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WAVEが日頃気付いたこと、
現状報告その他

明日から7月

2015-06-30 22:40:05 | Weblog
怒涛の6月が過ぎようとしています。しっとりとした雨が気持ちのいい夜です。
だらだらと好きなことを書くより前に、しっかり告知を(笑)
個展で大好評でしたミニチュアアニマルズグッズを、ネットで販売しております。
「minnne(ミンネ)」
「tetote(テトテ)」
「Creame(クリーマ)」
ホームページより、作家名「南姫」で検索すると出てきます。
また、本日から早速minnne「ピックアップ商品」にも選ばれ、予想以上の反応にびっくりしています。ピックアップは「ステーショナリー」カテゴリに絞って、かなり下の方ですが載っています。

商品を見た人の「印象ボタン」も早々と押されているし、やっぱり根強い動物ラブ☆
これから新作も頑張って作っていこうと思っています。

ネットの販売額が500円以上からしか載せられないのでやむなくセット販売にしていますが、もし別個にほしい方は一度ご連絡ください。

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ここ数日、大事な友人たちと話をする機会があり、それぞれの話の中でいろんな気付きがありました。
特にその友人たちはとても自由な考え方を持っていたり、モノづくりや演劇といった形で自分を表現したり、といった大きなくくりでのアーティストたちなので、その考えは本当に刺激的です。たくさん勇気をもらいました。

私は自分の人生の中で今はまず間違いなくいろんな分岐点に差し掛かっていると思います。仕事にしても考え方にしても知識欲にしても、これまでとは違った見方や視野が出来るようになり、それと同時多発的にいろんな事柄が舞い込んできています。個展のお話にしてもそうでした。ギャラリーの閉店は確かに寂しいものがありますが、私は古いものが壊れたり、続いていた秩序が終わったり変わったりすることはむしろ良いことだと思う傾向があるので、何かを失うとかなくなるといったことをむしろ歓迎したいと思っています。

もちろん継続するということは素晴らしいことだし、コツコツと何かを培うには根気も体力もいります。それそのものは会社にしても文化にしても守ろうとすることは必要なのです。でも、自然淘汰されていくことにはそれなりに理由があるものです。新しい方向へ転換するチャンスだったり、これまで出来なかったことを始める機会であるかもしれない。月に満ち欠けがあるように、植物が枯れて種が出来るのと同じように、物事は終わって初めてまた動き出す、ということがあります。

ギャラリーの打ち上げで縁のあるアーティストの方々の打ち上げがありました。見ていて思ったのは、確かにみなさん寂しそうなのですが、男性は寂しさのあまり飲みすぎて潰れてしまったり、泣き上戸になってしまったりと散々でしたが、女性は「(オーナーに対して)またギャラリーやってくださいね、楽しみにしてます」「次、やりましょう、次です!」など、とても明るい感じがしていました。もちろん最後の片づけまで女性陣がしっかりやって、足元も確かに、最後の人を見届けて帰りました。
この違いはなんなのかすごく考えていたところ、友人と話していて気付いたのが(すべての女性に対して言えることではないにしろ)「やりたいこと、目標のある女性のたくましさ」ということではないでしょうか。特にアートなど、成功報酬ではなく「自分の達成感がご褒美」、「納得できることが満足感」と思っている女性は常に前を向いているような気がします。
男性は(もちろんすべてではありませんよ)何か評価をされて、それが満足感や達成感につながるということが多いのではないでしょうか。だから、自分の発表の場として使っていたギャラリーがなくなる、というのは恐れに近い、自分を拒否されたような絶望に近い寂しさがお酒によってさらけ出されたような、そんな結論を見出しました。
女性の方が、やはり新しい環境に対してより柔軟に、明るい考え方で進んでいける好例だな、と思いました。私も常にそうありたいです♪

