意識します。そういう気持ちじゃないと良いものが描けないからです。イヤイヤやっていると、絵もそれなりです。

最近成長したな、と思うことが。
以前は良い絵が出来た時や良いアイディアが浮かんだら「私天才☆」って思ってました（笑）だけど、少し時間をおくと悪いところや足りない部分があって、最初思っていたより全然良いものじゃなかったりします。気持ちが盛り上がっている時と、客観的に見た時とでは完成度に差があるんですね。

この頃は「あ、良いのがかけた….」と思った瞬間、そういう気持ちになるよう心掛けています。良いと思うけど、全くの第三者が見たらどうかな？依頼した人の意図に本当に沿っているかな？ふと我に帰るというか。そうすると、意外と独りよがりな絵だったりするのが分かったり、違う視点が見つかったりするんです。これは本を読んでいたらある人が言っていたことだったんですけど。

同じような日々を繰り返しながらも、ちょっとずつ変化や成長をしていきたいなと思うのでした。