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WAVEが日頃気付いたこと、
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夢に一歩ずつ

2016-06-04 08:41:07 | Weblog
今年に入ってから半分が過ぎました。
半期を振り返ってみて思う事は、例年になく自分のやりたいことや目標が達成できているような感じがします。

仕事の内容にしても、どのお仕事も自分の経験の為になるしやりがいのあるものばかりです。
もちろん一つ一つはとても大変で、難しいことも多々あるんですが
それでもやっぱり絵を描くお仕事がこんなにもめぐってくるとは数年前からしたら考えられなくてまだまだだなあと思うことの方が多かったです。

こうして良いお仕事や人に恵まれるというのは、本当に周りのお蔭なんですよね、きっと。ありがたいことです。

さて、最近はまっていることなんですが
金箔貼りにはまっています。突然何を言い出すのかとお思いの方もいるかと思うんですが、
家庭で簡単に金箔を貼る必要が出たとき(そんな必要性あるのか)に便利なのが、東急ハンズなんかで売ってる「スタンピングリーフ」なる材料です。
先日、訳あって小型ノートを作る依頼をいただいたんですが、そのノート(といってもメモ帳ぐらいの手のひらサイズ)に金箔を貼る必要があって、手作りで貼れるもんなのか調べたらそういう素材があるってことで試してみました。

いやあ、やってみて分かりましたが、あんなのやるもんじゃないですね。
ものの見事に大変な作業だということが分かりました(笑)

まずスタンピングリーフというキンキラ金の材料を買ってきます。また、スタンピングリーフ用の糊シートというのもあるんで買ってきます。

それから自分が図案化したものを白黒反転させてPCで描画し、プリンターで打ち出します。
打ち出したものをわざわざコンビニで「白黒コピー」してきます。
すると、コピー機のトナーで印刷された紙が出てきます。
このトナーインクというのが重要です。
家庭用のプリンターはトナーではなくインクジェットなので、インクの質が全然違うわけです。

トナーで打ち出された「黒一色の図案(白黒反転状態)」があります。
その上にスタンピングリーフをのせて、低温~中温ぐらいのアイロンをかけます。
すると、トナーインクが金箔に張り付きます。
紙をはがすと、トナーの部分の金箔だけが紙に残り、あとはスタンピングリーフ側に図案化された部分だけが残ります。

たぶん、ここまで読んでもよく分からないと思います(笑)
私も説明書読んでもちっともわかりませんでした(笑)

まあ、やってみると分かりますけどとにかく金箔が大量に無駄になります。

で、そのあとどうするかというと、
スタンピングリーフ用の「糊シート」を、図案と同じ大きさに切り、厚紙の上に載せます。
その上からやはり中温ぐらいの熱さでアイロンをかけます。
冷ましてから糊シートをはがすと、糊部分だけが厚紙に残ります。

その上から図案状に金箔が残ったスタンピングリーフをのせて、また中温ぐらいでアイロンをかけます。
冷ましてからスタンピングリーフのビニールを「おそるおそる」はがすと、厚紙の上に金箔上の図案が残ります。

これだけで2時間はかかります。

アイロンの掛け方がうまくいかないと最初からやり直しです。
最後に金箔がうまく貼れた時の達成感はなかなか味わえないほどです。
根気のある方、どうしてもご家庭で金箔をはらなくてはいけない方はどうぞやってみてください。