ご褒美

2015-06-29 15:43:53 | Weblog
このところ個展と重なり、あらゆる仕事がクライマックスを迎え、実は疲労困憊でした南姫です。個展終了から少ししてその大半のお仕事に区切りがつき、ほっと胸をなで下ろしております。そんな中友人女性ら3人で女子会をし、束の間のご褒美タイム&女子トークに花が咲きました。
それぞれにイベントやお祝い事があったので、諸々のお祝い会でもあったのですが、私以外の二人へお祝いのプレゼントを色々探し回っていた時はとても楽しかったです。1人には沖縄の琉球ガラス風のぐい呑グラス(沖縄料理が好きで、お酒も大好きな彼女にピッタリかなと。)もう一人にはパーカーのボールペンをプレゼントしました。ちょっと大人な文房具、というのを人にプレゼントする、というのは私の夢でもあったので私の方が嬉しくなってしまいました(笑)
二人とも私より年齢が若いのに、全然年齢の差を感じないというか話していていいパワーがみなぎってくるような、そんな元気で可愛い二人の門出を祝うと共に、私自身のリラックスタイムとなったのでした。

パワーチャージして、またさらに一歩踏み出します!

南姫展を終えて

2015-06-28 09:59:23 | Weblog
ブログでのご報告が遅くなってしまいましたが、先日の水曜日に無事「南姫展Vol.4」全日程を終了いたしました。ご来場いただいたすべての方に御礼を申し上げます。また、今回残念ながらお越しになれなかったにもかかわらず応援メッセージをたくさんいただいたことも深く感謝いたします。多くの方のご支援をいただきながら、イラストレーターとしての活動をしていけることを改めて骨身にしみて感じた次第でございます。

長年にわたってお世話になりました新宿ギャラリーブリコラージュさんが、この6月をもって閉店することになり、個展として最後の展示会をやらせていただきました。私以外にも多くのアーティストの憩いの場所であり、最後に展示会をしたいという方はたくさんいらっしゃったかと思うのですが、ギャラリーのオーナー様のご推薦もあり、私がトリを飾らせていただいたことについては感慨深いことでございます。

アートと一口に言ってもその表現方法は千差万別。作り出すものは同じ水彩画、日本画、版画というジャンルであっても人によってその個性が出るように、写真でも立体でも同じものは一つとしてありません。人の人生も、同じ人生を歩む人が二人といないように、その人の人生はその一回、一瞬限り。芸術はあたかもそういった人生観をも映し出す鏡のような気がします。そして、ギャラリーはその人生の一こまを垣間見る空間であり、人と人との出会いの場、いろいろな人生が交差する場でもあります。
その出会いによって化学反応が起こり、人と作品との運命的な出会いであったり、あらゆるアイディア、ひらめきへと続くのが作品にとっての一番の幸せなのかな、と思います。もちろん創造主としても、自分の作り出したものを見ていただくことで作品が生かされたり、自分自身に気づきができたり、作品が人の手に渡ることで楽しんでもらうことがアーティスト冥利につきる、ことだと思います。

ただいま猛烈にお礼状の準備と、このたびの個展でご購入いただいた絵の発送とその準備に追われ、ついご報告が遅くなってしまいました。(facebookのほうには全日程での写真やコメントをアップしておりますので、もしよろしければそちらもどうぞご覧ください)

虫は脱皮を繰り返しながら成長します。古い皮を脱ぎ捨てて、新たな体を乾かして大空へ羽ばたいていく蝶のように、ギャラリーを卒業して新たな成長を遂げるために、これからさらに精進を重ねていきたいと思います。

重ね重ねになりますが、このたび個展にご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、そして日ごろから応援してくださっているすべての皆様に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
また新たなステージをご用意し、再びお会いできるのを楽しみにしております!!

竹下 南姫

Thanks Gallery BRICOLAGE!!

2日目、日差しの眩しい一日

2015-06-23 10:31:32 | Weblog
昨日から一転、お天気に恵まれた南姫展2日目、ちょっと早歩きすると汗ばむ陽気と、湿気で蒸し暑いお昼でした。

そんな中にも関わらずお昼から続々と知人・友人が来てくれ(お近くにお住いの知人は自転車で駆け付けてくれました!)るなど、賑わいを見せるギャラリーでした。

夕方からは、仕事帰りや仕事を抜け出して(笑)応援に来てくれる人たちに感謝の連続。それから、前回の個展開催中偶然通りかかり見て行ってくれたお客様が、ブログを見て駆けつけてくださいました。これにはさすがに感動・・・!実は今回急な展示会の準備で、ご連絡がすべて行き届かず、お知らせをお送りできていない方もいらっしゃったので、うまくブログやフェイスブックなどで広がってくれることを祈っていたのです。見ていてくださる方がいるというのは、こんなにも心強いものなのかな、と思います。心の中に暖かいパワーがみなぎる感じでした。

