待ちに待った山口アーツアンドクラフツも、それはそれは熱いうちにあっという間に終わりをむかえました。
こうしてお客さん側から見ると、せっかく気合いを入れて苦労して運んだ白い什器も、展示スペースが少ないためにあわてて作った段ボールの展示台のおかげで台無し。。。
てなハプニングもありはしましたが、二日間にわたってとにかくいいお天気で、開催者側の気合いとあいまって本当に暑い位でした。
hide初参戦のクラフトフェアは、初日の午後3時までは悪夢のようでした。
開始時間前から途切れることのないお客さんの流れ。
見て、手にとって下さるお客さんは結構多いものの、「ねっこが生えてる」と思わんばかりの動きの悪さ!
他の陶器などに比べて、単価にして「0(ゼロ)が一つ多い」程の価格差があるので覚悟はしていましたが、ここまでとは!
初日の午後3時頃までは1コも売れませんでした。
動きが出始めたのは、ラスト約2時間。
「あ、あの人、お椀見てくれてた人だ」
一度訪れてくれたお客さんが、まさに意を決した表情で、またはまだ迷ったような表情で2回目3回目と再び来て下さるのです。
お客さんの表情を見れば分かるようになりました。
いかにも意を決した顔で再び来られる方は、すぐに「これ下さい」と迷わず買っていかれるのです。
クラフトフェア初売り上げの際は、本当にホッとしたというか、心の底から「嬉しい」という思いを痛感しましたね。
そりゃあ、高い買い物だから皆さん迷われるんですね。
それでもやっぱり「いっちょ試しに買ってやるか」というお客さんがいてくれて良かった。
てなことで立て続けに4組のお客さんにお買い上げ頂き、hideの悪夢はどこへやら。。。
その日の夜は、お約束の飲み会。
その席では普段話す機会のない他ジャンルの沢山の作家さんと知り合うことが出来ました。
翌日も、広島の「知り合いパワー」などもあってまずまずの売れ行き。二日間のトータルでは、「まあこんなもんだろう」てなところ。
でも、やはりそれよりもこの山口で得たものは大きかったです。
売れっ子作家からhideのようなひよっこまで、同じ作り手として同じフィールドに対等に立つクラフトフェアだからこそ学べることがいっぱいありました。
そして、初めて見る高価なうつわを選んで下さったお客さん。
「来年も来るからね」とか「次回はこれかな」
なんて言って下さるお客さんに
「はい、ぜひとも!」
と応え、悪夢を見ていたはずのhideがいつの間にやら既に来年も出展の意欲満々。。。
山口の皆さん、ありがとうございました!
さあ、今週末は大阪の「灯しびとの集い」。楽しみです!
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