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WAVEが日頃気付いたこと、
現状報告その他

あの時の大人に

2016-04-29 09:03:52 | Weblog
最近、自分が子供の頃の大人たち(私が小中学校ぐらい)のことをよく思い出します。
私が小さい頃、クリエイティブな大人たちがたくさんいました。と言うとおしゃれな感じですが素性不詳、住所不定無職な大人達。だけどゼロから物を作り出せる、そしてそのクオリティーが非常に高い。そんな大人がいっぱいいました。その人達は(親も含めてですけど)「失敗は自己責任」「工夫する楽しさ」「自分から考え出すやり方」なんかを教えてくれました。教えると言っても、その背中を見てるぐらいで特にああしろこうしろと言われたわけではありません。今思えば本当に貴重な経験だったなあと思います。

今、その大人に多少近づけたかなあ、と思うことがあります。あ、もちろん住所もありますし、まがりなりにも職はありますけど…。私はずっと、小さい頃見た大人達の背中を追っていくのかもしれない、と思うのでした。

春を迎えて

2016-04-21 10:57:40 | Weblog
ブログの更新がなかなか出来ないほど、仕事が立て込んでおりありがたい限りです。
熊本の震災は、大変な現地の人々を思うともどかしい気持ちでいっぱいです。まずはライフラインがしっかり整い、一人一人が落ち着いてこれからを考えられるような環境が整うことを祈るばかりです。心からのお見舞いを申し上げます。

皆んなそれぞれが日夜仕事に、生活に一生懸命生きていると思います。もちろん色んな人がいて色んな人生があるわけですが、私は自分の今いる現状でまず出来ることを精一杯やる、というのが信条です。
線を1つ引っ張る、色を1つ塗る。コツコツ積み上げていくと一枚の大きな絵を描けるのと一緒で、人生を形作り、何か自分の生きた軌跡をそうした地道な努力が身を結ぶのはやはり忍耐力、地力だと思います。
もちろん途中で方向転換しても良いわけですが、軸となる心意気だけは同じです。自分の信じた道を真っ直ぐに進む。おかしいな、と思ったら立ち止まってよく考え、判断したら迷わず進む。間違っていたら潔く認め、また修正して歩き出す。それしかないのではないかと思います。それを「生きる力」と呼ぶんだと思います。

大変な状況、悲惨な出来事に置かれること、災難の只中、色々だと思いますが自分にできることの中で戦っている人全てに、エールを送ります。