今回初挑戦したことが、「生活の中にアートを取り入れる」というコンセプトです。もともとナミラボがそういうテーマなんですが、日常使う小物や文房具に、アートを取り入れるということでより生活が楽しく、豊かになるのではないか、という気持ちで作っています。それから更に一歩踏み出して、もっとアートを取り入れよう、というメッセージを発信することにしました。

このたび販売している絵の中には、普段はあまり描かないような風景イラストや、小さい動物イラストなどがあります。どれも学生でも手が届くぐらいの値段です。海外では気に入ったアート作品を購入して部屋に飾るなどの文化が根付いていると思うのですが、日本ではよっぽど好きな方でもない限りお気に入りの画家がいたり、散歩中に素敵な作品があったからと言って買って帰る、などの文化はあまりないと思うのです。
でも、そういう芸術的感性を持つってとても素敵なことだと思うし、心が豊かな証拠だと思うのです。「アートは高い」「とっつきにくい」「奇抜なものは飾りにくい」というイメージを少しでも払拭できるよう、「飾りやすい、気軽に取り入れられるアート」をテーマにした作品を置くことにしました。

その一つが風景画で、外国のカフェの写真などを模写して自分なりの色付けをした、さらっと書き起こした小さい作品が2点、動物の水彩画を数点、それから入口には樹脂粘土で作った動物クリップや和柄のストラップなどを置いています。

コップのふちにぶら下げる「コップのふちにゃん、ふちワンコ」シリーズはかなりの大好評で残り2点になってしまいました。「日本人アート化計画」ますます進行していきます!

嬉し懐かし、南姫展初日

2015-06-21 21:11:35 | Weblog
あいにくの雨模様となってしまいましたが、今日の搬入時には多少ぱらつく程度で幸運にも大雨を逃れてギャラリーに辿り着きました。
今回の個展は当日搬入と言うことで、前日に少しだけ搬入させていただき、残りの搬入と飾り付けを午前中やることになっていました。なのでこれまで以上に段取りと、飾る物の選別、展示方法を入念に考えて行きました。もう4回目ということもあり、だいたいの広さと展示スペースの見当はついていましたのでそんなに心配はなかったのですが、開店時間までに間に合わせなければ!と意気込んで行きました。ギャラリーの方も、いつもの感じで手際よく作品を並べてくださり、とてもスムーズに進みました。
本日からまた4日間お世話になります。

さて、今回のテーマは「メモリアル」。このギャラリーにお世話になってちょうど4年が経ち、個展も4回目を迎えることになりました。そんなこれまでの南姫展を振り返りながらも、新しい作品もお披露目、という感じです。店内の様子はもう少ししたら公開しますので、今はご来場になってのお楽しみ☆

母が応援に来てくれたのを皮切りに、雨が上がってからたくさんの方にご来場いただきました。友人、知人の皆さんが応援に駆けつけてくれました。急なお知らせにもかかわらず、足元の悪い中駆けつけてくださり、大変嬉しいです。

こうして自分の仕事なりや絵の発表が出来るのは本当に幸せです。そんな幸せをしみじみと感じる一日でした。明日は天気もいい様子なので、気分も盛り上げて、2日目を楽しみたいと思います!

ナミラボ新作「アジサイのレターセット」「朝顔のレターセット」

2015-06-20 09:13:23 | Weblog
ナミラボ夏の新作は続けて2種類☆
「アジサイのレターセット」と「朝顔のレターセット」です!
この二つのモチーフは去年から課題で、ナミラボにしたくてうずうずしていました。今年の夏、ついに実現です!
「アジサイレターセット」
アジサイは6種類のアジサイを描き、柄にしました。
便箋(A5)8枚
封筒4枚
シール12枚
OPPパック4枚つき
です。



