秋、そぼ降る雨

って感じの空模様ですね

昨日、男鹿和雄展に行ってきました
（以下ネタバレです。）


ジブリ効果ですごい人が並んでおりまして、
チケットを前もって買って行ったのに
1時間待って会場に入りました

しょっぱなは過去のアニメの背景画を中心に
ジブリでのお仕事の経過がずらずら～っと
展示されてまして、やっぱさすがだなあ、
上手いなあ、
なんでこんな光と影と書き分けられるのかしらあって
感じで見てました

物を良く観察するってことが大切なんですねぇ

その後、男鹿氏が水彩で描かれた画集書き下ろし
だったり、絵本の絵があったりして。
なんだかその絵が一番
「男鹿和雄展」っぽい感じがしました

集客のためにもジブリの背景を展示しておいて、
実は本当に見せたかったのはこういう
素朴な風景を水彩で自由に書いたもの
だったんじゃないかなあっと。
なんだかそれらの絵のほうが生き生きとしてて
（まあ、映画の背景なんだから監督ありきな訳で、
当たり前っちゃ当たり前ですけどね）
すごく面白かったです

つくづく、仕事って事を考えてしまいました
自分が特にやりたいことがあってそれが沢山の
人の目に見てもらえて、
そういうサイクルが大きくてコンスタントに入ってくる
というのが私の今の理想なんですけど、
なかなか難しいですよね

そのためには自分で色々努力したり
勉強したり、自分の中の土台を強くしないと

自分で自分を鍛えるのって、結構忍耐と
強い意志がいるんですよね

一人で部屋の掃除をするのと一緒で。
だってほら、
一人だけで自分の部屋の掃除をすると、
飽きちゃったり、とんでもないことに気がそがれて
そうじを中断しちゃったり、
そのまま掃除を諦めて遊んじゃったり
するじゃないですか

で、いつまで経っても片付かない、みたいな

掃除をしたい、部屋をきれいにしたい
という目的はあるわけなんですがね。

でも部屋の汚さにも臨界点があるので（笑）
臨界点を越す前にきれいにするか、
臨界点ぎりぎりまで待つか
本人の潔癖度によるんでしょうねぇ・・・

あー
なんの話だったんだ・・・？

名月や

今日は中秋の名月だそうです
夜中にベランダに出てみたら
なんと美しいお月様

きれいな月の有様と夜空の晴れ渡る様子に
こう、一種の興奮と言うか
ワクワクを感じるんですが、
多分大昔のご先祖様も
夜空を見上げて
こんな気持ちになってたのかなあと思うと
なんだか不思議な感じがします
それほどきれいなお月様です

月そのものもきれいですけど、
私は月のそばに少しだけ雲が漂っている
所が良いなあと思います。

月の明かりを一番受けて輝いている
雲のハイライトの部分が
なんとも言えない感じで、
月との距離感が空の広さを感じさせるような気がするし、
雲がゆっくり移動するのを見ているのも
また良いものです

上のイラストは、私が今年描いた
残暑お見舞いイラストの中で最も気に入っている
無花果の絵です

忙しい毎日の中では
ただ流れていく雲を眺めたり
ゆっくりとベランダで
お酒を飲みながら月を見ていたり
懐かしい友達に手紙を書く、
なんてことはなかなか出来ません

でも秋ですから、
ときにそんな時間を取ってみるのも
なかなかに良いものです

お彼岸

この前自分で

おはぎ

を作ってみました

うちの実家では毎年お彼岸にはおはぎを
作ります
私はおはぎが大好きなので、
子供の頃は毎年おはぎを楽しみにしていて、
大人になった今もよくスーパーで
買ってきます

ただ、買ってくるおはぎって
どこか違うんですよね
それはきっと各家庭での漬物とか
味噌汁の味が市販のものと違うっていう気持ちと
同じなんですけど

なのでこの前材料を買ってきて
自分で作ってみました

大量に作って知り合いの人たちにも
おすそ分けしてみたりして
自分で作ることが出来た喜びと、
一人暮らし始まって以来、
とうとう自分でおはぎまで作れるようになったかと、
達成感もひとしお

多少水が多かった感じがしますが、
それでも自分ちのおはぎに
限りなく近くなり、とても美味しかったです

一人暮らししていても、
こうして季節や暦の移ろいを
より感じていたいものです

おでかけマダム

多分うちの母親が見たら爆笑するであろう
たいとる

それは良いとして

髪を切りました
しかも自分で

私は結構髪の毛を自分で
切ってしまいます。

パーマだとかストパーだとか
特殊な技術が必要ならまだしも、
なんとなく今の髪型がままならなくて
少しヘアスタイルを変えたいな、
とか
熱いから少し髪をすきたいな、
というくらいなら
自分で切ってしまいます。