にじんだところを表現するのに苦労しました。うっとうしい雨の季節も、こんな柄のお手紙もらったら思わず気分が上がっちゃいそう?(^^♪

「朝顔のレターセット」
渾身の一作☆自分でも、花の絵を描いているときはこんなかわいい便箋になるとは思ってなかったんですが(笑)集めて、ちりばめて印刷してみたら・・・こりゃ可愛い!朝顔のレターセットが出来ました。やはり、朝顔というモチーフは、それだけで「夏」が感じられますね。この柄でどっかのアパレル企業さんとのコラボで浴衣を作ってくれないですかね(^▽^;)
苦労したのはつぼみの流線を崩さずに描くところと、朝顔の中心からの筋と花びら全体のにじみやグラデーションをどの程度まで残すか、というバランスでした。私の水彩画で特徴的なのは、絵の具の濃淡でアウトラインを作り出すところなんですが、あんまりそれを朝顔でやってしまうと、判を押したような形になってしまうような気がして。朝顔の花の良いところは、花びらの中心から外へ向かっての色の移り変わりだったり、その色の繊細さなんですよね。アウトラインを作り出すことでその移り変わりが分断されてしまうので、どうしようか悩みました。実はこの作品に取り掛かる前、相当試行錯誤を重ね、何度もテストで描き直しました。思い入れもかなりのものです。

便箋(A5)8枚
封筒4枚
シール14枚
OPPパック4枚つき
です。

朝顔は絵柄が全部で14種類!というのも魅力的。暑中お見舞いにもどうぞ☆

明日の個展で初お目見えします。今度の個展は「初めて」がいっぱい!今日一日全力で準備して皆様のお越しを心よりお待ちしております!

神様の気分

2015-06-18 08:24:08 | Weblog
ここ最近挑戦したかったことに、立体があります。といっても大きいものを作ろうというのではなくて、ミニチュアの粘土で何か作れないかなあというのがあります。というのも色々なイベントに参加するたびに、立体でアートを作っている方々から受けるインスピレーションが非常に強くて、私にも出来ないかなあといろいろ模索していたのでした。
今回初挑戦したのはまずお花でしたが、初挑戦するには早すぎました(笑)ものすごく難しいことが分かったので、もうちょっと上手くなってから挑戦することにしました。
次に挑戦したのは猫のモチーフを使ったもので、写真がそれです。これはなかなかはじめてにしては上手く出来たのではないか、というのと、作っていて非常に楽しかったです。まず形をどう捉えるか、それを指で作るのか道具を使うのか、粘土の固さ、柔らかさの調整など、基本的なことが分かってとても勉強になりました。
今犬を作っているんですが、それはもうちょっと小さく作れそうです。小さく作る、というのは本当に難しい。でも慣れてくるとどんどん小さく作れるようになります。
ミニチュアの世界のアーティストには足元にも及ばないほどの大きさですが、私がやるならアイディア勝負、これは最初から頭にありました。私がいつも絵で描くような、ちょっとくすっとさせるような仕草やモチーフの切り取り方、色の付け方でまずやってみようと思います。

それから、粘土の塊を徐々に形にしていく作業では、まるでこの世の生物を新たに生み出しているような変な錯覚にとらわれます(笑)きっと神様がいるとしたら、生き物を作り出す過程はこんな気分だったのかなあ、といった具合です。「もうちょっとこの耳の部分をこう、すると可愛いかなあ・・・」といった感じ。なんとも面白いです。

個展でお披露目するつもりなので、ご来場予定の方は楽しみにしていてください。


新作続々

2015-06-15 09:25:16 | Weblog
去年からの宿題で、アジサイを描きたいと思っていました。去年一枚だけ描いて根尽き果ててしまい、便箋にするまでに至らなかったのですが今年は個展もあるのでナミラボの新作の為にも頑張って描こう!と決意してまとめて描きました。ものすごく集中して一気に5枚完成。去年のと合わせてしっかりレターセット、ポチ袋にしてみたいと思います。色合いといい、私の大好きな感じに仕上がったのでナミラボの中でも珠玉の作品になること間違いなし、という感じです。乞うご期待ください。

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友人の女性が20代半ばで大決断をしました。住みやすい土地を離れ、もう一度自分が好きなことのために3年間修業に入るその決断に、私は尊敬の念を抱くとともに心から応援したい気持ちになりました。
20代の後半を東京から遠く離れ、キャリアや技術を積み重ねるためにあえてチャレンジに費やすことの不安はいかばかりか。でも、きっと彼女の3年後は実りあるものと思います。
人は年齢を重ねるごとに臆病になり、チャレンジ精神とは遠いところに身を置くものだと思います。大きな決断はどんどんできなくなるし、人の意見も耳に入らなくなるし、行動より口先ばっかりになることもあると思います。若いというのはそれだけで大いなる武器になるのです。

私もここ数年、あえて自分にとって難しい課題や怖気づきそうなチャレンジに体当たりしようと思ってきました。でないと、自分の世界がどんどん小さく狭くなってくるような気がして。「これがいい」ではなく「これでもいい」になってしまわないように。新しいこと、まだ知らない世界のこと、触れたことのない文化、初めて知る考え方、思いがけない発想、これらは10代、20代のころは当たり前に転がっているものでした。でも大人になっていくにつれ、こういった事柄は自らすすんで選び取らないと得られないことになってくるのです。

私も彼女に負けない気持ちでいこう、と心ふるえるような刺激を感じました。

一生かけてする仕事

2015-06-12 10:01:12 | Weblog
うまく画像がアップできないので、前撮ったナミラボ「ポチ袋」の画像を。
この週末をうまく利用して新しいナミラボグッズを作ろうと思っています。新作情報はもう少しお待ちください☆

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最近、自分にとっての仕事とは、人生の中でのやりがいについて考えたり、それに関する本を読んだりしています。
今は男女の格差なく働ける社会、というものが当たり前になっていて、昔と比べてだいぶ女性が働きやすい環境にあることは確かです。女性も男性も区別なく、自分の人生にとってやりがいのある仕事、何かライフワークと呼べるようなものに携われるとても良い時代とも言えます。

でも、そうそう簡単に「自分はこれをやるために生きているんだ!」と思えるような何かに全力で関われるかというと難しいこともあります。なかなか「これ」が見つけられない人もいるし、見つかっているのに諸所の事情でやりたいことを横において別の仕事をしている人もいます。

人間はぐうたらなものだと思いつつも、実は「何か仕事をしたい」と思っているものだそうです。全く何もやることがなかったり、社会的に必要とされない、というのは案外ストレスで、「あなたにはこれをやってほしい」というような仕事をしている方が精神的に安定するんだと聞いたことがあります。もちろん自分がやりたいことと、周りから求められることが一致していれば一番いいのでしょうけど。

私にとってはそれが絵であり、マンガであり、チラシやグラフィック的な仕事が正にそういうことです。でも今私がそういう仕事をしているのは、学校に通って技術を得て(もちろん家族に進学させてもらってのことですし)、一度は会社に就職してアニメの仕事を通して経験を積んで、フリーでやって、という軌跡を踏んで今のレベルに達しているわけですから、一朝一夕で今のようになれたわけではないのです。

やっぱりそこには「意志」があって、今があるということです。

20代の就職活動で困難な人たちがたくさんいます。せっかくの若い力のおおよそが就活のためにそそがれてしまっているのがとてももったいないとは思うのですが、そういう世の中なので致し方ない部分があるとは思いつつ。社会的には今の日本は豊かなんだと思うんですけど、若い人たちがみんな同じ行動をして就職を目指すしか生きる道はないのかなあ、と多少道からはずれた人間は思うんですね。
十人十色、平凡な20代の青年だって、それぞれに個性がありバックボーンがあるわけで、その人の特性がどこで活かされるのか、履歴書や面接だけでは分からない。
もう少し世の中の雰囲気が若者に寛容だったら、面白い人材っていっぱいいるんだろうなーとつい思ってしまうのでした。

個展まであと10日!

2015-06-11 09:23:21 | Weblog
自分で書いてて恐ろしいなと思うくらい、個展まで日にちが迫ってきました。ただいま展示用の備品をそろえたり、作品の選出作業をしています。

そこで、今回新たな試みとして、こちらのブログを使ってチャレンジしようと思うのですが
題して「南姫展リクエスト☆」
今まで南姫展で展示されていたもので、また見たい、と思う作品をメールで募集します。
mail@minamihime.com
まで、もし「また観たい」という作品がありましたら、おひとり様何点まででも良いのでお聞かせください。
もしかしたらまたあの作品に会えるチャンス!どしどしご応募ください。