これが結構上手くいくので
最近はとんと美容室には行きません

今回は前髪が作りたかったのでばっさり

しかも突然ひらめいたように
切りまして、
実はちょっと失敗しました（笑）
少し短すぎたかな、と

でも、他人に切られて失敗するより
自分で切って失敗したほうが
気分はずっと良いものです
髪は伸びるんだし

でもすきバサミで切ったので
大分頭が軽くなり、満足感はあります。

明日からスタイリングに少し時間を費やそうと
楽しみです

自分の外見を変えるのは
とても好きです
なんだか気分もリフレッシュして
ワクワクするからです

リフレッシュと言えば、
うちのサイトの方を少し更新しました
今やっているメタボシリーズの
第2話を抜粋してアップしてあります
お暇があれば是非見てみてください。

かなりページもイラストもあるんですが、
全部載せるとかなり重くなるんで
選別して載せてあります

まだまだやらせていただいたお仕事があるんで
アップしていきたいんですが
なんせ性格が怠け者なので（笑）
じっくり寝かせてから
アップしますんで
気を長くして待っていてくださいね。

いいよいいよ

実は最近買ったＣＤがまたありまして、
米米クラブの最新アルバムでございます

出す出すって言ってて
日にちばかりが過ぎていたので
年末まで出ないのかと思ってたら
この前発売になってたのも
直前になって知りまして・・・

ついに手に入れました

横浜に遊びに行った時に
買おうかとＣＤショップに行ったら
さんざんな事があって
その時は結局買えず、

実家近くの田舎のＣＤショップで
探したら初回限定版が残っていて
すごく良いタイミングで買えました

ポップで
元気な曲が中心で
作曲した人の頭は大丈夫かな
と思うくらいのはちゃめちゃな曲もアリで
とことんはじけてるアルバムです

でも
やっぱり
その曲たちの根底には
聞いてる人を元気にしよう、
皆で盛り上がって楽しくやろう、
というメッセージがこめられているのだな、
と思いました

聴けば聴くほど
その魅力が増していく
そんなアルバムだなと思いました

ここ数日、実家で荷物の整理をしていました

というのも来月実家が引っ越すからです

母が現在実家で飲食店を営んでおりますが、
それが来月移転し、
今のお店から800ｍ先に新規オープン致します

それに伴って自分の部屋の荷物をまとめに
ここ数日通っては荷物をダンボールにまとめ、
紐でくくり、せっせと引越しの準備を
していたのであります

引越しの作業の中で
何が大変かって、
懐かしい品々を無視し、
「今時分がやるべきことは荷物をまとめることなんだ！」
という使命感と責任感の元に
手を進める強い意志を持つことです

ようするに、
懐かしい昔の写真や
昔自分が専門学校に行ってたときの
落書きや
卒業制作のメモ帳を読んで
その想い出に浸ってしまうと
作業が一向に進まないのですね

特にメモ帳はやばいですね
面白すぎて。

その時自分が何を考え、
どういうことをしていて
どんな事に重点を置いてたか、
実際どんな作業をしていたか
その時の時間に
タイムスリップするような感じに
陥ります

時間のあるときにそういう
面白い想い出の品々をじっくり見ても
良いなあと思うのですが、
引越しなんかが無いとなかなか見る機会も
無いのが現状でして、
結局泣く泣くダンボールに
押し込むことになります

ただ、一生懸命に毎日を過ごし、
友人や家族とも日々生活を共にして
生きていた昔の
（あるいは幼い頃の）
自分を思い返しながら、
またその時とはだいぶ状況が変わりつつも
やっぱり一生懸命生きている自分を
思いながら
荷物をまとめる作業は
なかなか刺激のある
連休の過ごし方なんじゃなかろうかと
思うのであります

読本するのやめますか、それとも人間やめますか

年代を誤解されそうな懐かしい
キャッチフレーズです

先日日記にも書きましたが
とてつもなく「守り人」シリーズに
どっぷりはまってしまっています

先日、止まらなくなるのを薄々分かっていながら
新宿の某大手書店屋で立ち読みをしたのが
悪かったみたいです

とうとう最新刊の上巻を買ってしまいました。

立ち読みは2時間くらいだったのですが、
どうしても続きを読みたくなってしまい
これは買うべきだ！という心の声に身を任せ
諦めて買うことにしました

やっぱり面白いです
戦争がお話の中で重要な流れになっているから
今までのシリーズとは物語の色合いが
少し違う、と前置きで知っていましたが
それにしたって内容のふくらみがはんぱない！

実は買った日に一度全部読み終わってしまったのですが
これは何度も読まないと次についていけない！
と思ったので今2度目を読んでいます

私は結構読むのが早いです
とにかく話の大筋が知りたくて知りたくて
多少内容を飛ばしても
とりあえず主人公達が
どうなってしまうのか情報を頭に叩き込みます

精根尽き果てて読み終わり、
体力の回復を待って
2回目、じっくり読むのが最近の傾向です

小さい頃は時間がたっぷりありましたから
他に何も気にしないで
ゆーっくり読書する子でした

大人になったら
仕事もあるし
部屋の片付けや
ご飯を作ったりする時間も必要です

そのくせ電車の中や
移動時間はたくさんあるので
時間を見つけながら
読まなくてはいけません

私は昔から本が大好きなので
子供の頃1日中家にいるときは
ご飯を食べたりするとき以外は
日が暮れるまで本を読んでいるような
子供でした

もちろん外で遊ぶのも大好きでしたけど
いかんせんむらっけのある性格ですので
「今日は本が読みたーい！」
と思ったら引きこもらずにはいられないのです

そんな気分のときに
雨がふったり
雪が降ったり
台風だったり
ものすごい寒い日だったりして
家に閉じこもる環境だと
なお更気分が高ぶって
引きこもりにエンジンがかかりました（笑）

今はそうも行きませんが、
ひさしぶりのどっぷりファンタジー気分
じっくり味わいながら
来るべき
秋の夜長を過ごせたらと思います

残暑残暑も秋のうち

遅ればせながらの残暑お見舞いを
自宅で引きこもって書いています

そうでもしないと書ききれない

友人も多いけど
私はその友人一人一人に
一枚ずつ手書きをしないと気がすまない
タチなので
一枚一枚絵を描いて
一枚一枚文章もその人と私にしか分からないような
事を書くのが好きです

だってそのほうが嬉しいだろうし
楽しいだろうし

今年は人物を全く書きませんでした
人物（いうなればキャラクターですが）を
書かない暑中お見舞いというのは
よく郵便局にある
「暑中お見舞いコンテスト」
とかで入賞してるような絵と
似てるような気がしてどうも好きになれなかったんですよね

ただ今年書いた残暑お見舞いの中で
無花果（イチジク）
の絵があって、
その絵が私の中で一番のできばえです

そしたら
果物・果実・野菜
とジャンル分けして書いているうちに
あれよあれよと静物シリーズができあがってしまいました

絵ってそんなもんですよね

今年も色々忙しい中でも描き上げられた
安心感でいっぱいです

懐かしい人たちに
元気がお伝えできたら嬉しいなあ

しばらくアップする絵は
残暑お見舞いで描いた絵の中から
選抜します
しばらく続きます

全力で少年でいたいもんですな

今週の火曜日に只今連載中のマンガ第4話目の
締め切りがありました

ひーひー言うのは毎度のことですが、
前回の3話目で、

もっと質が高く出来たはずなのに
自分のスケジュール管理と
力配分の弱さのために
それができなかった

という後悔がかなりあったので、
そのリベンジ、という
気分がとても強かった今回のマンガ

そのためか、今回のマンガとイラスト両方の
クオリティの高さは
今までで一番だと思います。

そりゃあ場数を踏めば段々と慣れてきて
仕上がり具合が良くなるのは当たり前ですが、
3話目の気持ちを多少ぬぐえた感があり
個人的にはとても満足いってます

ただ、どんな作品でも
やりきった後に100％の満足があるかというと
それはノーなわけで。
ここはもっとこうすればよかった、とか
ここはこうするべきだった、とか
色々な反省点は今回もたくさんあります

まあ、だからこそ
「次はこうしよう」
になる訳ですけどね。

まあ、そんな今週一週間でした

今日は帰りに
スキマスイッ○のベストアルバムを買いました

前からスキマは好きで、ＣＤは欲しい欲しいと思っていたので
やっと手に入れたって感じがします
内容は・・・
すごく良いです
ほんとに良い

この人たちはすごく才能ある方たちですよね
才能もそうだけど、
こうして世間でたくさん活躍できるっていうのは
その才能を思う存分引き出してる人達が周りにいる
ということだし、
スキマのお二人がそういう人たちをひきつけるような
魅力を持ってるからなんでしょうね

だって才能があったって、
人を思いやったり
自分たちのステージを支える人たちを
大切に思っていない人には
誰も付いて来ないと思うから

あと最近、読書熱が湧き上がってます。

上橋菜穂子の「守り人」シリーズが
昔から大好きで全巻持っているのですが
最近読み返してたらはまっちゃいました

今一番新しい巻が出てるみたいなので
近々買ってこようと思ってます

4話目のマンガを書き終えて思ったことは、
絵を描いてそれが仕事として自分の生活を支えている
こんな状況があるってことは本当に幸せだなあ
ってことです

お金のことや人のことで
心が疲れてしまうようなトラブルも無く、
一生懸命に生きていられる
それは、私にそういうチャンスを与えてる人達が居て、
私は全身でそのチャンスを自分の物にしようと
踏ん張ってる
それはすごくありがたいことだなあと
ほわあっと思いました